無駄にメガネケースを買い込んでしまったから格安ケースレビューとかしてみる。
第２回、中間報告です。
タダが普通だけど。
格安も何も、メガネを買えば開閉式のメガネケースならもらえる昨今。かの製品の市場価値はやばい少ないと言わざるをえません。
そもそも僕の場合は、風呂と寝るときくらいしか外さないので、ケースは使っていません。そんな生活をしてると、ケースってそもそも必要なかったりもします。
・・・なんですが、どういう因果か、年末年始にかけてメガネケースを買い込んでしまいました。経緯はこちら（関連：シーラカンス君はメガネケースにできるのか？）。
要するに差し込み式のメガネケースをぬいぐるみに埋め込みたくて、いろいろと買いました。なので差し込み式のものが主ですが、商品説明を勘違いしたため、そうでないものも混じってます。
せっかくだしレビューしてみる
さて、そんなわけでメガネケースを同時期に6種類くらい買い込むという、およそ普通の人生では起こらない経験をしたので、せっかくだからレビュー形式で紹介してみます。
amazonで『メガネケース 差し込み式』で検索して出てきた、300～500円の価格帯のものが対象です。
テーシーケース 差し込みタイプ ブラック G-7-2
皮的な素材でできた、薄いメガネケースです。薄くて柔らかいので、メガネを入れていないときは鞄の中であまり邪魔になりません。裏地は毛布みたいになってて暖かそうです。入りたい。
口のところがバネで閉じるようになっていて、両端から押すと、ガマグチのように開きます。そこに眼鏡を入れるわけですね。指を離すとぱくんと口が閉じます。落ちる心配はないですね。
ちなみに柔らかいといいつつも、それなりに皮的なものは厚みがありしっかりしているので、ある程度の衝撃からは守ってくれそうです。ただ、やはり柔らかさゆえに、押しつぶすような攻撃には無力そうです。
並べてみました。
（ちなみにシーラカンス君はすでに改造手術を受けているため、ぺったんこになってます）
サイズ的には少し大きいですが、柔らかいのでなんとでもなりそうです。というわけで、入れてみました。
どうみてもシイラですありがとうございました。
評価：あと一歩欲しかった。
入るには入りましたが、検討の余地が大きそうです。バネで閉じるのは一見便利ですが（普通に使ってみたら便利は便利でした）、シーラカンスに装填する用途においては逆にネックとなるという皮肉な結果となりました。
このシーラカンスが皮、メガネケースが肉ということですね！ ＨＡＨＡＨＡ！
次行きます。
携帯に優れた 薄型 メガネケース ブラック 2802-01
しっかりとした皮っぽいものが縫い合わされているケースです。ちょうどギターのハードケースみたいな感じがあります。
ぱっと見でシーラカンス君に入らなさそうです。
うん。
評価：ちょっと問題外。
残念な人に買われちゃって、すまんな・・・とメガネケースに同情するレベル。まあ僕が加害者ですけど。
メガネケース ウレタン セミ ハードケース ラウンド (ファスナー式 フック付き) ブラック 2899-01
一番の問題児。あるいは僕の目の悪さの証明。
ファスナーで開閉できて、ベルトとかに留められるフックもついています。ウレタンの外装はとても丈夫そうな感じ。ギターケースの例えで言えば、セミハードですね。
とかいろいろ書いてますが、いかんせん差し込み式じゃない以上はどうにもなりません。なんで買ったのかと、自分の判断が悔やまれます。
別に入るわけでもないです・・・。
評価：どうしようもない。
間違えたのは悪いとは思うんですけど、でも『差し込み式』って検索して出てくる方にも多少の責任はあると思います。
テーシーケース メガネケース 差し込みタイプ グレー S-7-10
併せ買い対象商品なので特に安いです・・・が、フェルト？を重ねただけの安っぽさ。簡単に折れ曲がるので、入るのは間違いなさそうです。
置き方がばらばらですね・・・。
うん。
評価：使い道が見えない・・・。
