【シャミ子は】まちカドまぞくアンソロジーの作家さんを調べてみたくなったから調べた【特に悪くないよ】

シャミ子が悪いんだよ(挨拶)

ついに出ましたアンソロ。4/27。

こういう調子で書籍を紹介するような記事って他に書くべきものがあるんじゃない? ということを思い出させてくれるまぞくはありがたいですね。

何の話?

なかなか……これは……

さっそく嬉々として読んでみたんですが、なんというかとても質の高い二次創作が広がっていました。

軸となるまぞくの味はしっかり残しつつ、それぞれの作家さまがたのアレンジがいい具合に加えられているというか。いや本当に何言ってるのかよくわかりませんが。

そんななかで、「この人の絵は見たことある!!!1!」となる人もわずかにいる一方で、正直わからんという人はやはり多かったです。ものを知らないにわかなので。

とか言いつつたまーに「ペロッ……これは……ゆるゆりのひと……?(自信なさげ)」みたいに(アハ体験気味に)連想ゲームに勝利することもあり、せっかくなので作者様を調べてみようとかそんなことを思いましたとさ。

敬称略です。

カバー周り

甘党

となりの吸血鬼さん、名前だけ聞いたことありました。

ツイッターのプロフだとアドレスが途中までしか入ってなくてリンク切れしてます。大丈夫なのかな

表紙担当。

めっちゃかわいい絵柄です。

まぞくの表紙の方もものすんごい可愛さで、納得の表紙という感じ。

可愛すぎて感想が薄いです。語彙。

鈴木りつ

裏表紙担当。

なんですが、Kindleだとここの部分の縮尺小さめなんでめっちゃ潰れてます。訴訟。

宇宙ごせんぞという新たな概念を見ました。

電話線の音(?)を出してるごせんぞも見てみたいです。

そめちめ

カバーの折り返し部分担当。

同じくカバーなので電子書籍ペナルティによって潰れています。 きれいなイラストが見たい場合は本を買いましょう。

裏表紙の鈴木りつ先生となんだか方向性が似ていますね。

宇宙ごせんぞに対してこちらはシャミ子が新たな世界に旅立ちます。

「身に覚えがない」でも「見つけた」でも大差ないですよね……?

言い換えの意味が特にないところが好きです。

九島優

カバー下担当。

単色のイラストながら、光の表現に眩しさを感じる、光と闇!なイラスト2点。

ご本人もツイートされてましたが、まじでかっこかわいい。 見入っちゃいます。

あとシャミ子の尻周りの書き込みがとてもよいです。

イラスト

なもり

やっぱりゆるゆりのひとだ!(それくらい普通に知っておきたい人生だった)

模範的な戦闘形態のメインキャラ4名の立ち絵。1枚めにぴったりな模範さです。

ミカンの目の色が原作準拠ですね。もう一枚ミカンのカラーがあったけどそっちはアニメ準拠でした。

いろんなまちカドがあっていいと思います。絵の感想ではない。

wasabi60

イラストレーターさんのようですがよくわかりませんでした(いかがでしたかブログ並の感想)

ツイートを遡るとラノベの挿絵(↓)とかがわかりやすいお仕事情報な感じ?

イラストはシャミモモ+ちょこっとリコくぅん。

髪の質感とか制服の質感とかとてもきれいです。

二次元特有の「制服の生地がそんなやわらかいことある???」みたいな柔らかい質感の服、いいですよね。

リコくぅんのしっぽが服の下から出てて、スカートもそれなりにめくれていてほんまかいなと思って3巻を確認したらほんまでした。勉強になりました。

肉丸

ばっどがーるのひとだ!!となるキャラット読者です。

ちょいちょいツイッターで見かけてはいたんですけど、あらためてプロフを見てえ、連載2本持ってんの……?となって震えています。

イラストはシャミモモ。アホっぽい()女の子を描くのがうまいなと思いました。

ちよだがまぞく(の頬)からクリームを強奪しているのも見逃せません。

それをどうする気だ?

