イケハヤさんの片付けの記事と、ヤフオクのブラックロータスを見て、整理整頓のモチベーションを高めていく。
イケハヤさんの記事。
片付けについていろいろ書かれてる。
袋を溜め込むというのはまさにその通りで、ぎくっとして、昨日、早速、袋を捨てた。
どうでもいいんだけど、断捨離を理由にするだけで、ただでさえ面白い『間違って捨てた』系統の話が俄然面白くなるのはずるいと思う。
オールアウト!!って感じで勢いにあふれている。
捨ててたら、袋に埋もれていたものがいろいろと出てきた。
入浴剤とか石鹸とか。
なんというか、自分の持てるものは限りがあるんだなあ、ということを実感した次第だ。
ヤフオクのブラックロータス。
同じ頃に、断捨離にドハマリした母親が、息子のブラックロータス(クッソ高いカード)をヤフオクに出品するという騒動を目にした。
これは最近話題の、パートナーのモノを勝手に売ったり譲ったりするという話に似た構図だ。
なのだが、これに関しては、ご母堂の行動の是非はともかくとして、そんな高いものを実家に放置するほうも問題があるように思う。
貴重品はご自身で管理してください、というやつと同じで。
結局、モノが多すぎて、何が大切なのかを見失ってしまっているのだろう。
ある意味よかったよね。
この騒動は、ヤフオクという公にさらけ出され、結構な騒ぎとなり、結局、息子さんの耳に入って事なきを得たようだ(家族会議に発展するみたいだが、それはそのご家庭の問題である)。
よかったというのは、これがもし火事なんかで焼失していたとしたらいろいろ大変だったろうな、なんてことを思ったからだ。
その場合、少なくともヤフオクと違って取り返しがつかないし、焼けてしまったことを証明するのも難しい。
『焼けてしまった自分の荷物のなかに、100万円相当のカードがあった』なんて主張が通るとは思えない。
それこそ、この騒動に対する反応の一部にあった、『そんなカードを実家に放置するとは思えない(だから詐欺の可能性が高い)』という意見そのままだ。
むすび:大切にするために大切なこと。
片付けの記事と、実家のブラックロータス。
この2つは、モノを大切にするために大切なことを教えてくれる。
モノがあふれてしまうのは、使い切れないほどモノを所有しているからである。
そして、自分の手元に置けないものは、いつの間にか失われているかもしれない。
考えてみると、所有するというのが目的になっていることが多い。
トランクルームなどのサービスを利用して、後生大事にとっておく……というのは、本当にモノを大事にしていることになるのだろうか。
モノというのは使ってこそ、という考え方は真実だ。
買うだけ買って放置というのは、消費主義にすらなっていない。
使えないなら譲るなり、換金するなりしてしまった方がいいんだろう。
どちらにしろ、自分が大切にできるもの、注意が及ぶ範囲というのはごくごく限られている。
みんなそろそろ、こんなにたくさんのモノは必要ないというのはわかってきているんだと思う。
そんなことを書きながら、僕も、自分自身にモノを減らせと言い聞かせているわけだが、ブログを書くばかりで片付けの進捗はいまいちである。