5年くらい掛けて月収5000円(笑)のブロガー(笑)になってたのでちょっと現状確認。
昔々
こんな話がありました。
5000円稼ぐブロガーになったけどブログ辞めますって感じの。
イケハヤさんが紹介してたんだったかな?
該当の記事が見つからない、っていうかいま改めて検索してみると「ブログ塾やめましたwww感想書きますwww」みたいな記事しか出てこないんですけど……。
というわけで、件の記事は僕の妄想の可能性がありますことを予めお断りしておきます。
まえおき終わり
その記事を読んだ当時、僕はまだただ現実逃避先をフリーランスに求めるだけで何も行動しない、正しく「夢を見ているだけ」なファッキン社畜でした。
ブログも、こないだ書いた過去語りの記事で触れたように、気が向いた時に更新するだけでしたしね(なんでブログやったかって大元をどうせみんな興味ないだろうけど語ってみる)。
当然ながらブログ収入なんてものも存在しませんでした。
そんな状態なので「ゼロから5000円まで伸ばしたんだしあとは続けるだけじゃん、なんでいま辞めるの?」なんてことを思ってたんですよね。
今では私がおじいさん。
もとい。
気付けば僕が、諸々合わせて月収5000円(平均)くらいの底辺ブロガーになってることに気付いたのです。
なんかわかる気がする
まあ話としては逆で。
お察しの通り普段はろくに収益を上げる努力をするわけでもなくただただ記事を書いているだけなんですが。
ふと計算してみたら、だいたい月平均の収益が5000円くらいは行ってることに気付いたんですよね。
それでふと思い出したのが先の記事だった、という。
で、夢見る社畜のままじゃなく。
実際に底辺ブロガーとして生態系のドン底に立ってみると、ちょっと感じ方が違ったわけです。
そして、なんとなくその気持ちがわかったような気もしました。
なので僕の汲み取った底辺ブロガーの気持ちとか、なんやかや書いてみます。
汲み取った気持ち
とにかく閉塞感がすごい
たぶんここに尽きるのかなーって気がします。
なんだかんだブログを続けてきて、ふと気付いたときに目に入る金額。
僕の場合は、奇しくも件の記事と同じ5000円だったわけですが。
はて。
ブログを始めたときはどれくらいの金額を夢見てたんでしょうね?
フリーターくらい?
新社会人の初任給くらい?
それとも、ゼロ2つか3つ増えた金額を稼ぐことだって夢じゃない!?
なんて思ってたかもしれません。
僕だって、夢見ていなかったといえば嘘になります。
件の記事を書いた人がどれほどの金額を想像していたのかは知る由もないですが。
まあ少なくとも5000円ってことはないでしょう。
でも現実は甘くはなく。
5000円という金額はどうあがいても5000円なわけで。
たぶん、感覚的には手を抜いてるとかそういうわけではなく。
精一杯やってその結果だったのでしょうし。
それはおそらく、なかなか辛いものだったのかなあ、なんてことを思いました。
まあその結果を結果にしてしまったのは、他ならぬ「ブログを止める」という判断をしたその人自身なんですけど
それと、閉塞感という意味ではその5000円という結果に対して先が見えなかったというのもあるのかな。
なんて気もします。
いわゆる未来がないよないよね状態。
僕もそうなんですよ。
なんなら10万円どころか、1万円にする方法すらも思いつきません。
このままブログで頑張り続けるだけでいいのか……?
みたいな。
いや、誰も同じように頑張れなんて言ってないんですけどね
うーん。
とりあえず、汲み取った気持ちを書いてみましたが。
思い浮かぶツッコミが概ね辛辣な感じで、僕としては「わからなくはないが賛同はできない」くらいの気持ちになっているようです。
少なくとも同じ理由でやめるつもりはこれっぽっちもなさそうで安心しました。
自分の場合
ついでに、似たような状況である自分がどう考えて「いやそうはならんやろ」と思うに至ってるのかも書いておきます。
感想としては「まだ」
収入として考えて感じるのは、「まだ5000円なのか」ということです。
たぶんそのへんの人と同じ感じです。
「まあそのうちなんかでバズればいろいろ上がるやろ」みたいな感覚。
全体的に雑です。
とはいえ「まあそんな甘い世界じゃないよな」と思う自分もちゃんといることはいます。
「頑張ったとか頑張ってるとか言うけど、それグラブルしてるときも同じこと言えんの?」みたいな。
「だから自分も頑張ろう」、とならずに「それなら仕方ない」で諦めるという方向に意識が向いてしまうのが残念なところではありますが。
冷静に考えてみると
しかしやはり、それ以上に思うのは。
自分の作業時間も、生産性も、正直言ってゴミカスレベルだよな……ということ。
よく続けられてんなこいつって思いますもん。
なんか続けられてるから続けてますけど。
僕の場合は、ただ単純に書くのが好きというただそれだけなんですよね。
それだけで養分からブログカーストの底辺までやっとの思いで這い上がったような状態で、もっとよくしよう!みたいな思いはあまりありません。
だから真面目にブログで成功する!という方向に舵を切れないんでしょうね。
最低限、1日に記事ひとつ更新できれば最低限の「やった感」は得られてしまうので、それでもう満足、みたいな。
なんというのか、その満足感だけで僕の中では労働に対するリターンとして十分なんでしょうね。
釣り合いが取れてしまっているとでもいうのか。
ちょっと自虐(してるつもりはないんですけど冷静に自己評価すると自虐してるとよく言われるのでたぶんそうなんでしょう)が過ぎましたが。
ともあれ世の中にはアウトプットの量が半端ない人とか、うまい記事を書ける人とか、そのへん戦略的に工夫できる人とか。
そういう僕には想像できない領域があって、そこでは魑魅魍魎がわんさかしていて、食うか食われるかの世界でしのぎを削っているんだろうなあ。
という感じで漠然と「もっと上のステージ」を想像できるんですよね。
なので、そこまではいいかな……という、自分なりの「ほどほど」で留まり続けることができてるのかなと思います。
僕は奥沢美咲だった……?
もはや生活の一部
あとあれですね。
もう、すっかり書くのが習慣になっているんですよね。
書かないと気持ち悪いですし、途中何度か更新が不定期になりましたけど、やっぱり駄文を垂れ流すスタイルだと毎日更新が合っているんだなと悟って、今は毎日更新するようになってますし。
その瞬間だけはグラブルの手を休めて文章を書いてます。
仕事してても思考があっちこっちに飛びがちなので、記事のネタには割と事欠かないんですよね。
むしろそうやって、くだらない思いつきを記事として膨らませて人様にさらけ出すという露悪趣味に発展しているところもあったりなかったり。
だいたいは大した反応もないわけですが……。
趣味になってる?
そんなわけで、いろいろ考えてきましたが。
どうやら僕的には、ブログは収入も得られる趣味として認識しているフシがあるようです。
もはや収入とか関係ない、やりたいからやる、そんな感じですね。
これで収入も楽しんで伸ばせる能力があればよかったんですが、どうもそういうわけではないようです。
まだ遊びを仕事にするという概念に抵抗があるのかもしれません。
なんだかんだ社畜に戻っちゃいましたし。
収益的な数字を増やす方向での楽しみというか、遊び方を覚えることができれば、なにか変わるのかもしれません。
まあ、基本的に働きたくない人間なので。
無理に変わろうとしてしんどくなるくらいなら、月5000円稼ぐブロガー(笑)のままでぜんぜんいいんですけどね。