シーラカンス君はメガネケースにできるのか?
シーラカンスはメガネケースの夢を見るか?(意味不明)
意味わかんないよね。
僕もわかんない。
言いたかったんだ。
ごめんね。
シーラカンスがメガネケースと間違えられる
シーラカンスのぬいぐるみをリュックに刺している。
見たことない人は意味が分からないと思うので、これを見てほしい。
シーラカンスをリュックに刺している。
間違いない。
あなたのPCは正常だ。
これは本当に装飾でなんの意味もない。
しかし、なんの意味もないことはあってはならないと思う人は一定数いるようだ。
いままでに何度か、次のようなことを問われている。
『それなに? メガネケース?』
シーラカンスを開いて眼鏡をしまうという発想は自分には考えもつかぬことだった。
だが、言われてみるとなるほど、確かにちょうどいいサイズ感と言えぬこともない。
ならば期待に応えよう
個人的にも、どうせならささやかなヲタクとしての主張、それ以外の用途があればいいのに、ペットボトル入れとか、などと思うことはあった。
であるからして、その別の用途が向こうからやってくるならば願ったりかなったりなのだ。
さらに、シーラカンス君がメガネケースとなれば、コンタクトを付けている間に入れておく本来のケースが不要となる。
まさに一挙両得、一石二鳥というべき考えである。
・・・もちろん、本当にメガネケースになるのなら、という話ではあるが。
世間にある動物型メガネケースの種類
ぬか喜びを是とする趣味はないし、なにより一口にメガネケースにするといっても、使った経験は多いが作った経験はない。
経験がないものを作るのだから、前例にすがろう、もとい、参考にしようと思うのは自然な成り行きだ。
というわけで、ひとつ動物のメガネケースについて検索してみた。
きっとその手の商品は腐るほど作られているだろう。
はたしてその期待は違わなかったが、しかし、若干的を外していたと言わざるを得なかった。
かように微妙な表現になってしまうのは許してほしい。
というのも、判で押したように同じようなデザイン、決められたようにいずれも横一文字に開くごく普通のメガネケースだったからである。
これを参考にしようと思ったら、シーラカンス君の腹に指を立て、三枚おろしよろしく、えいやと開くことになってしまう。
内臓かよ。
せっかくの魚の意匠であるのに、そんなまな板の上でさばくような様相を呈してしまうのはいかがなものかと考えてしまうのも、無理からぬことだ。
いや、魚だからこそそういう趣向にするのも悪くはないかもしれないが、ひとまず僕の考えを聞いてほしい。
ここまでこき下ろした評価をするのは、要するに僕の頭の中にある程度の完成形が描かれているからだ。
世間に前例がないとすると、いやそんなことはないはずで、きっと探し方が悪いのだろうが、とにかく見つからないことには仕方ない。
恥を忍んで、とにかく僕の案を、白日の下に晒すしかあるまい。
シーラカンス君をメガネケースにするならこうする
僕の案とは、魚が眼鏡を丸のみしている・・・というものだ。
冒頭の絵もそのつもりで描いた。
信じてくれとは言わないが。
そもそも、メガネケースの種類は大きく分けて2つ存在している。
1つは前述の、ぱかり、と開くもの。
そしてもう1つは、ここで使おうとしている、差し込み式のものである。
これをぬいぐるみの中に埋め込むことで、差し込み式のメガネケースとして使えるはずと踏んでいるのだ。
サイズ的に問題ないはず。
一応、アマゾンの商品説明を見てみる。
サイズ:幅:11cm、高さ:10.5cm、奥行:24cm
直径10cmの円を考えればいいように見えるが、確か彼奴はそこまで大きくなかったように思う。
おそらくエラ込みのサイズなのだろう。
だが、大きめのメガネケースとどっこいのサイズ感なので行けそうである。
眼鏡と一緒に置いたシーラカンス君のサイズ感からしても、眼鏡を保護できる硬めの素材のケースを埋め込み、さらに眼鏡を飲み込ませることは可能そうだ。
この方向で考えを進めることにしよう。
懸念点、ケースは・・・?
存外問題なくできそうな計画だが、一つだけ気になる点がある。
差し込み式のケースはあまり数がないということだ。
そもそも眼鏡のケースは両開きというか、観音開きというか、とにかくぱかりと開くものがメジャーであり、差し込み式のものを使う向きは少ない。
さらにそもそもを言えば、そもそも眼鏡はかけたらかけっぱなしの人が一番多く、ケースを使う人が少数派である。
そんな環境の中で、市販の、ぬいぐるみに埋め込むのがぴったりなケースが見つかるだろうか?
案外あっさりと見つかった。
いけそうなのはこの辺かな・・・?
ぐだぐだ言ってないで探してみるものだ。
100円とはいかないが、気軽に試せる値段なので、全部試してみるとしよう。
今回は理論のみ、次回は実践編
さて今回は、シーラカンス君にメガネケースを埋め込むことを(言われて初めて)思いつき、実行計画を練ってみた。
サイズ的にも見た目的にも、実現に当たって特に問題はなさそうだ。
埋め込むためのケースが届いたら実践してみることにしよう。
続きを載せるのを忘れていた。
- 無駄にメガネケースを買い込んでしまったから格安ケースレビューとかしてみる。|アルパカのサンドバッグ
- シーラカンス君がメガネケースになった日(手順解説・前編)|アルパカのサンドバッグ
- 【完成】シーラカンス君、メガネケースになるってよ(手順解説・後編)|アルパカのサンドバッグ