相手の視点に立つのもエスパーじゃないんだから限界がある……のをついつい忘れてエスパーしてしまうって愚痴
人には人の考えがあって、感情がある。
勘定があると誤変換されましたけど、まあ、勘定もあるでしょうね。
その人なりの考えというか。
さんざん人様に対して「人を動かせくらい読め」とか言う記事を偉そうに書いてる身の上ですが。
自分においても、そういうことをついつい忘れて人の気分を害することがあるみたいです。
相手の立場には立てるけど、相手の気持ちにはなれないというか。
このサンドバッグもそういうところはありそうです……というのも、エスパーの一種でしょうか?
もう少し具体的な話。
ちょっとふわふわしすぎてるので、一旦話を身近なところに持ってきます。
例えば僕の場合はこういうことが起きます。
特に妥協案を提示するときに多いです……振り返ってみると、提示じゃなくて押しつけになってしまってるだけのような気もしないでもないですが。
人の目線でものを考えようとする
自分はけっこう、人の立場で物事を考えようとしています。
7つの習慣で言うところのパラダイムシフトですね。
あれを自発的に起こそうとしている感じです。
人の顔色を伺っているだけとも言います。
するとどうなる?
最終的な妥協点と言うか、取るべき結論がなんとなく見えてきます。
相手の視点を想像しすぎて発想が飛躍していくわけです。
「お互いが10を取るのは無理があるけど、お互いが8なら行けそうだからその辺りが落としどころでは?」
みたいなことを思っちゃうわけです。
そこに説明下手のコンボが重なる。
これは相手の目線に立つからどうこうというか、説明が下手なのがすべての原因のような気がしないでもないですが。
導き出した落とし所を前提も何もなしに結論から話してしまうんですね。
相手もそれくらいはわかっているだろうという謎の思い込みによって。
相手と自分の切り分けができていないのかもしれません。
話をされた方からすると、いきなり「8でどうでしょう」とか言われても一方的に不利益を我慢しろと言われているようにしか感じないですよね。
もちろん、減った分の2を横取りしようなんて意図はかけらもなくて、どっちも我慢しようぜという話なんですけど。
それは向こうからはわからないわけで。
……まだだいぶふわふわしてるな……具体的でも何でもない……
人の思考は完璧には読めない
何が言いたいかって、変に相手の立場を慮ってもあんまりいいことはないよね、ということです。
正確に人の考えていることを読める保証はないですしね。
大抵の場合、下手に思いやってみたとしても相手は全然別のことを考えていてすれ違うことが多い気がします。
くっそ面倒なんですけど、やっぱり都度確認しないといけない、ということになるのかなと。
そもそも読めたら読めたでうまくいくわけでもない気もします。
仮に本当にエスパーで、人の立場に完璧に立てたとして。
たぶん「いやそんなこと思ってない」と反発される気がするんですよね。
これこそ本当に意味のない、人の立場への思いやりですけど。
何の話だこれ
ちょっと本当に何を言ってるのか自分でもよくわからなくなってきたんですが。
説明が下手すぎて相手に伝わらず。
「ちょっと何言ってるかわからないから」と僕抜きで話しが進み。
最初に僕が言っていた結論に最終的に辿り着く。
……みたいな現象への愚痴ですかねこれは。
たぶん。
しらんけど。
とまで書いて気付いたんですけど。
人っていうのは自分で回答というか結論まで辿り着けないと、それが回答だったり結論だったりとは気付かないものなんでしょうね。
「最初からそう言ってるでしょー!?」みたいな発言はよく聞きますけど、あれ、同じ症状なのかもしれませんね。
……。
それにつけても自分の傲慢さ加減を露呈したみたいでちょっとかなりアレなんですけど。
今日の記事はこんな感じで。
追白
人の気持ちに立って、「ああ、あのときの言動にはそういう理由があったのか、じゃあ仕方ないな」と思うことで理不尽な現実をやり過ごすという処世術。
これって、傲慢といえば傲慢なのかもしれませんね。
相手を自分の枠に無理やり当てはめて理解できた気になるわけですから。