本当の自分は自分には見えないというのは少なくとも自分には本当だった。ストレングス・ファインダー結果考察
ストレングス・ファインダー結果考察
ストレングス・ファインダーがえらい面白かったので、この結果についてもう少し考えてみようと思った。 
ひとつひとつ振り返ると、上位の資質の方が無自覚で、下位の資質の方が思い当たるところが多かった。 
そんな話です。
ちなみに、ストレングス・ファインダーとは何かについては、こちらで書いています。 
『どちらでもない』が多い人はストレングス・ファインダーをやるべき
僕の強みの上位5つは、以下のものらしいです。
- 最上志向
- 内省
- 達成欲
- 学習欲
- 着想
これについて考えるのが最近はちょっと楽しいです。 
ただ、これに没頭するのが許されるのって、たぶん大学生か・・・せいぜい、新社会人までな気がしてます。
ただまあ、最低限、「自分はこういう人間なんだ」と言える程度には、まとめておくのは悪くないかな思うので、つらつらと、思うところを書いてみました。
最上志向
平均以下に意味はない
いまのところ、これについて思うのは、悪い影響の方が大きいなあ、という点ですね。 
「飽きっぽい」、という形で僕に影響を与えています。 
だいたい中堅どころまで行くと、つまり上がいることが実感できてしまうと、登り詰めようという気がなくなっちゃうんですよね。 
どちらかというと、「達成欲」が満たせないから、ということの影響が大きいかもしれませんけど。
それと、以前にマイナー好きについてどうこうと書いたんですが。 
この資質に引っ張られていたみたいです。
その辺の考え方って、人によって違うのか・・・と、驚愕しています。 
それとともに、自分の考えをさも万人に当てはまるようなもの、「誰しもそういうところはあるでしょう?」のように書いてたので、少し恥ずかしくなりました。
人の才能を見抜く
そんな才能があるような書き方をされていて、少し驚きました。 
ただ、今までに付き合いのある人を思い出すと、だいたいどこか、突き抜けてるような人を好きになる傾向があるような気はします。 
そのあたりのことを言ってるのかな、という気がしました。
弱点を克服させようとする人を避ける
これはすごいわかります。 
自分の苦手なことについてのアドバイスとか、その場ではいいこと言ってるなーと理解はできるんですが、僕の中には何も残りません。 
そもそも、感想が他人事ですよね。
わかってもらえる人だけわかってくれればいい、みたいに思ってます。 
ただたぶん、いまのままだと(たとまが多い)、そのわかってくれるはずの人にも伝わらないという危惧はあって、そこはどうにかしたいと思ってます。
内省
頭を働かせることが好き
なんでもかんでも好きというわけではないですが、頭の中に放り込める程度の複雑さの事象についてあれこれ考えを巡らせてます。 
というか、花丸さん考察とかまさにそんな感じだなあと思いました。 
あんまりそこから何かを生み出してやろうとかいうのはなくて、矛盾とか原因を考えています。 
たぶん、そこから出てくるものが世間一般に理解されないものが多いのは・・・「着想」の影響が強いから、かもしれません。
自分の行動とかをあれこれ考える
結構あります。 
嫌なことをいつまでもうだうだ考えちゃう感じです。 
これ、才能だったのか。 
ただその割に、予定している人との会話をどうするか考えるとか、自分の行動の結果を考えるなんてことが一切ないです。 
というか積極的に苦手です。 
僕は「未来志向」とかすごい低いのかなあ、なんて思いました。
また、「うまく人を説得できなかったとして、次に似た機会があったらどうするか?」なんて方向にも、まったく意識が向かないんですよね。 
「戦略性」とかも低そうです。
達成欲
常に何かを成し遂げている必要がある
自覚できる強みとしてはこれが一番強いかもしれません。 
書いてある通り、休日をだらだら過ごすことに罪悪感を覚えます。 
何かしたいことがあるというわけでもないのに。
うん、あってますね。
職場のペースメーカーとなり・・・?
