中本っぽいラーメンを作る研究
中本作成スキル上げ
中本が好きと言ってもそう連日食べていると流石に飽きるのである程度あいだを開けてハマるわけです。
前回のブームのときの記事が上記になります。
そのときはクックパッドのレシピを参考にしてました。
今回もどなたかの記事に触発されたフシがあり、それが……
あれ、触発された記事が確かにあったはずなんですが……
昨今の疫病騒ぎにかこつけた自宅中本の動画やらレシピまとめ記事やらに流されて見つからなくなってる……。
……。
えっと。
気を取り直して。
全開の記事は「味噌ベースの辛いラーメンを作る」が主題でした。
レシピも作成者には失礼ですがクックパッドでしたし。
今回触発された記事はもう少し細かく、中本を要素別に分解して再現する試みがされていました。
確かベースとなる味噌タンメン、上にかけるマーボー豆腐みたいなもの、そして辛味を出す肉。
この3種類だったはず。
まあリンク切れかなにかで最初の味噌タンメンを作る記事までしか読めなかったんですけど。
しかもその味噌タンメンの記事も、スープは味噌と野菜をベースにしつつ足りないパンチは化調で補うみたいなことが書いてあって、そっかーって感じで。
なので触発されたし参考にもしましたが真似はしてません。
そもそも化学調味料持ってないですし……。
結局どうしたの
味の方向性だけは参考にしつつ別の方向から攻めました。
大まかには野菜出汁に味噌を入れて野菜を煮込むようなので、それは真似しつつ。
あとはそのままだと記事のとおりパンチが弱くなるので、それを補う方法を考えます。
考えると言ってもただのクソ社畜にできることなんてそう多くはありません。
そもそもパンチってなんだ?というと、要するに濃い味です。
となると、できることは塩を足すか砂糖を足すか旨味成分が含まれる食材を足すかくらいしかありません。
なのでそれらを全部やりました。
じゅんびへん
まずやることは中本の味を覚えることです。
覚えてなかったらコピーどころじゃないですからね。
辛さに耐えられなくて味わうどころじゃない場合は一つ辛くないやつにしてみてください。
麺の甘さと赤い部分の辛さとは別にスープとか野菜の味噌味を意識できればひとまず大丈夫です。
それ以降は「あれ、なんか違うな?」ってなったらまたお店に行って「あーそーゆーことね 完全に理解した」ってなってください。
以降無限ループです。
カップ麺は美味しいですけどあんまりアテになりません。
つくりかた
というわけで最近の作り方です。
なお、これを書いてるアルパカは基本的に全部目分量というかあるものを食える形に持っていくタイプなのでご留意ください。
重要なのは味見スキルです。
塩を少しずつ足しながら味見をしてると、味がどう変わっていくかがなんとなくわかってくると思います。
以降の記載で「いい感じ」とか書いてあるのは基本的にその味見スキルがあると攻略が容易になります。
味見についてはこの本が勉強になります。(クソアフィサイト感を忘れずに出していく)
材料(n人前)
野菜出汁スープ的なもの
- 野菜くず(出汁用) あるだけ
- 水 野菜くずが浸る程度に
スープ
- 上記野菜出汁 全部
- 味噌 2
- 甜麺醤 1
- 醤油 1
- 味覇 1
- 塩 いい感じ
- 砂糖 いい感じ
- 胡椒 いい感じ
化学調味料には頼らない縛りなので、スープはよく味見しましょう。
わりとピーキーです。
個人の感覚なのでアテにならないかもですが、イメージとして味の切れ味が足りない場合は塩、威力が足りない場合は砂糖(場合によっては甜麺醤、味噌の追加投入を検討)を入れます。
なにいってんだこいつって感じですけどわりとそんな感じです。
ちなみにこのタイミングで以下を投入してもいいですが、食べるメンツによっては悲劇を生むので注意です。
- 豆板醤 1
- 粉唐辛子 いい感じ
スープに入れない場合は盛り付けで入れてください。
具材
- キャベツ 半玉
- 玉ねぎ 1個
- 長ねぎ 1本
- もやし 1袋
- にんにく 数粒
- 昆布 いい感じで
スープで煮込んで出汁の足しにしつつ味付けをします。
野菜の切り方は……中本を意識してください。
中本は野菜も美味しいですよね。
あんな感じで切り刻みましょう。
とはいうものの、煮込むと野菜はかなり小さくなるので「少し大きいかな?」くらいに切るとそれっぽくなります。
工程
以下の作業を適当に進めます。
作業時間については、時間効率とか意識して工程を詰められれば縮められるのかもしれませんがそもそも測っていません。
野菜出汁づくり
普段の生活で出る野菜の切れ端や皮を溜め込んでおき、小さめの鍋で煮込みます。
具材のキャベツやネギ類の普段なら捨てるところも流用できるはず。
野菜片は密閉容器に入れて冷蔵庫に放り込んでおけば意外と日持ちしますね。
どうせ煮込むだけなので、カビが生えないかぎりはセーフくらいの気持ちでいいんじゃないですかね。
野菜が柔らかくなったら麺棒とかで野菜を潰すととろみが出てくれていい感じです。
お腹が空いてきて、そろそろご飯を食べたくなってきたら煮込むのを止めます。
網とかで適当に濾しつつ、スープを大きめの鍋に移してください。
残った野菜は捨てます。
野菜くずをミキサーにかけてお好み焼きとかにする節約一家も世の中には存在するらしいですがそこまでの熱意はありません。
野菜を煮込む
野菜出汁を入れた大きめの鍋に、具材の野菜をぶちこんで煮込みます。
たぶん「これほんとにラーメンのスープになるの?」みたいな量しかないと思うんですけど、居酒屋の鍋料理がそろそろ食べられるかな?ってくらいまで煮込むと野菜の水分で汁が倍くらいになってるので、それをお玉4杯分くらいすくうといい感じにラーメンスープになります。
麺を茹でる
これがそれっぽいです。
近所のまいばすけっとに売ってました。
麺が太いので、スープに入れたらどんどん味を吸い取っていってくれる(延びるとも言う)ので、いい感じにあのタンメンっぽさが出ます。
どこのなんだろう?と思ってググってみたらメーカーサイトに記載されてませんでした。
なにこれこわい。
きいちめん、ってブランド?らしいです。
茹で方は特に工夫はありません。
野菜出汁を煮込んだ鍋だとこの麺を茹でるにはちょっと小さいよってくらいでしょうか。
2人前以上を茹でる場合はもうひとつ、寸胴鍋とかを用意するのがいいと思います。
盛り付ける
手順としてはこんな感じです。
- スープを入れる
- 辛くしたい場合は粉唐辛子と豆板醤を適量入れてかき混ぜる
- 麺を入れる
- 野菜を盛り付ける
スープについては火を止めた直後はくっそ熱い(当たり前)ので、麺の茹で上がりとタイミングを合わせるとしばらく誰も食べられないラーメンができあがります。
麺を入れるくらいのタイミングでスープの方は火を止めておくと良いと思います。
そんな感じ
そんな感じです。
試行錯誤中かつまた熱は冷めてきたので、今度またいい感じの作り方ができたら更新すると思います。