デスマが辛かったので英国に2泊6日の旅行に行ってウィルコ・ジョンソンに会ってラブライブ!にどハマりした話
だいたい4年くらい前になるんですが、そんなことがありました。
2013年夏。
当時、仕事が嫌になったため、唐突にウィルコ・ジョンソンのライブを見るために英国に行きました。
(なおウィルコ・ジョンソン自体はあまり知らない模様)
ウィルコ・ジョンソンがガンと診断された直後で、『これが最後のライブになる』とか言われていたんですよね。
当時。
だから見に行こう! というのが表向きの利用で、実際のところはだいたい「死にたくなったから」でした。
いろいろと突発的だったのと、こんな感じのフィーリング任せの生き方がたたり、謎の2泊6日とかいう旅程でやや危ない感じの旅路でした……。
正確には3泊6日とかそんな感じだったんですが、面倒がって1日分の宿を取らずに強行したため2泊1野宿6日みたいになってました。
そんなわけで(?)、無計画に海外旅行に行くのはやめておけ(当たり前)という教訓を含めて、いろいろと書いてみようかと思います。
経緯
当時のことは体が全力で忘れようとしているようでよく覚えていないんですが。
なかなかにファンキーなプロジェクトだった印象があります。
『何かしなければいけない』けれど『することがない』という意味の分からない状態。
さらには、することがないのに何もしていないのを咎められるような雰囲気。
結局いろいろと試行錯誤した末、ロープで吊るされたタイヤが描かれるべきコマに何も描かれていなかったという壮絶なオチが待っていたのですが、まあそれはどうでもよくて。
で、そんなとき、ウィルコ・ジョンソンのライブが英国であることを知ったんですね。
それも2日連続。
で、こりゃちょうどいいやと英国行きを決心しました。
何がちょうどいいのか本当に謎ですが。
そんなわけで、仕事するフリもそこそこに旅程を練り始めました。
準備
まずは行き帰りの飛行機と、チケットの確保を最優先に調べ始めました。
国内の移動はたぶんなんとでもなるし、ならなければ死ねるしむしろラッキーくらいのノリでした。
だいぶくるところまできてました。
飛行機の方は、だいたい往復16万くらい。
いろいろと安いところを探して、最終的に一番安かった(と思う)エクスペディアで予約しました。
旅費きたー pic.twitter.com/u36CiDGozt
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 30 August 2013
韓国経由、乗り換え待ちが5時間前後とかそんなんでした。
チケットの方は、そもそも国外から来る人を想定していないので苦労しました。
TICKETLINEというサイトで、The Great British R and B Festivalのチケットは入手。
もう片方はメールやらFacebookやらで連絡を取ろうとしたものの特に返信のないままでしたが細かいことは気にしない方向で行くことにしました。
その後、国内の移動手段について確保していきました。
鉄道でヒースローからロンドンを経由してドンカスター。
同じく鉄道でドンカスターからコルネ。
途中でなぜか下車して歩く経路で。
そしてコルネからロンドンに高速バス。
そんな感じでした。
最後が宿。
生き残る気があまりありませんでした。
ツイートで振り返る旅行
書き始めるとキリがないのでざっくりと行きます。
ヒースローに到着するまで
おいしい pic.twitter.com/qd7EJz4bCd
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 24 August 2013
安定の酒クズ。
ついた pic.twitter.com/2cS6rRp0To
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 24 August 2013
でけえ pic.twitter.com/E1bfWOs9QT
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 24 August 2013
でかいモンスター……イギリスではモンスターをたくさん飲みました。
ヒースローからロンドンを経由してドンカスターまで鉄道で移動。
特にツイートはせず。
寒がってた記憶があります。
あと電車が今どのへんかわからなくて降りられるか心配だった。
ドンカスターで宿泊。
Wi-Fiのパスワードと受付の説明がわからなくて格闘してたら一時間半が経過した
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 25 August 2013
まずホテルの場所がわからなくて駅の周囲をうろついてたらタクシーに拾われて案内されました。
親切なタクシーでよかった。
ドンカスターでライブ観戦後、再度宿泊。
ライブ観戦中に現地の日本人と遭遇したりしました。
日本が嫌になったと嘯きつつも久々に日本語が通じるというのはありがたかったです。
ライブからの帰還
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 25 August 2013
