無事に没になった台本(一部自粛)

早く結婚したほうがいいタイプのきらきら温泉

「ジューンブライドってさあ」
「なんすか藪から棒に」
「日本だと梅雨真っ只中だよねえ。ドレス蒸れちゃいそう……」
「いやいやいや。なんの心配ですか? 予定も相手もいないでしょうに」
「確かに予定はないけど、相手ならきらめがいるじゃない」
「アー、チョォットワカンナイデス」
「そんな!? 私との関係は遊びだったの!?」
「確かによく遊ぶ仲ではありますね」
「きらきら温泉はビジネス温泉だったんだね……」
「まぁ……同じ会社の先輩後輩ですし……」
「ひどい……」
「今日の先輩の絡み方がですか?」
「なんなのきらめぇ!? 今日冷たくない!?」
「いやいやいや! 先輩がおかしいんですって! あーもうほら、お風呂沸いたんですから、早く入って寝ますよ。明日早いし、最近電気代もバカになんないんですから」
「あーい」
(画面外にはけたりする?)

こどもの日〜バブ女将ときらめちゃん〜

「こどもの日なので」
「はい」
「今日はバブ女将です」
「はい?」
「あやして」
「え?」
「あやして!」
「あ、はい! ……はい?」
「( ⸝⸝⸝๑ʚ̴̶̷̆ωʚ̴̶̷̆⸝⸝)」
「え、ええとおおお、よ、よーしよしよし、、、」
「ヾ(´∀`)ノ」
「お、喜んでる?」
「ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)𐤔𐤔」
「笑ってる笑ってる! よし、これならなんとか……」
「。゚(゚´ω`゚)゚。」
「わあ! 急に泣き出した!」
「オッパイ」
「おっ……なんですって?」
「オッパイ…」
「ちょ!? きらめはないですよ! ……いやありますよ何言わせんですか!?」
「キャッキャッ」
「……えーと、先輩先輩」
「はい」
「そろそろ時間ですけど満足しました?」
「今週はね。」
「今週は。」
「次回は母の日なので、きらめにはママになってもらいます」
「先輩は何をするんですか?」
「バブ女将」
「いまと同じじゃないですか!」

梅雨

「あーめー」
「雨だねぇ」
「こんなんじゃ練習できませんよぉ」
「練習できないねぇ。……練習?」
「このままじゃ、にじさんじ高校が廃校になっちゃう……」
「廃校になるんだ……」
「なんとかしないと!」
「なにを?」
「決まってるじゃないですか! スクールライバーですよ!」
「スクールライバー!? ……って何?」
「知らないんですか!?」
「知ってるの!?」
「知りませんけど。学生でライバーやってればそうなんじゃないですか?」
「うーん、まあそれはいいけど」
「なんです?」
「ライバーなら梅雨関係なくない?」
「あっ」
「……」
「……雨、止みませんね……」
「止まないねぇ……」

流石に応募してない

「母の日に小野町旅館に泊まることでママ女将に会えるらしいです!」
「なにそれ」
「AIが言ってたんですよぉ!」
「あー、最近流行ってるよね」
「そうです。チャットジーピーティー!」
「名前はなんか聞いたことあるかも。なんの略なの?」
「名前ですか? えーっと」
「わくわく」
「●●が・ポカして・退場」
「待って?」
「なんか暇らしくていろいろ答えてくれるんですよ」
「なにそれ。だいたいAIじゃないじゃん」
「あー、AIは違うんですよ」
「違うって、じゃあなんの略なの?」
「●●●●●●●」
「●●ちゃん!?」
「共同運営らしいですよ」
「エイプリルフールはこないだ終わったのに」
「なんか、手に職つけなきゃとか言ってましたよ」
「どっちかっていうと染まってない?」
「って、そんなことより先輩! 結局ママ女将には会えるんですか!?」
「だからガセだってそれ」
「しょぼーん」
「先生にも言っておいてねー?」
「はーい」

ジューンブライド

「6月ですよ!」
「なになに、めっちゃテンション高いじゃん」
「だって6月ですよ!? 丑の日の鰻、バレンタインのチョコ! と来たら、ジューンのブライドじゃないですか!」
「ジューンの……? いやでもそれ、誰かが広めたやつでしょ? 平賀源内とか、お菓子メーカーとか。あと(ピー音)クシィ……」
(画面暗転、しばらくお待ち下さいの表示)
「そもそも私たち、今(2022年3月〜)は結婚できないじゃん」(←17歳)
「デビュー当時はできたんですけどねー」(←16歳)
「ん?」
「あれ、でもそれなら……問題なのは設定だけ……?」
「設定?」
「むしろ"""できる"""のでは……?」
「何を言ってるの?」
「行ける気がしてきました!」
「どこに?」
「行きますよ先輩!」
「どこに!?」
「うおおおお、ジューンのブライドー!!」(ハケる)
「う、うおー?」(棒読み)(ハケる)

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