ストレングスファインダー全34の資質にコメントつけて遊んでたら上位資質に集中しなきゃダメな理由が見えてきた。
ストレングスファインダーとイケダハヤトが好きなアルパカです(敬称略)。
今回、ストレングスファインダーの一万円コースについていろいろと考えていて、なぜ上位の資質に集中すべきなのかが見えてきたので、その理由について書いてみます。
前半は経緯とか僕の資質の話なので、飛ばしちゃっても大丈夫です。
話を蒸し返した経緯。
唐突ですが、話は「きまぐれにストレングスファインダーの34資質にコメントつけた」というところから始まります。
なんでそんなことしたかというと、弊社の同僚氏がストレングスファインダーの結果を送ってきてくれたんですね。
ありがてえ……と思いつついろいろと考えました。
いろいろ考えていたらなぜか自分の資質のことを考えていました。
クズだなあと思いました。
同僚氏について。
さすがにそれだけでは申し訳ないのでいただいた資質についても考えましたよ。
同僚氏の上位資質のひとつは「包含」。
ぼっちを放っておくことができない、という資質です。
あっ、なるほどなー……。
ちなみに他の資質は「適応性」「最上志向」「共感性」「親密性」。
どんな変人にも対応できて(適応性・共感性)、仲良くなろうとする(親密性)。
むしろ変人の方が尖っている(最上志向)ので望むところだったりする。
そんな感じでしょうか?
2.0とのちがい。
同僚氏はどうやら2.0を試してみた、とのことで、2.0で変わったところがネタになるのでは?
ということでPDFを送ってもらえました。
ただ、似たようなPDFは無印でも出てたので、せっかく送ってくれたけど……。
なんて思って見ていたら、文言が違いますね。
同僚氏の。
僕の。
順位によって異なるという可能性もありそうです。
でも、久しぶりに見たらサイトがなんかかっこよくなっていたので、リニューアルしてたのかもしれません?
個人的に、左下の資質の種別の色が表示されている部分がわかりやすくていいなと思います。
偏りが激しいです。
下位がだいたい黄色とという。
ちなみに人に働きかける資質らしいですよ。
あっ……ふーん……ってなりますよね。
34資質へのコメント。
さて僕の資質とそのコメントです。
上位資質
- 最上志向
優れてる人、尖ってる人が好きだよ - 内省
うだうだ考え込んじゃうけど考えないとかそれはそれで無理だよ - 達成欲
何もしてない感に罪悪感を覚えちゃうよ - 学習欲
何かを習得する過程が好きだよ - 着想
独自の観点を発見することが好きだよ 妄言を吐きたがるよ - 分析思考
物事を俯瞰できる程度に分析したがるよ - 収集心
事例を集めたがるよ それでどうするかには興味がないよ - 適応性
どんな環境にも耐えられるしその過程が好きだよ
中位資質(9位〜)
- 親密性
たまに人と仲良くなりたがるよ これが出てこないときは一切の交流を断つよ - 個別化
人の個性に目を向けるよ 大抵の場合は人を一般化して見ちゃうよ - 慎重さ
たまに臆病になるよ たまに呆れられるくらい無謀になるよ - 調和性
場を保ったり乱したりするよ - 目標志向
たまに目標を大事にするよ 大抵はあてもなくさまよい歩くよ - 未来志向
たまに未来に目を向けるよ 大抵は今が最高!ってなるよ - 戦略性
たまに戦略を立てるよ 大抵は無謀だよ - ポジティブ
ネガポジの差が激しいよ - 公平性
公平なときもあるけど我が身可愛いときもあるよ - 運命思考
面倒くさくなると運命に逃げるよ - 信念
たまにやる気を出すよ - 回復志向
問題解決にやる気が出たり出なかったりするよ - 成長促進
人の成長に興味は出たり出なかったりするよ - 競争性
勝負への興味が出たり出なかったりするよ - 包含
人の輪から外れている人が気になったりならなかったりするよ - 原点思考
そもそも論に執着したりしなかったりするよ
下位資質(25位〜)
- 自我
主体性がないよ - 規律性
守りたくない範囲と守れない範囲を守る気はないよ - 責任感
守りたくない範囲と守れない範囲を守る気はないよ - 共感性
人の気持ちがわからないというか興味がないよ - 自己確信
自信がないよ - アレンジ
人によって対応を変えるとか無理だよ - 社交性
名刺交換とかしまくってる懇親会がミサか何かに見えるよ - 指令性
人に指示を出しづらいよ - 活発性
精神的にひきこもりだよ - コミュニケーション
コミュ障だよ
上位とか下位って?
