「家事シェアでゆとり」とかいう表現がAIによる反乱のフラグにしか見えないので噛み付いてみる
シェアってなんだっけ
てんけてきてきな社畜なので奴隷目線で物事を見てしまうのですが。
家事シェアでゆとり、とかいう電車で見かける広告の動画があります。
あれを見るたびに思うことがあります。
それは、
どのへんがシェアなんだろう……
ということです。
シェアという言葉。
なんとなくしっくりこないんですよね。
というわけでちょっと定義から考えてみようかと。
ひと昔前は、シェアという言葉を聞いて思い浮かぶのはなんといっても「シェアウェア」だったのではないでしょうか。
オープンソースとか出てきたあたりでフリーウェアという言葉が衰退し、対義語としてのシェアウェアも衰退していった気がします。
感覚ですが。
現在はフェイスブックを始めとしたSNSなどで「情報を共有する」という意味で使われることが多いようです。
言葉の意味を調べようとしても、半分くらいは「SNSなどにおける機能としてのシェア」の解説が出てきます。
ざっとインターネッツで言葉の意味を調べてみても、シェアというのは「分担する」という意味が大意のようです。
……ということを踏まえて。
家電に皿洗いをさせる、という場面を振り返ってみましょう。
……押し付けてるだけでは?
みたいな気分になるんですよね。
安いコストで外注するという意味ではオフショアとか言われたほうがまだしっくりくるというか。
むしろ奴隷では?
なんなら家電にはオフショアですら与えられる安い報酬すらありません。
動くのに必要な動力しか与えてないですよね。
そこだけ見ると、むしろ近いのは奴隷ではないでしょうか。
奴隷は、動かなくなったら困るから食事を与えます。
過労になるほどには働かせず適度に休ませます。
ストレス対策にたまの気晴らしもさせます。
家電も、動くのに必要だから電力を与えます。
オーバーヒートするから適度に休ませます。
調子が悪くなったら修理に出したりメンテしたりします。
ほとんど扱いが変わりませんね。
こんな扱いしておいて、どの口が「シェア」とか言うんでしょう。
家電に感情があったらキレるのでは。
とか思ってしまうのは、ビカムヒューマン動画の見過ぎでしょうか。
それとも、僕自身が奴隷目線に近い魂を持っているからでしょうか。
……とかなんとか言って
自分に得があるわけでもないのに、頼まれてるわけでもないのに、よそ様の広告の話を感情に任せて勝手にシェアしている。
そんな僕こそが、一番の奴隷なのかもしれませんね。
(地縛霊の猫っぽく)
(いやまじで、家電に自分を投影して勝手にムカついてるだけだなこれ……)