あと右手もなんかかわいい……あざと魔法少女ですね。

それはそれとしてシャミ子がパンツ履いてるのめちゃくちゃ新鮮な気がしました。

なの

ぜったい見たことある絵なんですけど名前が一般的すぎて探せませんでした。

ふつくしい桃色魔法少女でした。

背景が真っ白だしたぶんサクラメントキャノンに類する技が関しているんじゃないかと思いました。(てきとう)

見たことあるかは……よくわからないですがバニーなミカンさんの絵です。えっちです。

この方も探しようがありませんでした。

みきさい

普通に見つかってホッとしています。

ヘッダが色素薄めな猫耳のおんなのこだったのでだいたい察しました。

イラストも納得のリコくぅんです。

振り向きリコくぅん。うつくしい。

逆光でちょっと目のハイライトが控えめなのも幻想的でよいと思います。

御神体……御神体かな……?が飾られてて、そういえばありましたねそういうの……となりました。

鷹なゆ

鷹がめっちゃ潰れてて判読できないんですが出てきたんであってると思います。

直近のメディア欄がかぐや様のFAで埋もれてて違う人かなとか思ったのは秘密です。

イラストは制服シャミ子とやみおちよだ。

背景が交通標識モチーフなのがカラーページの終わりっぽくてよいと思います。(個人の意見です)

原作より頭身高めな絵柄ながら違和感なく落とし込まれてて、Oh…Stylish…となります。

マンガ

南方純

たぶん見たことある。たぶん。

この作品に限らずですが、マンガパートは台詞回しをめちゃくちゃ原作の味わいに近付けようと努力した痕跡が見えるというか、めっちゃそれっぽい! となるため読んでて楽しかったです。

みんなまぞくが大好きなんだな……というのが伝わってくるというか。

この感覚、コンテンツが好きな出演声優がコンテンツを語る系統の配信が楽しいのと同じ感覚かもしれません。

ネタとしては「動物園でシャミ子に变化したリコくぅんを見破ったちよだのシャミ子語り」の逆をシャミ子にさせるのがよかったです。

鴻巣覚

めっちゃ目に馴染むなと思ったらきらファンのコミカライズの人でした。 お世話になっています。

模範的な桃とミカンの過去話。え、公式?と思うレベル。

もう公式でいいんじゃないかな。

「もう甘酸っぱい いい思い出よ」が最高に原作準拠の二次創作(?)って感じでだいすきです。

ゆとりーぬ

すごいあたまがわるそう(褒め言葉)な作品の宣伝をしておられるアカウントが出てきました。すごい。

話の展開もマイクロ危機管理フォームとか天才じみたネタで、絵柄も直前の公式(きらファン的な意味で)からはかなりベクトルが異なるためむせ返るほどのギャップ萌えが味わえます。 萌えかどうかはわかりませんが。

その格好で外出するならなんか羽織ればいいんじゃないか?と思ったけどそれはそれでろしゅつまぞくには変わりないことに気付きました。

におわせぬきうちテスト、しれっと変態的な独占欲を発揮するちよだ、無自覚なちよだ、振り回されるシャミ子など、それっぽさの嵐。

絵柄は違うけど、これも確かにまぞく……こういうのでいいんだよ、こういうので……となってました。

ムネヘロ

描かれているマンガのツイートもありました。

虫の声が聞こえちゃう女の子のお話のようです。

タイトルはムシ・コミュニケーター……あ、コミックスも出てますね。

で、まぞくマンガの方は鳥の巣(頭装備)を装備したシャミ子ともんもがてんやしたりわんやしたりする話です。

絵柄・お話ともにまったりしていて独特のテンポ感。

トリタロウや辺境(おくおくたま)のフクロウ、ミカンが召喚しがちな刺さる鳥以外の鳥のレパートリー(鳥だけに)をうかつに増やすんじゃない、そんな気持ちになれる一作です。

