考察:『○つの理由』とか使おうとすると虫唾が走る
○つの理由を使う理由。
本に書いてました。
具体的な数字を入れましょう、みたいな話でした。
で、これを読んで、やってみようとして、妙にやりたくねーなー、と思ったわけです。
同じことをしようとするとブレーキがかかる?
なんかそういう書式、腐るほど見ますよね。
そんなわけで、『○つの理由』とか使うことにすごい抵抗があります。
でも、なんでもかんでもブレーキがかかるわけではないんですよね。
たとえば、万人に使われている表現として『~~してみた』というものもありますが、これは使うことに特に抵抗がありません。
そう考えると、『理由』を使いたくないというのは単純に、その表現が嫌いなだけかも、と思いました。
その書式が嫌いな理由を考える
というわけで、嫌いな理由を明らかにしてみます。
冷静に『なにがダメなのか』がわかれば、それに抵触しないようなものを書くことで、その書式が使えるかも知れませんしね。
- 隠し事をされているような気がしてくる
そういえば、『3つの理由』とか言われると、「なにが3つだよ全部吐けよ」みたいな気分になります。
『ぜんぶ事細かに説明してもいいんだけど、それだと理解できないでしょ? だから内容を簡潔にしますね』
そんな風に言われているような、要するに馬鹿にされているような気分になるのかもしれません。
完全に人間不信と被害妄想ですね。
実際全部説明されても理解しきれませんし。
- 3つにまとめるのが苦手なのでまとまりきらず、結果的に嘘を言ってる気分になる
説明下手な自分は、よく『ポイントを絞って』とか言われます。
『話すときには3つくらいに要点を絞る』なんてのも、伝え方としてよく言われてますよね。
もしかして、そういうの言われすぎて、嫌になったんじゃないかな・・・なんて思いました。
けっこう当てはまるような気がします。
また、『自分が苦手なので実感がこもらず、他のそういう記事も、どうせ無理やりまとめたんでしょ』という目で見てしまう・・・ということも、あるような気がします。
『してみた』の方は、それが本当にしてみたことなら嘘偽りも何もないので、正直な気持ちで書けます。
この理由も2つに分割できそうだけど、理由をあげたら3つになっちゃいました、という方向に話を持っていきたいので、無理やりまとめています。
- くだらない記事が多い
テンプレート的に使えるので、みんな使ってます。
結果的に、平均値が下がっているし、当たりはずれも大きくなってます。
ということは、くだらない理由を見せられることが多いということです。
そういうこともあって、同じことをしたくない、みたいな気持ちはやっぱりあるのかもしれません。
理由をあげたら3つになった
伏線は回収します。
4つあがりそうでしたが、3つになりました。
ただ、ここで重要なのは、倍上がったわけではないということですね。
やはり、話を適度に展開して収束させるためには、3つ前後がちょうどいいというのはその通りだと思います。
好き嫌いで利用を避けるのは、できれば避けたいところです。
さいごに:理由を○つあげてみる、とかなら使えそう?
3というのはよく見かけるから使っただけで、別に4つでもいいんですけど。
ただ、理由として、嘘を言っている気がしてくるというのは、自分の中で大きいです。
変に削ったりすると嘘を言ってる気分になる、というのはどうしようもないですね。
我慢しても体に悪いので、なるべく抵抗の少ない方向で、数字を入れるようにしたいものです。
というわけで、羅列して、その数を数えた結果を書くだけならやれるような気がしましたので、その方向で行ってみます。