入るには入る、でもここからさらに眼鏡を入れることができそうにありません。普通に使ってみようともしたのですが、とにかくぺったんこで、開くのも地味に面倒なんで諦めました。これ使うなら普通のケースでいいのでは・・・みたいな気分になります。ものを使う力が試される一品。
MOSSA 革 風 生地 がおしゃれな 大人 片口 メガネケース ブラウン 2518-02
皮を折り曲げた眼鏡ケース。折り曲げたと言いつつも、折り目がついているわけではなく、自然にと隙間が空いています。今までの中では一番、『差し込み口』っぽさがあります。また、眼鏡を差し込んだ時も適度に押さえてくれるので、逆さまにした程度では眼鏡が落ちることもなさそうです。
折り曲げたところ、入りました。
評価：それっぽさはある。だが・・・
入るのはまず喜ばしいことです。自然な感じで口が開いているのも条件を満たしています。しかし、入れるために曲げている折り重なった部分が、そのままでは邪魔になってしまいました。これまた、眼鏡をさらに差し込むのが難しそうです。
対策としては、隙間なく折れるように折り目を頑張ってつけるか、あるいは不要な部分を切り取る ことでどうにかなりそうです。構造はとても単純なので、それくらいならできそう。
BOXY 差込式メガネケース(半アルミ)BX4-14.
半アルミの表現の通り、平らなアルミ部分と半円の柔らかい何か部分とで構成されています。自然な感じで口が開きつつも、眼鏡を入れると適度に押さえつけてくれるため、これも落ちてしまうということはなさそうです。
サイトの説明では大きい眼鏡だと入らないことがあると書かれていました。僕の眼鏡はjins paintで買ったもので、セルフレームタイプのためごく普通のサイズ感です。ごついサングラスや大きな丸眼鏡など、特別『大きい』ということが特徴の眼鏡だと、厳しいかもしれません。特にメタルフレームだと、押し込むように入れるのは怖いですね。
いままで紹介したケースと比べると、だいぶすっきりしたシルエットです。
ただ、問題はシーラカンス君の口の狭さ。ここまでいじくりまわしてようやく気付きました。大きな口というイメージの割に、内径自体はだいぶ小さいです。口の内部をしっかり裁縫してあるために、厚みが出ちゃっているんですね。
ですが・・・。
入りました。かなりギリギリです。口が裂けるんじゃないかと心配になりました。半円じゃなかったらダメだったかもしれない。
また、しょせんアルミなので割と簡単に曲がります。端の方を少し潰せば、もっと楽に入りそうです（押し込んでから気付きました）。
評価：まさにシーラカンスに仕込むためのケース。
あまりにギリギリなので、シーラカンス側に個体差などあったらもしかすると入らないこともあるかも・・・？ とは思いつつも、ここまでぴったりだと、シーラカンスに仕込むために作られたと言っても過言ではない！ みたいな気分になります。過言ですけど。
特に加工の必要なくこのまま使えそうなので、次回は、これをベースにメガネケースを作っていくことにします。
むすび：珠玉混合、激安メガネケース。
というわけで、むやみに買い物をしてしまいあまりにもったいないので、（限定的な用途での）レビューをしてみました。いいから完成記事書けよという心の声を無視して。それにしても、完璧なニーズの満たし方をしたケースがある一方で存在価値に疑問を感じるケースもあったりして、
それにしても、うまい具合に仕様を満たすメガネケースが見つかったものです。次回は、製作過程とか、完成したシーラカンスメガネケースとかをご紹介できればと思います。
前後の記事はこちら
- シーラカンス君はメガネケースにできるのか？|アルパカのサンドバッグ
- シーラカンス君がメガネケースになった日（手順解説・前編）|アルパカのサンドバッグ
- 【完成】シーラカンス君、メガネケースになるってよ（手順解説・後編）|アルパカのサンドバッグ
ところで、最後の半アルミケース以外はもう必要なくなってしまいました。使用感あります（一部折り目ついてたりします）が、欲しい方がいたらお譲りします。着払いで。
ご連絡お待ちしております。