みかん氏

連載中のマンガはどちらもWebで読めるようです。 あ、コミックNewtypeのほうはばっどがーるの人もいる。

なんか軽く目を通した感じだとどっちも不穏な展開で震えています。

まぞくマンガの方は、そんな不穏な展開を100倍くらいに希釈して万人向けにした感じの、シャミカンにもやっとするちよだとシャミ子のお話です。

クセで変化球投げようとなるのを全力で止めてる雰囲気。しらんけど。

僕はこれくらいのにおわせ不穏のほうが好きです。

そしてちよだのTシャツはなんなんでしょう。ちらちら映ってきて気になりつつ、1コマだけ大きめに映るんだけどなお「なにそれ……なに……?」となります。

地味に収録作の中で唯一「ごせんぞぉーーー!」してるのも見逃せません。

むぐら

……イラストに込められるカロリー差がすごい激しいな……という印象。

1ページめの低カロリー具合とツイッターのイラストとの乖離がすごくて、アクセス先を間違えたかと思いました。

そりゃあイラストの髪とかのつやつや具合とか、くっそ細かい陰影だとかをマンガの1コマ1コマでやったら死ぬよね……そりゃあね……。 (ちょいちょい目とかつやつやになってて、なるほどとなれます)

ちょっと最後のオチに連なる「一緒に?」のくだりがいまいちピンときていません。

決定的な勘違いとは一体……?

その他の感想としては夢オチながらも、「桃がシャミ子にデレてるのをミカン的には違和感なく感じる」のがなんともありそうだなと思いました。

シャミ子的にはつんつんしてるようにしか感じられないけど外野からはもう落ちてるようにしか見えないみたいな。

ありそう。いやある。

優しい内臓

わぁ、死神ドットコム!

可愛い絵柄なはずなのに「原作より借金抱えてそう」だの「借金してガチャしてそう」だのといった感想が浮かんでくるのは何なんでしょうね。

普段から雑誌で印象付けられてるんでしょうね。

「見た目を信じるな」って。

最後のページなんて満面の笑みのはずなのに死神ドットコムでよく見かける限界ギリギリな笑顔だなと思ってしまいます。

でもまぞくのしっぽを愛撫(直喩)したりイケモモにトゥンクしたりするなどしているシャミ子は百合成分高めでよかったです。

はしば

作者さんはつぶやいたーを駆使してないのかな……?

それはそうとまぞくマンガ的には、「10年前から現在のSNS全盛期を見越して対策してた桜さん」とか「面白い動物ネタを探してるけどあすらの面々はガンスルー」、「猫にシャミ子のボツあだ名を使うちよだ」などなど、なかなか「ありそう」と思わせてくれる、リアルリアリティ的な意味で原作純度が高い(?)ネタが詰め込まれています。

絵柄的には原作に寄せようという気持ちをめちゃくちゃ感じつつ、ご本人のクセみたいなものも出つつ、で良い塩梅かなと。

みかづち

えっちアカウントでした。

この作品はですね、もうね、

「暇だ…」

の空気感がなんとも言えず好きですね。

ギャグ寄りでもあり、なんかそういう切なげなお話のようでもあり。

あとTシャツの柄、それさっき見たやつですね。

みかん氏先生のところでもちよだが着てましたね。 原作にあるのかそれ。印象になかったです。

わりと雰囲気なので、もう少しがっつりイチャラブしてくれる話も読みたいです。

おれ、この味好き……もっとくれ……となりました。

今井哲也

マンガ編ラスト。 「アリスと蔵六」のお方でした。アニメだけちょこっと見ました。

ぼくらのよあけ、とは……?

なんか良い雰囲気。あとで読もう。

まぞくまんがの方は忘れ去られたごせんぞのお話。

「うん これも考えるのはやめよう」じゃないんですよ。

タイトル通りに午睡めいたまったりとした空気感、原作っぽい台詞回しにほっこりするラスト。

まさに締めに相応しいお話でした。

あとがき

ひとりあたり1/2ページずつ、フリーテーマであとがきが記載されています。

テーマに縛られずに好き勝手に描けるせいなのか、ちょくちょく「あれ、あとがきのイラストのが好きなんだけど」みたいな感想を抱いてしまったりしまわなかったり。

他の先生方がアンソロとか2期放送に向けたお祝いコメントなのに、南方純先生だけは永遠につよつよ(中略)フォームについて語り続けているのがちょっとこわかったすごいなと思いました。

そんな感じで

アンソロがとても素晴らしかったので作者さまがたをいかがでしたかしたかったんですけどただの読書感想文になってしまいました。

よかったのでみんな買ってください。いや買った人しかわからないことしか書いてない気もしますが。

2巻も出てください。

B! LINE