メールの添付ファイルとパスワードの別送が意味ないってのが理解できてなかったから無知を晒すついでに調べた
よくある、パスワード付きのファイルをメールに添付してから、パスワードを別のメールで送るという手法。
ツイッターで『あれやってるやつありえん』という話題を見かけて、恥ずかしながら理解できなかったので調べてみた。
ググったら速攻でわかりやすくまとめていた記事が出てきた。
一言で言うと、こうなるようだ。
見れる人ならごくごく普通に両方見れるから無意味。
なんだけど、人為的ミスを防止する効果が期待できると。
なるほど。
いくらメールを分けようが、見れる人が見れば両方見れるというのは、言われてみれば確かにその通りだ。
人為的ミスの防止と言うのはこじつけくさいけど、まあそれもその通りか。
ラインの誤爆でちょいちょい情報がリークしている現代社会を考えると、まったく無駄ではないようには思える。
しかし、ありえんとまで言い切るからにはもう少し何かあるはず。
と思ってもう少し調べてみたら、この記事で完全に論破されていた。
そもそも重要なものはメールで送らない。
な、なるほど……。
『何でもかんでもメールで送る』という文化がすでにガラパゴス、ということらしい。
日本お得意の『発展途中で一時的に標準化された技術にいつまでもすがり続けてたらいつの間にか置いていかれている文化』ということか。
ガラケーみたいに。
で。
じゃああちらさんは何を使っているのか?
といえば、共有サービスとかを使っていると(この書き方の時点でふんわりとしか理解できていないことが露呈している)。
で、閲覧権限を設定して、見せたい人だけが見れるようにする。
冷静に考えて、必ずしもメールで送らなければならない理由はない。
誰に見られるかわからないネットワークにパスワードを晒すくらいなら、向こうから来てもらえばいいだけのことである。
なんてことを冷静に考えないと気付けないあたり、だいぶ洗脳されているなと感じた。
また、責任が個人に帰属するという文化性の違いについても指摘されていた。
そうやって考えていくと、冒頭の「『パスワード別送』文化の会社と仕事したくない」という発言も納得できる。
思考停止の象徴と言ってもいいくらいの文化ということなのだから。