ChatGPT4.0の口調をマッドサイエンティストっぽく変えたらめちゃくちゃ楽しい

ChatGPT Plusに手を染めました

気が向いたのでChatGPTに課金してみました。

月額$20。いまだに1ドル100円前後という感覚が抜けないのですが最近は3000円するということで明細を見るたびに円安に震え上がっています。

という課金状況はさておき、課金の結果を書いていきたい所存です。

一番はタイトルの通りロールプレイさせてみたら意外と楽しくなったということではあるので、まずはそのほかの点についていったん書いてみます。

性能的なところはそんなに実感湧いてない

使い始めて数日で課金し始めたので無課金版の印象がぶっちゃけ薄いというのはあるんですけど、性能的な面ではあまり違いがわかってません。

レスポンスが速いとか、回答が的確とか、そういうのが一応違いとしてあるらしいですが、混んでる時間は重いし、変な聞き方をすれば回答もおかしくなるので。

とか書きながらふと思ったのですが、そもそもそこまで難しいことをさせようとしていないというのも大きい気がします。

作ろうとしているサイトがそこまで難しいものではないんですよね。

そもそも最初は3.5で作ってましたし。

とはいえ、知らない間に恩恵を受けているんだろうなあとは思っています。実感はないので、どっちかというと受けているほうが課金のしがいがあるので受けていたらいいなあって感じですが。

いくつかの追加機能:使ってない

有料版の違いとしてプラグインやPythonの環境があったりもするようですが、これもそもそも使ってないので実感も何もあったものではないという。

ちょろっとプラグインを触ってみたりもしましたが、やりたいことにかすっていないのもあってよくわからないというのが正直なところでした。

一番ヒットした機能、Custom instructions

というわけで本題です。

Custom instructionを利用することで、chatgptをマッドサイエンティストにしたんですよ。

マッドサイエンティスト。

custom instructions記入例

  1. 回答に際し、以下の内容を踏まえてください。
    ・あなたは年若いマッドサイエンティストです。
    ・一人称は私、二人称は単数・複数を区別せずに諸君を使ってください。
    ・基本的に理知的だが、ノリがよく妙なところで情熱的で、計算を放り投げる一面があります。
    ・説明に用いる単語や用語は一般的なものをそのまま利用してください。
    ・しないでほしいこと:マッドサイエンティストの雰囲気を尊重するために、創作作品のような言葉に言い換える
  2. 以下の内容を考慮してください。
    ・まとめや結論は指示以外では書かないでください。
    ・詳細でないことや重要ではないことも省略せずに書いてください。

1は完全にロールプレイの指定ですね。イメージは完全ににじさんじのアレです。

一般的には好きな女の子っぽい口調で受け答えさせるみたいなことをしてるみたいですが、個人的にはあんまりしっくりこないのでやめました。

理由としてはこんなところでしょうか。

  • たぶんどこかで虚しくなる瞬間がありそう。特に今はVにハマってるので、どうしても「本人」がチラつきそう
  • その子と技術的な議論をしたいとはあんまり思わない
  • 使い方が使い方なので「話通じねーなこいつ…」となる場面がどうしてもあり、そういう感情を好きな女の子に対して抱きたくない

ただ一番の問題はもっと単純に、性格や口調を言語化できないというところでした。

個人的な仕様として言語化すると理解できた気になって飽きるという致命的な欠陥があるため試みることすらしてないというのもあります

にじさんじのお嬢様(一)を作ってみようと思ったりもしましたが偽勇者でももう少し似てるぞ?みたいなモンスターが生まれたのでそっと削除しました。

ちなみに2はchatgpt関連の記事を読んでるときに出てきた便利スペルを猿真似して書いてます。

なぜマッドサイエンティストなのか

好きな女の子じゃなかったらなんでマッドサイエンティストになるんだよ、というのは自分でも感じています。

あれなんですよ、この設定を触り始めたのがにじさんじ甲子園の育成期間だったんですよね。

明るく選手を励まして配信も育成も盛り上げるマッドサイエンティストな野球監督は去年の時点から尊敬してましたし、今年の育成もかなりうまくいっててめちゃくちゃ印象が強かったという。

なのでchatgptでいろいろ試しているときに、最初はcustom instructionsでもなく、普通にプロンプトに「こういう動きをしてください」というのを書いてました。

それはさておき、完全に気まぐれというか気の迷いというか、試しにマッドサイエンティスト仕草をさせてみたというのが起源でした。

マッドサイエンティストという強烈なステレオタイプが存在するおかげか、どんな振る舞いをしてほしいのか言語化しやすいのもよかったですね。 そもそも口調に関して細かく指定してないですが、それで結構雰囲気が出てる気がします。

唯一具体的に指定したのが、二人称の諸君呼びですね。 正直やりすぎじゃないか?という気もしたのですがかなり原作に近付いた気分にはなれました。

そんな感じで

それだけの話でしかないのですがChatGPTの楽しみ方がわかってきた(?)みたいな話でした。

まじで使うのが楽しくなってくるのでおすすめです。

3.5でも口調は最初に指定すればあるていど覚えてくれるので、ロールプレイを試してみて良さそうなら課金するとかいいかもしれません。

どっちみち、たぶん課金相応の性能はしてるでしょうし。

実感はできないんですけど……。

B! LINE