宅配ボックスとか作ってたので作り方と設置方法、注意点なんかを書いてみる。
もうだいぶ前になるんですけど、宅配ボックスの自作が話題になっていたのを覚えておいででしょうか。
実はアルパカ宅でもやってみてました。
結論から言うと、多少問題はあったものの現在はしっかり受け取れてます。
おすすめです。
で、その当時「よーし記事にしちゃうぞー」なんてイキリブロガーのようなことを言っていたのですが、ご覧の通りすっかり放置してました。
宅配ボックス。
宅配ボックスと聞いて「なにそれ?」となる方は少ないとは思います。
ポストに入らない荷物を入れてもらうことで、不在時にも荷物を受け取ることのできるスペースですね。
いや、僕も実物は見たことないんですけど、たぶんそんな感じじゃないかなと思うわけです。
これがあれば、ポストに遺された不在票に『受け取れるわけねーだろ!』と毒づきながら再配達の手続きをするなんてことからも解放されるわけですよ。
まあ最近は手続き自体もだいぶ簡単になって来てるんですけど。
ただもちろん、受け取れないよりは受け取れたほうがいいわけです。
というわけで、宅配ボックスがあると素晴らしい生活が得られるわけですよ。
ないんですけどね。
ないなら作ればいいじゃない。
作れるらしいです、宅配ボックス。
その発送はなかった。(駄洒落)
材料は適当にアマゾンで調達しました。
平日夜に『受け取れるわけねーだろ!』となったのはいうまでもありません。
この悲しみの連鎖を一刻も早く止めなくては。
材料1、コンテナ
コンテナです。
コンビニの仕入れで使われるような折りたためる箱。
材料2、留め金
ちっちゃいやつで大丈夫です。
材料3、南京錠
これも小さいやつ。
むしろ百均でいいのでは、ってなる。
材料4、耐水シール
必須というわけではないんですが、最終的にコンテナに文字を書くときに便利です。
このシリーズは他にもいろいろ種類が出ているので探してみてください。
材料5、印鑑
材料というわけではないのですが、最終的に宅配ボックスとして運用する際に受け取り印として必要になります。
作り方
作り方というほどのものはないのですが、手順を書いておきます。
ざっくり書くと、留め金を固定して、名前とかを書いたくらいです。
かんたん。
留め金をつける
コンテナを閉じたときにいい感じで留め金を閉じられる位置に固定するだけです。
留め金にはネジが何本かついていますので、それを利用して固定します。
なんかこう、いい感じになるように。
コンテナはさすがに頑丈なプラスチックのため、普通にドライバーだけで立ち向かうとかなり苦戦するはずです。
今回はたまたま持っていた電動ドリルを利用して、ガッといきました。
もし電動ドリルがない場合は、ピンバイスで小さめの穴をぶち抜くのがおすすめですね。
電動ドリルは安いものだと1000円くらいで購入できます。
4年に一回くらいの頻度で『持っててよかった!』となるで、買ってしまうのもいいかもしれません。
ちなみにコンテナは、表からはわかりませんがところどころ、補強のために分厚くなってる部分があります。
筋交いみたいな。
運悪くそこに穴を開けようとすると、どえらい苦労しますので注意してください。
設置
設置に関しては、玄関の前に置くだけです。
当初は『なにかで繋ぐべきか?』という心配があったのですが、結局そのまま置くことにしました。
このあたりは地域の治安と相談してください。
ただ、いくら鎖とかで繋いだとしても、本体がプラスチックなんですよね。
盗ろうと思ったらできてしまうわけで、そこはもう心配しても仕方ないかなと思っています。
飾る。
設置にあたっては、適宜コンテナに必要事項を記載しましょう。
必要事項といっても、これくらいです。
- 名前
- 宅配ボックスであることをアピール
- してほしいこと(中の印鑑を受取印に使ってください、鍵をかけてください、など)
うちのはこんな感じです。
一応UVカットとか書いてあった気がするんですが、ずっと屋外なので現在はさすがに色あせています……。
その筋の人に怒られそう。
ちなみにこのラブカ、送ったんですけど送料が足りなくて戻ってきたやつです
周知する。
さて、ようやく設置しました!
が、あと1つ、必要なことがあります。
それが周知です。
玄関あるいはポスト(不在票が入れられる場所)の付近に、『不在時は宅配ボックスを使ってください』などと書いておきましょう。
これをしないと、配達の人は宅配ボックスを宅配ボックスだと認識してくれないようです。
いやまあ確かに、人様の玄関の前に何か書かれた箱が置いてあったとして、それをじっくりとは読みませんよね……。
ただでさえ忙しいでしょうし、昨今いろいろうるさく言われている宅配業界ならなおのことだと思います。
もしそれでもダメだったら、直談判してみましょう。
意外に対応してもらえます。
ただし配達に来る人全てに伝えるのは現実的ではないので、メッセージをどうにか目立たせる方がいいかもですね。
雨の日の対策をしよう
ここまでで、うまくいっていれば宅配ボックスで荷物を受け取れるはずです。
ただ、宅配ボックスを置いたロケーションによっては、使ってもらえないときがあります。
それが、屋外に配置して雨が降っているときです。
我が家の場合は玄関脇の室外機の上に置いています。
当然ながら雨が降ると結構濡れます。
少しなら意外といけるんですけど。
強めの雨が降ると、荷物が濡れてクレームつけられても困るということで宅配ボックスを使ってもらえなくなります。
まあ、当然ですね。
うちもまだ、この点については対策を検討中です。
プラスチックのフタとかがあればいけるかな……?
なんて考えてます。
屋根のあるところか、屋内に配置できればベターですね。
ちなみに、雨ざらしだと鍵や金具が錆びてくる可能性もあります。
うちはすでに錆び始めているので交換しなきゃと思ってます(思ってるだけ)。
100均なのでとっとと買えばいいんですけど。
むすび:宅配ボックスはいいぞ。
というわけで、宅配ボックスをなんとなく作ったらうまくいったよという話でした。
折りたたみ式のコンテナなので、普段は畳んでおくと届いたときに箱が組み立てられることになります。
家に着いたときに届いているのがわかってテンションが上がります。
まあ最近は時間を事前に伝えるとかコンビニ受け取りとかいろいろ増えてますので宅配ボックスにこだわる必要はないです。
ただ自宅で受け取れるというのはやはり楽ですので、気になった方は試してみてはいかがでしょうか。