福岡と熊本の旅 1

金曜有給からの、福岡~熊本への遠征をしてきた。

金曜は志賀島。
土曜はμ'sファンミーティングツアー2015 あなたの街でラブライブ! in 福岡市民会館。
日曜は熊本舞台挨拶14時の回。

それぞれそんな目的だった。
金曜のは目的というか暇つぶしだが。

志賀島。
福岡の北、半島となっている海の中道の先からさらに飛び出た島だ。
徒歩だと4時間もあれば一周できる。
ただし歩道がない部分も多かった。
あと島の北側では携帯を海に賽銭代わりに投げ捨てた後にWiFiがないことに気付いたため難儀した。

金曜は完全に暇つぶしのため、前回謎解きで海の中道に行った際に『しかのしまだって、行きたい』となっていた件の島に行くことにした。
例によって徒歩である。

博多空港を8時すぎに出発し、12時頃に和白、14時頃に海の中道・・・と来たところでアルパカマスクを落としたことに気付いたが少し戻ったら回収できた。
この和白から海の中道にかけての車道、見事に何もない。
自販機も含めて。
海の中道水族館くらいまで来たあたりで、意識が朦朧としてきたのを感じたのでバスに乗り込んだ。
冷静に考えると、海の中道には自販機もあったのだろうけれど。
でもそんな環境でもランニングしてるじいちゃんとかいてすげーなって思った。

バス停に久保という場所があったのでそこで降りる。
15分ほどで10キロは進んだだろうか。
文明の力を感じた。

さらに進むと、妙なうどん屋があったので入る。
おいしかった。
店のおねーさんにいろいろ聞かれる。
やっぱり博多から歩いてくるやつはあんまりいないようだ。
アイドルの追っかけみたいなもんですか、との問には曖昧にイエスと答えざるを得なかった。

さらに進むと、海に伸びる一本道の先に、でかい島が見えてくる。
一気に、なんていうか、周囲の野性味が増したのを感じた。
ただ海はえらい綺麗で、ことあるごとに写真を撮りながら歩いた。
途中のうどん屋でもらった地図には一時間で一周できる・・・と書かれていたのだが、半周に2時間ほどかかった。
件の地図にはサイクリングマップと書かれていた。
なるほど・・・

そろそろ飽きてきたので、箇条書きで。
・ごはん処が空いてない。平日の昼下がりだから当たり前なのだが。
・緑を大切にしましょうと書かれてる公園に生い茂る雑草。大切にしすぎだな。
・崖の下に砂浜が見えた。マップによると写真スポット的な紹介をされていた。
・よくよく見てみると、崖に生い茂る藪の中に人一人が屈んで通れるくらいの穴が切り開かれていて、ロープが伝っていた。
・降りていいのかこれwwwとか1人でテンションを上げながら降りたら降りれた。
・手が汚れた。これが後に明暗を分ける。
・休暇村なる場所に着く。なんだこれ・・・となりながら、夕日が見れる海岸とやらに到着する。
・日の入りまでは2時間かかるらしい。なるほどな、と思いながら、マップに見本として記された位置からはだいぶ北側に沈んでいく太陽を眺める。
・手を洗おうとして、海に近づいたら波が足にかかり、慌てて退避した。
・しばらくして胸ポケットの重みがないことに気付いた。
・探してみたが、よく考えると海に水没させてしまったらどうしようもないか、と思い直し、諦めて太陽を眺めた。
・夕日は綺麗だった。
・夕日を見終わり、そういえばバスは通っているのだろうか、と探す。
・なかった。
・せっかくなのでもう半周するかと歩き出す。
・せっかくなので何か食べられないかと粉をかけるが当然ながらどこも開いていない。
・そもそも真っ暗になったら軽く命がやばいと思い直し、すぐに走りだす。
・途中、工事現場で車線が1車線になっており、しかも歩道が存在しない場所だったのでちょっとやばかった。
・船の時間にもバスの時間にも噛み合わない感じなので、ぐだぐだと、結局2時間ほど走ったり歩いたりして、西戸崎まで辿り着いた。
・電車ってすごいな・・・と思いながら博多にリレミトする。
・風呂とご飯を取らねばと思い、適当に調べる。
・ちょうど24時までやっている銭湯があったため駆け込む。
・どこの銭湯でも終業時間ぎりぎりだと嫌そうな顔・・・こそされないが、即座に終了できるように念押しの構えを取られるのは変わらないな。忘れ物とかしたりしたいわけではないのでいいのだが。
・その後、そういえば一蘭とかあったよなと調べる。
・一蘭の本店が24時間営業だったので、そちらへ向かう。
・屋台の一蘭というものが地上には存在するらしい。
・そして24時なのに普通に列ができていた。
・東京で食べるのとあんまり違いはわからなかった。

つづく。

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