【退職代行】「退職します」と言うのがダルいというだけの理由で使ってみた記録
退職してました
わたくしごとですが。
先日退職しました。
退職を決めた前後から例の疫病で案件が枯渇気味になったため、それまでの楽勝ムードが一気に雲行きが怪しくなりワンチャン失業保険みたいな展開まで見えてましたが、どうにかこうにか引き続きこのクソみたいな社会の歯車をいそいそと回しております。
とまあ、そんな底辺トークはさておき。
ブラック企業の社員もすなる退職代行といふものを、ブラックではない企業の社員もしてみむとてするなりしてみたので、せっかくだからどんな感じだったのか書いてみようと思います。
退職が頭にちらついてる方の参考になれば幸いです。
退職までの経緯
友人のツテで会社を紹介してもらいました。
話を聞くと金払いが良いということだったので話に乗りました。
おしまい。
あとはアレですね。
音楽性の違い。
退職するにあたり
で、転職するということは決めたんですが。
問題になったのはその後でした。
転職するには当然ながらいまの会社を辞めることが必要なわけですが、これを書いているアルパカは大層な豆腐メンタルみそボーイなので「退職します」とか言いたくねえなあとか舐め腐ったことを考えてました。
そんなときに浮かんだのが退職代行。
よっしゃ、試しに使ってみよ。
そんな軽いノリで使うことを決めました。
当時の調べた記事がこちら。
それによると安い金額ではないみたいです。
最低でも数万円程度。
ですが、
退職することをどうやって伝えようか……とか、
(あんまり優秀な社員ではないので)ないとは思うけど引き止められたらダルいな……とか、
そもそも上司と話をするのがダルいな……とか、
いろいろ考える時間が省略できると考えれば悪くはないだろうという判断でした。
ちなみに人に頼んだところで心労加減は変わらなかったのであんまり省略はできませんでした
退職代行使ってみた
使ったサービスはこちら。
ブラック企業と戦えるタイプの退職代行は最低でも3万円くらいかかるんですが、単純に人間と重い話をするのがダルいってだけならもっと安い非弁タイプの退職代行で大丈夫です。
- ちなみに・1
19800+手数料でもう少し取られます。 - ちなみに・2
非弁の業者でももっと安いところはありましたが、松竹梅の心理が働きました。
だいたいの流れ
退職代行サービスの利用はこんな感じで進みました。
アンケートは2種類に回答する必要があります。
- LINEで登録
- 初回アンケートが送られてくる
- 初回アンケートに答える。名前とか連絡先とか大雑把な退職希望時期とか
- 以下を並行して進める
- 本アンケートに答える(20項目程度)。詳しい個人情報とか退職動機とか
- 退職までの調整、いつ辞めるとか有給をどれくらい希望するとか
- 依頼料の振り込み連絡
- 上記が終わったら実際に退職連絡をしてもらう
- その後の手続きを進める(社員証とか保険証を返すとか)
やりとりは全部LINEで完結しました。
なんか途中で、「辞める連絡をした日以降は会社に行かなくてもオッケーです!」とか言われて
「え、逆に会社にいっちゃ駄目ってこと?」
とか焦ったりもしましたが特にそんなことはありませんでした。
普通に辞めますって代わりに言ってもらうためだけにも使えます。
その後のこと
ぶっちゃけ辞める意思を明確に会社に伝えてもらいさえすればそれでよかったので、それ以降は普通に通勤してましたし、会社と直接やりとりもしてました。
退職代行サービスのLINEも
「退職の連絡が終わりました。会社は退職を受け入れるとのことです。またなんかあったら連絡します」
「承知しました。引き続きよろしくおねがいします」
を最後に一切連絡してません。
ちなみに、会社とやりとりといっても上司と直接ではなく、同僚を通じてでした。
めちゃくちゃご面倒をおかけしてすまねえ……と思ってました。
ちなみに辞めるにあたっての事情聴取も普通に受けてました。
ただまあ、もう辞める意思は変わらないってのはお互い承知の上でだったので、言葉上の最終確認みたいなのはありましたけど腹のさぐりあいみたいにはならず、そこはよかったと思います。
まじで金払って「辞めます」って言ってもらっただけでしたが。
補足
会社アカウントは退職日を過ぎたら特に通達も何もなく消えてました。
嗚呼無情。
あとブラックにならないように頑張ってる会社としては「なんで退職代行で連絡してきたんだ?」というのが気になったみたいなんですが、「使ってみたかった」って言ったら納得してもらえたみたいです。
え、それで納得してもらえるんだ……。