ここらへん、急に変なことを言い出した印象があります。 
単純に時間をかければ成果が上がるという考えで書かれてるんで、長時間労働を推奨するような書き方になってしまっているようです。 
本の方にも、「残業を喜んで引き受けますしそれを評価しましょう」なんて書かれていたり。 
やめて!
とはいえ、別にそこを目的として書かれているわけではないことくらい、わかります。 
それに、目の前に作業がぶら下がっていたら、それに飛びついてしまうというのはすごいよくわかる話です。 
生産性についての考え方を見直して、うまいやり方で達成欲を満たすことのできる方法を考える必要がありそうです。
学習欲
あなたは学ぶことが大好きです。
とてもわかります。 
新しいことを使いこなせるようになっていく過程が好きです。 
達成欲もあるので、新しいことにいろいろ手を出しがちです。 
なんでも、最初のうちはどんどんできることが増えますからね。 
RPGとかの、序盤のレベル上げがすごい好きです。
短期プロジェクトが向いている
そうですね・・・えらい大変だけどね・・・。 
向いているとは思います。実際。 
リーダーやれとか言われなかったり、あとはちゃんと有給が取れるような計らいがあれば、辞めようとはそんなに思わないんですけどね・・・。
でも、達成欲が高い割には怠惰なんですよね。 
活発性とか低いのかな。
学習の成果は重要ではない
これもその通りですね。 
学ぶことが楽しいというのはかなり思い当たります。 
で、ある程度知識がついてくると学ぶ速度が落ちてくるので、他に興味が移ります。 
飽きっぽさが加速します。
着想
物事を結びつけるのが好き
大好きですね。 
サタスペとかもう見えないRPGとかで起きる一見不合理な出来事に、理由を付けるとか。 
GODが気ままにひっくりかえす設定に、自分なりに理由を見出すとか。
常識をひっくり返すのが好き
うん、重箱の隅をつつくようなことを日々考え続けてますね。 
そういえば、陰謀論とか、実はけっこう好きだったりします。
たぶん、この資質がない人には、これと前の項目は全然別のことに見えたりするのかな、なんて思いましたが、どうなんでしょう? 
自分には、考えることと、この2つを同時に満たそうとすることは、違和感なく受け入れられます。
エネルギーが電流のように走ります
なぜそれを知っている!? 
ってなりました。
これだ! ってことを思いつくと、その発見に体が震えるような気持ちになるんですよね。 
アルキメデスさんとかモグの狂信者はこんな気持ちだったんだろうな、と思うわけです。
むすび:一通り見てみて
順位が下がるほど違和感なく受け入れられる
そんな傾向がありました。 
書くのに飽きてきたのもありますけど、4位の学習欲と5位の着想は、「あーはいはい」って感じで流してますよね。
強みとしては弱いために、「使っている」という意識があって、それで自覚できているんでしょうね。 
他の上位の資質とか、ちょっと気になります。 
74ドルか・・・。
上位の資質は、当たり前すぎて「みんなやってる」と思ってた
これも言えそうです。 
というのも、確かに最初は違和感を感じたものの、よくよく読み込むと、
「確かに思い当たるけど・・・これ、当たり前のことじゃなかったのか・・・」
って思うことが多かったからです。 
本の中でも、自分の強みを無自覚に生かしていた教師が、「でも、それは、みんなやっていることじゃないんですか?」と発言する例が紹介されていました。
ここから、次のことが言えそうです。
すごい人は上位の資質に納得できる
つまり、意識的にせよ無意識的にせよ、上位の資質を活用しているということですね。 
先にあげた教師の方も、強みという自覚はなかったかも知れませんが、僕のような驚きは感じなかったはずです。 
せいぜい困惑する程度でしょう。 
実際、彼の発言がそれを物語ってます。
本当の本当に得意なことって、実は見えてないことが多いのかもしれません。 
僕は、最上志向も内省も、むしろ欠点だと思っていました。 
これをどう生かしていくかが、これから大事になるような気がします。
