スクスタ語をスクフェス語で理解しようとする試み
スクスタくん、独自の言語が多すぎて楽しめる楽しめないの前にまず何言ってるかわからないところがあるんですよね。
というわけで。
スクフェス語とスクスタ語の対比
によってスクスタを理解しようとする試みです。
ボルテージ
スコアのこと。
特に比喩もなく頑なにボルテージとしか言ってくれないので下手するとここでコケる人もいそう。
これを上げるとライブの評価が上がります。
純粋に、どれくらいライブが盛り上がったか?を表しているんですかね。
しらんけど。
スタミナ
HPですね。
解説はいらないと思う。
ただ、これに関わる点でスクフェスと大きく異なるのが「ノーツを叩くだけで減っていく」という点。
グレートだろうとナイスだろうとスタミナが減っていきます。
スタミナというだけあってライブを進行する行動力そのものと考えると多少は受け入れられるかも。
特訓
練習。
ここ変える意味あったの???
とは思ったけどそもそもスクフェスの練習を練習と認識していない(強化って呼んでた)ので特に問題もなかったです。
レベル上げのほかに、スクスタではツリー状に伸びたパネルを取得することでさらに能力を伸ばせます。
パネル取得は経験値でなく、合宿やライブ報酬でもらえるマカロンなどのアイテムを消費します。
ラブライブ!の謎のマカロン推しはなんなんでしょう……。
合宿
スクフェスには該当要素なし。
前述の通り、特訓画面でパネルを取得するのに必要なアイテムを取得できます。
覚醒
特別練習。
強化パネルの該当パネルを取得することで覚醒できます。
取得するとアイドルが着替えるんですが、ライブ中の衣装変更はまた別のパネルが必要です……一緒でよかったのでは……?
能力が上昇するかはよく見てなかったのでわかりません。
限界突破
特別練習になるんですかね。
覚醒によるスクールアイドルスキル枠の解放に相当。
効果は全く異なり、限界突破することで強化パネルツリーが解放されます。
途中までしか進めなかったツリーの奥まで進めるようになります。
また、シールに相当するアイテムとして「スクールアイドルの輝き」なるものが存在します。
ガチャで被るともらえます。
レアリティが上がると必要数が増えていく、よくある感じのやつです。
属性
同じく属性。
おなじみの3属性、スマイルピュアクールのほかにアクティブとナチュラルとエレガントが追加されました。
楽曲の方はさらに無属性というのがあるそうな。
いずれにしても、単純に楽曲との相性が細分化されただけと考えて問題なさそうです。
能力
属性に対応する能力ではなくなり、アピールとテクニックという謎能力になりました。
このふたつがどういう役割なのかはどこにも説明がないのでよくわからないんですが、別にどちらかだけを特化して育てることはできないので特に気にする必要はないと思われます。
タイプ
スクフェスでは該当要素なし。
なんですが、あえて例えるならスコア獲得、HP回復、判定強化などのスキルの種類が相当する感じな気がします。
後述する作戦効果を決定します。
効果の大小は存在せず、またデメリットが存在する点が特にスクフェスとは異なります。
また、これとは別に特技というスキルに相当する要素も存在しています。
アクセサリー
スクールアイドルスキルのような感じで、アイドルごとに装備する何か。
ライブするともらえたりもらえなかったりします。
まだあまり触れてないのでどんなものかはよくわからないです。
限界突破とか進化とかあるらしい?
まあとにかく装備して強くなるんでしょう(てきとう)。
特技、個性、ひらめきスキル
スクフェスの特技とかセンタースキルに相当します。
名称やら種類は変わっているものの、まあだいたい似たりよったりです。
特技
アイドルごとに固有の効果を発動します。
特技パネルを獲得するとレベルが上がるみたいです。
発動条件は「自分がアピールしたとき」っぽい。
のですが、特技の発動条件についてはアプリ内で一切の説明がない気がしています。
最初のチュートリアルみたいなところで触れられてたか……?