ストレングスファインダーの公式サイトに記載があるやつです。
34の資質の順位を上から眺めていって、『これは自分にあてはまる』と『たまにこういうときある』の境界を見つけます。
この境界より上が、上位資質です。
同様に、下から眺めていって、『こんなやついるのかよ』と『まあ、たまになら当てはまるかも』の境界を探します。
この境界より下が下位資質です。
そして上位と下位の中間が中位資質になります。
感想。
身もふたもないんですが、これ、おすすめはしません。
それぞれの資質はだいたい1/3ずつになるらしいので、概ね2/3は自分の苦手なものになるわけで。
自然、自分の欠点を意識せざるをえないわけで、普通の神経ならテンションが下がります。
中位資質に関して
ただこうやって分析していると、少しわかってきたことがありました。
中位にあるものは、出たり出なかったりする資質なわけです。
これって要するに、ムラがあって自分でもわからない部分ということです。
ここにどんな資質が多く入っているか……で、自分のわからない部分が決まるわけです。
僕の場合は、人付き合いや考え方の土台となる資質が中位に多いように感じました。
気まぐれにもほどがあるというか、自分でも自分がどういう人間かよくわからなかいというか。
楽観的なのか悲観的なのか、計算高いのかバカなのか、慎重なのか大胆なのか。
みたいなことを思っていたんですが、そもそもそういうものらしいです。
そういうものなら気にしても仕方ないですね。
そう思えれば、もう少し動き方が見えてくるかもしれません。
あるいは、自分がそう思いたい方向に解釈しているだけかもしれませんが……。
上位資質に集中すべき理由
それといくつかわかったことがあります。
上位に集中すべき理由と、それが難しい理由です。
上位に集中すべき理由は、それが安定して使える力、才能だからです。
苦労せず、意識せずにできることでなければ、安定して成果を上げ続けることは難しくなります。
しかし、上位に集中するのは案外難しい。
ということが、すべての資質に目を通して改めて感じました。
というのも、人は自分の欠点に目が向きやすいからです。
うまくいかなかったことばっかり覚えていることって、誰しも経験がありますよね。
うまくできることは苦労しないでできてしまうので、自分の中で実感とか印象とかが薄いわけです。
今回の僕も、中位資質に目が向いています。
できたりできなかったりで、ある意味刺激的で、ある意味面白い部分だからですね。
ここを変えていかないといけないのかな、と感じました。
むすび:上位5つだけの方がうまくいくかも。
というわけで、何度目だよって感じのストレングスファインダーの話でした。
定期的に振り返ると面白いですね。
いや、面白がってるだけじゃなくて、なんらかの対策とかをしていくべきではあるんですが。
まだやってない人は、やっぱりこの診断は面白いのでおすすめです。
2000円くらいの本(新品)を買うと診断できます。
たまに中古でもコード未使用というミラクルに当たる人もいるみたいですけどおすすめしません!
しかしサイトでも「1万円コースは蛇足」くらいのことが書いてあったりするのですが、その理由がよくわかった気がします。
上位資質に集中するのって難しいんですね……。
ただ、僕のように自分がわからんって人は34項目までやってみるといいかもしれません。
自分の苦手なことが『ただの甘え』なのか『本当に無理』なのかがわかるはずです(まあ大体無理なんですけど)。
ただその上で、本当に集中すべきは上位資質、ということですね。
心の整理をしたい人にはおすすめです。