たった5秒思考を変えるだけで、仕事の9割はうまくいく。内容メモ。受け入れがたいのは、たぶん今の考え方が仕事に向いてないってことなんだろう。
素直に受け入れがたい感じの内容だったんですが、なかなか興味深い内容でした。
例によって、Audibleで聞きながらだらーっと書いてた内容です。
たった5秒思考を変えるだけで、仕事の9割はうまくいく/
設問を履き違えるから回答を間違える
考える角度
頑張れば時間が増える?
優先順位の設定
全部を頑張る必要はない
力を入れなくていいところに力を込める、イコール間違った仕事の進め方
メールを端から処理していくのは間違っている可能性が高い
順序を考えてからやるのが仕事ができる人
時間には限りがある
どうすれば頑張らずに済むか?を考えることで、順序をつける方向に意識が向かう
本当にそれからするべきか?
仕事の成果の大小は優先順位で決まる
なぜか入る皿回しの例え。
できる皿回しは本当に大切な皿を守り抜く
解決しようと思う問題が解決すべき問題とは限らない
本当にそれで解決するのか?と考える
同じ問題が起きるときは、解決すべき問題を勘違いしている可能性がある
なぜか入る皿回しシリーズ。曲がった棒で皿を回そうとするのに似ている。
思いやり。
一番理解できない部分。
それを受け取った人がどう思うか?を考える。
事例の人も『自分ならお礼状を受け取ったらどう考えるか』を考えているわけで、それでやったものを頭ごなしに否定されても困るんだよなあ。
『お取り扱いがございません』→ガックリくる。
そうなの?
2ヶ月も進捗確認を怠った上司の責任を押し付けられる
叱られるのは理由があるから、その原因を突き止めて改善する
ちょっとこれも素直に頷きかねる
考えさせる目的で叱る人もいる→いややめてよそんなの
叱る方もパワーが必要、いただいたパワーをマイナスではなくプラスで返そう→御免被る
皿回しシリーズ
叱られる人が悪いと考えて改善しないでいると皿が回ってくることがなくなる
宅配を頼んだ後輩がポカした責任を押し付けられる
申し出て忘れるとかテロやん
大丈夫なはず、は駄目。いや、それはわかるけどさあ。
もし放置して駄目だったら、確認漏れが原因と考える
例が納得できない
効率の良さを考える
短い時間で成果を出す、今までのやり方に疑問を持つ
洞察力
体調不良で倒れた社員を前に先を読んだ行動をできるかどうか
とても恐ろしい集団心理である! みたいな?
倒れた人が次のミーティングに呼ばれているのでどうするか聞いたら考えればわかると怒鳴られる話。
駄目だこの上司……早くなんとかしないと……
スタッフの例。
洞察力っていうかあなたとの相性の問題でしかない気がします
次にどうなるかを考える、先を読む、手を打つ
当事者意識を持つ
クレーマーのなかに、単に難癖をつけたがる人はそんなにいない、多くの人はわざわざ改善点を教えてくれている
事例が面白すぎる
『酒の味が違う』とのクレームに
- ×『交換か返金を申し出る』
- ○『酒を飲んで共感してあげる』
いやしらねーよ……。
なんで客のストレス解消に付き合わないといけないんだよ。
友達とかいないと電話対応のスタッフくらいしか付き合ってくれる人がいない。
そういえばレンタルの彼女とか友人とかいうサービスもあるしその変化系なのだろうな。
そういうのを利用すればいいのにね。
ひたすらにどうでもいい。
上司が指示を出す天才でない。あなたもおそらく、指示を受け取る天才でない
ならばむしろ誤解は生まれて当然である
という前提のもとに、自分のすべきことを確認する
相手に何を求められているかを考えるのが当事者意識。
当事者意識がないと言われ続けても「いや当事者じゃないし……」と悩むばかりだったがこの説明は役に立った。
会社から求められていることを考えて的確に把握すると評価される
対策立案力
他に何か手がないか考える
できません、無理でしたは使わない、他に何か手がないかを考える
できないのは考えが足りていない
1つの方法ができないだけで諦めるのは仕事の出来ない人
組織活用力
人に聞く力。
聞くのは大事だけど自分で考えてからというのは外さない、クローズドクエスチョンができるまで考える
煙たがられるのが怖いときは経過報告という体を取る
指示を受けたときに確認すべきことを考える
仕事に自分だけの、競争力に繋がる、差別化のための隠し味を加える
このままで大丈夫か?を考える、疑う
誰でもできることをするのは仕事とは言えない
自分だけの隠し味を加える
謎のたとえ話
- サラミの話
- コピーの話
- レトルトカレーの話
- 皿回しの話
- 薄切り肉の話
読書感想文
古い体質の会社でうまくいく方法だなーって感じる。
まあ新しい体質の会社とか知らんけど。
いずれにしても、5秒にしろなんにしろ、考えることですんなりと相手の好みに合わせたことを思い付ける人はこの方法でうまくいくのだろう、とは感じた。
逆にいうと、5秒考えてうまくいくことを思い付けない、理解できない(感謝状の例とか、そもそも考えて出てくるものが体質的に組織と合っていない)というのは、要するにその組織と向いてないってことなのかもしれない。
なんてことを思った。
僕は根本的に考えが相いれないなと感じる部分が多いので、会社辞めた方がいいんだな、と確信を強めた。
環境を変えやすい世の中だ、ということは実際に環境を変える気概があるかないかはともかくとして、認識はあるはずだ。
そういう状況で、環境の方に自分を変えていく努力ができる人って、よほどの変人だけだと思う。
あなたが「5秒間でその組織に対応した考えをひねり出す」ことができるようになるまで、相当な努力が必要な人だったとしよう。
でもその一方で、世の中にはやっぱり、いるのだ。
特に苦労することなく「5秒考えれば組織にあった考え方が浮かぶ人」が。
もっと言えば「5秒?遅すぎ(笑)」みたいな人だっているだろう。
そうであるなら、自分の考えを根本的なところから頑張って変えていくことに、どれだけの価値があるんだろう?
なんて考えていくと、同じ努力をするなら、自分に合う環境が見つかるまで、環境を変える努力をした方がいいのかもしれないな、なんて。
なんて僕が言っているのも、高知の炎術師の影響ですけどね。