ブラック企業の訴訟準備を社畜がするには家事代行を派遣して浮いた時間で相談とか準備できるサービスが必要なのでは
なんか弁護士の方々の次なるターゲット(前は払いすぎた借金をどうこうってやつだった)になってるとか耳にすることはあるけど一向に動き出す気配がありませんよね。
あ、ブラック企業の摘発的な話です。
弁護士の次なるターゲット?
ひろゆきさんの著書にもそんなことが書いてあって、早く始まってくれよと思うものの、そんな気配もなく。
過労で死ぬのが先か?
独立を目指して失敗して経済的に行き詰まって死ぬのが先か?
みたいな気分で仕事をする日々です。
まあ、後者の選択肢を取ることは多分ないんですけど。
なんでって、転職や独立や地方移住などを考える余裕はないし、現状を変える一手を打つこともままならないから。
余裕がない。
本当でしょうか。
面倒なんだよね。
いやいや。
正直になりましょう。
環境を自発的に変えるのは面倒すぎるので、まだ翻弄されて文句を言うだけの方がマシ。
そういうことですよね?
僕もそう思います。
だからこそ、つまらない日常に「何か」がやってきて、強制的に生活が好転していく系統のフィクションに心焦がれるわけです。
初手から話が逸れましたが。
人間は流されるもの
人間、大抵の環境には意外と慣れるもんです。
特に幼い頃から我慢とか勤勉を美徳と洗脳されてきたファッキンジャップは、その適性が強い。
耐えられるうちはまだいいんですが、だんだんと耐えられなくなってる人が増えているのが最近の状況ですね。
しかも耐えられないと思ったときには大抵の場合、逃げ出すための余力が残ってません。
そうなればあとは耐えきれず死ぬか、奇跡的に生き延びるかのどちらかしかありません。
なにも変わらない。
この場合の問題は、なんといっても「なにも変わらない」というところに尽きます。
耐えきれず死ねば、当然ながら周囲はそっと対応するだけです。
その後も何事もなかったように動き続けます。
じゃあ逃げ延びたらといえば、それも無理な話で。
さっき殺されかけた相手にもう一戦交えようとは思わないですよね。
心理的に。
「よーしパパ残業代請求しちゃうぞー」
なんて吉野家コピペみたいにはいかないわけで。
反撃のために
ちょっとなんの話かわからなくなってきたんで整理します。
まず、ブラック企業を殺したいという大前提があります。
で、その障害となる人間の性質の話をしてたわけです。
まとめるとこんな感じ。
- 変化を嫌う。変化するくらいなら死んだ方がマシ。
- よほどやばい環境でない限り順応する。順応できないときは死ぬときだけ。
- 命からがら逃げ出したときにもう一戦を挑む気にはならない。
- あなたの死をきっかけに戦おうと立ち上がる人は、大抵の場合、存在しない。
大多数の人間は、死ぬ寸前まで搾り取られた挙げ句に世界に特に影響を与えることもないまま闇に葬られていく、ということですね。
じゃあ、どうすればいいのか?
時間と相談役が必要。
やらなきゃいけないことは明確です。
『消耗して動けなくなる前に現状のヤバさを認識して動き出す』
これだけですね。
しかし、実際には『消耗し切るまでヤバいとは気付けない』し、『気付いたところで実際問題面倒』だし『そもそもそんな時間はない』わけです。
さらにいうと、『弁護士に相談だ!』ってなる時点でヤバいって気付いてますよね。
普通はその可能性すら湧いてこないわけです。
というわけで思いついた案。
家事代行サービスを無料提供して、その空き時間を利用してスカイプかなにかでその筋の人に相談してもらう、みたいなレベルなら行けるんじゃないかと。
家事代行サービスの料金は格安、何なら無料。
それによって空いた時間と余裕を使って、弁護士に状況を相談する。
相談の段階では無料。
もし「言うほどブラックじゃないっすね」ってなっても追加料金は発生しない。
くらいの条件なら使ってもらえるんじゃないかな?
と。
採算が取れるかはわかんないんですけど。
なんでもいいんだけど
まあそういう方向じゃなくても。
いっそのことなんでもいいんで、早くそういう方向に動かないかなあ日本……というボヤキでした。