すましたツイートをしてますが、一緒にライブを見ていたにーちゃんからなぜか熱い推薦を受け、なぜかウィルコ・ジョンソンに挨拶する一段に加わり、なぜか挨拶したうえにツーショット写真を撮るというイベントが発生して混乱しています。
写真はこんな感じでした。
これでもかってくらい緊張してるせいで目が開いてません。
なんか違う pic.twitter.com/f24lpUopBG
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 28 August 2013
ちなみにこれは案内された場所にかかってた絵です。
ドンカスターからコルネを鉄道で移動
するときに全部鉄道じゃなくて途中少し歩くと移動費を抑えられるのでは? という悪魔のささやきに抵抗できず変なルートを確保。
正確に覚えてないけど矢印の所みたいな無駄に往復する部分を歩くみたいな経路でした。
コルネでライブ観戦
一番の思い出は、野外ステージで、なぜか上裸で駆け回っていた幼女ですね…
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 28 August 2013
なんかこんなツイートしかしていません。
扇子が屋内ステージで人気だったのと、本場のフィッシュアンドチップスの雑な感じが思い出に残っています。
夜明かし。
前述の通り、朝早いので、泊まらなくてもよくない?という悪魔のささやきに負けたため夜明かししました。
いや、本当は、朝までやってる店の一つや二つ、あるだろと思ってたんですよ。
でもこの日、僕は夏休みだけど世間はど平日で。
しかもここ、けっこうな田舎町で。
田舎町の平日夜にやっている店なんて、ないわけで……。
夜明かしの友、公衆便所 pic.twitter.com/plZiVs79Yb
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 28 August 2013
ひたすらに近くのベンチと公衆トイレを往復していました。
有料じゃなくて本当に助かった。
謎の夜明かしからの生還、コルネ寒かった
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 27 August 2013
僕が上着着てガタガタ震えてる横で半袖短パンの兄ちゃんがわいわいと通り過ぎて行くのを見て、こいつら人間じゃねえって思った
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 27 August 2013
ロンドン観光
バスでロンドンまで移動して、観光してました。
バスはなぜか途中で電車に乗せられたりしたんですが(事情は結局よくわからなかった……)。
無事にロンドンまで到着したあとは、けいおん!めぐりみたいなことをしてました。
ベイカー街とかも行ったんだけどツイートしてない……。
けいおん厨らしさ pic.twitter.com/dIe68IrjXd
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 27 August 2013
けいおん厨らしさ pic.twitter.com/empM0duHHd
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 27 August 2013
スタジオ入ろうと思ったけど言語の壁に阻まれた
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 27 August 2013
あとは暇つぶしにロンドンアイ(観覧車)を見に行ったりとか。
ちなみにだいたい、「うっかり帰れない」状態を目指していたんですけどダメでした。
ぎりぎりの…ぎりぎりのところを見極めろ…ぎりぎり乗り損ねて帰れないてへぺろを目指せ…
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 27 August 2013
帰国。
そのあとはまあ粛々と帰国しました。
日本に近づくたびに聞こえてくる頻度が上がる日本語にテンションを下げながら……。
そんな感じのイギリス旅行。
総括。
何回か冗談っぽく、帰った翌日にすぐ仕事なんすよ(笑)って言ってみたけど真顔で憐れまれただけだったからやっぱり日本の労働環境っておかしいんだなと感じた
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 28 August 2013
だいたいこのツイートに全てが集約されています。
このときから僕の退職は始まりました。
次に話が動いたのが今年です。
遅すぎる。
ちなみに
ちなみにラブライバーになって帰ってきたってくだりなんですが、旅行の帰り際にスクフェス始めましたってだけです。
それだけです。
あとsnow halationはいい曲だと思いました
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 30 August 2013
これが面白いのはたぶん僕だけだと思う。
ごめん。
ウィルコ・ジョンソンてなによ? という向きのために申し訳程度に貼っておきます。