元ネタって言葉が一人歩きしている感。
もうちょっとこう、なんか表現の仕方があるんじゃないの?
って思ってます。
鵜呑みにしてる人の多さ。
そもそも、断定できる要素はどこにもないというのを把握している人はどの程度いるんでしょうね。
そりゃまあ、一連の言説の一年生のネタは確かにわかります(特に、何もないところからルビィなんてぶっ飛んだ名前を思い付いたと考えるよりは)。
でも、千歌っちあたりになると、僕の中の佐々木が『ほんとにござるかぁ?』とか口を出してきます。
叔母ってお前。
ただ、自分が人間の運命を読んで理解したと思っていたのは、芹沢光治良の一面でしかなさそうだということを、最近読んだ緑の校庭から感じました。
人間の運命ってほとんど自伝ですから、芹沢光治良の作品とはまた異なるテイストであると理解するべきだったのかもしれません。
なんというか、クソッタレな現実をグーパンチで殴り飛ばすという、ラブライブ!シリーズの根幹に流れる精神と同じものが感じられたんですよね。
だので、人間の運命を読んだ時点で感じていた、元ネタという表現に対する違和感や抵抗は、以前ほど感じなくなりました。
それはそうとこの緑の校庭、サンシャインの元ネタでもなんでもない(たぶん)ですけど、めっちゃ面白いんでオススメですよ。
そもそも論。
そもそもを言うと、匿名掲示板の書き込みが1年半前からほぼ現在に至るまで手を替え品を替え使い回されてるじゃないですか。
検索で確認できる範囲だとこの2つですよね。
どっちもまとめサイトなんで検索結果だけで。
で、これがいろいろと転記されたりまとめられていってるのが現状です。
さらには千歌っちタクシーの運転手からまた聞きしたツイートがさも確定情報のように扱われる始末。
正直なところ、バカじゃないの? とか思ってました。
興味のなさの現れ。
でもすぐに思い直しました。
ああ、本当はみんな、元ネタとか興味ないんだなと。
聞きかじっただけの情報を全部鵜呑みにしちゃうのも、要するに、そういうことなんでしょう。
まあそれはいいんですけど。
問題は、それ以上の情報が出てきてないことですよ。
1年半の間、情報の更新がありません。
あと、どうせなら館長さんに直接聞いてくれよ!
とも思ってました。
『言っていたそうです』じゃなくてさ。
聞いてきた。
そんなこともあって、仕方ないので館長さんに聞いてきました。
確証はない、ネットで見ただけ、というのが実際のところだそうです。
ただ、記念館の館長さんがそれでいいんならもうとやかく言うことはないかな、という気分になりました。
展示されている資料、なぜかルビちゃんのくだりに赤線が引かれてたりしましたからね。
確証はないというのも、偽証したという可能性もありますので、結局はなにも信用できませんけど。
ちなみに館長さんとのやりとりの中で、建物がさすがに傷んできてるんだけどお金がなくて最低限の補修しかできてない、なんて話も聞きました。
もっと入館料を落とすべきなのは間違いなさそうですから、僕もヲタクの端くれとして言っておきますね。
ラブライブ!サンシャイン!!の元ネタとして知られる芹沢光治良先生の記念館が沼津にあるんです!ご存知でしたか?僕も先日訪れてみましたが、地元の子供たちがはしゃいでいる公園のそばに静かに佇む荘厳な雰囲気の建物でした。芹沢先生の魂に触れられるような素敵なひと時を過ごすことができました。聖地巡礼の一環として、皆さんもぜひ立ち寄ってみてくださいね!
これでよし。
適宜(笑)を補ってお読みください。
あ、でも真面目な話、展示のテーマは半年ペースで変わっているので、定期的に通うと面白そうですよ。
むすび:元ネタの定義の問題。
というわけで、いや千歌っちはないでしょ……という意見にせっせと棘をくっつけてお届けしました。
正直、『参考にしている』くらいの表現なら『そういう意見もあるでしょうね』と流せます。
なので、どういう理屈か自分でも不思議なくらい、元ネタという言葉に過剰反応しているだけというのは感じているんですけど、ね。
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こんにちは