個性、ひらめきスキル
種類は違いますがだいたい同じものです。
いろいろなタイミングで、いろいろな対象に、いろいろな効果をもたらします。
いろいろなタイミングというのはライブ開始時とかアピールチャンス時とかその成功時とか。
いろいろな対象というのは同じチームとか自分以外とか同じ作戦の3人とか。
スクフェスと異なりライブ中のギミックが多いので、このへんは多様です。
個性は特技と同じように各スクールアイドルごとに固有で持っていて、パネルを取得して強化できます。
ひらめきスキルの方は合宿でランダムに獲得します。
獲得できる枠(初期は1)をパネルで増やせます。
アピール
そもそもアピールとは?というと、現在の作戦に従事する3人が順番に行うものらしいです。
スクフェスの「ノーツが降ってきたアイドル」に相当する感じですかね。
スクフェスと異なるのは、アピールしたアイドルの能力でスコアが決まる(っぽい)ほか、アピールしたアイドルは特技の発動判定が発生する(っぽい)点。
ライブ中は必死なんであんまり見れてないですが、たぶんそんな感じ。
ノーツの種類
スクフェスと異なる点は以下。
タッチする場所はどこでもいい(作戦切替やSP特技のボタン以外)。
フリック(向き指定あり)が存在する。
同時押しは二本指タップが別のタッチとして処理されるだけ。
なのでフリックの向きが違う同時押しが来たときに、左右逆にフリックしても問題なく処理できます。
「← →」を「→ ←」と入力する、みたいな感じですね。
シャイニークォーツ
スクフェスには存在しない天井制度。
蒼光の御印2つぶんに相当します。
ある程度時間が経つと、蒼光の輝石様々なアイテムと交換できる何かに変換されます。
その他、スクフェスと比較して
スクフェスの延長ではない
スタミナが楽曲を進めるだけで減る。
そんな仕様のため、編成によっては「どうあがいてもクリアできない楽曲」が存在します。
このため普通の音ゲーなら当然できるはずの「高難度の楽曲を音ゲースキル任せで最後までプレイする」ということができません。
足切りを突破しないと遊ぶことすらままならないわけですね。
あと、初期で遊べる楽曲が極端に少ないのも気になるところでしょう。
ガチの初期時点ではライブが選べないのはまあいいとしても、ライブができるようになった時点で遊べる楽曲は3〜5曲と冗談のような少なさとなっています(うち恒常は1曲のみであとはすべて日替わり)。
楽曲はストーリーを進めるしか増やす手段がなく、特定の楽曲をクリアすることで解放される楽曲は存在しません。
いろいろと挙げましたが、要するに「スマホで音ゲーをやりたいならスクフェスをやればいいじゃない」という明確なメッセージを感じるんですよね。
極端な話、スクフェスのような音ゲーの楽しさを期待すると裏切られた感覚すら受けるはずです。
まあ、沼津で広告を見たんですけど……
スクフェスは「いちばん楽しいリズムゲーム」らしいんで……いちばんは2つも要らないってことなんでしょうね……
楽しさが全く異なる
プレイ中、しきりに「これ、いつ楽しくなるの……?」と呟き続ける程度には楽しさが見出せないでいました。
ストーリーにはよく知らない虹ヶ咲しか出てこないし、主人公はなぜかそこの生徒だし、めちゃくちゃ喋って「なんだお前……!?いやまじでなんだお前」感が拭えないし、ライブも前述の通り初級しかクリアできないし、かと言って初級の譜面は音ゲーとしてはまったく面白くないし、作戦とかSP特技とか意味わかんないし……などなど。
不満をあげればきりがない有様でした。
しかし「おしえてスクスタ!」の雑すぎて理解できない説明をどうにか読み解いて、最低限何をすればいいかをつかめてきたところでようやく楽しさが理解できてきました。
スクスタのゲームとしての楽しさは大きく2つあるなと感じています。
キャラのステータス育成
まずひとつめはこれ。
レベル自体もスクフェスほどサクサク上げられるものではなく、成長速度はかなりゆっくりです。
そもそもパネルによる強化も考えたら、正直これは全部育てるのは無理では……?
と思うような数のツリーが伸びています。
そんななかで「とにかくスタミナを上げたい!」など意識して少しずつ育てることになるので、「どの能力をいくつ上げた」というのが印象に残りやすいんですよね。
そのため当初は1000程度だった能力が、気付けば2000、3000と上がっていき、気付けば遠くへ来たもんだ……的な自己満足に浸ることができます。
推しを強くしている感覚です。
戦っている感覚の強いライブパート
そしてもうひとつがこれ。
当初、初級は音ゲーとしてはつまらないとか思ってたんですが、とんでもなかったです。
「おしえてスクスタ!」で、このゲームは何ができて何をしなきゃいけないのかが理解できてくると途端に難しいゲームに化けました。
それもそのはずで、リズムゲームの合間にスタミナ管理やら作戦の切り替えやらSP特技の発動やらアピールチャンスへの対応やらをするので、実質2種類のゲームを並行してるようなものなんですよね。
同時並行が苦手な発達障害もどきのアルパカは「むしろ初級の譜面でも難しくね?」となって未だにフルコンできていません。
正しく遊んだ感想としては、音ゲーの爽快感とはまったく異なる「強敵を倒した達成感」のようなものがあるなと感じています。
どちらかというとグラブルとかに近いです。
グラブルわからなかったら適当なRPGで、「倒せるかな……」とか不安になりつつ挑んだボス戦を思い浮かべてください。
そんなかんじです。
そんな感じで
そんな感じが被ってしまった……
まだまだわからないところがある、っていうかぜんぜん進められてないテイタラクなのでこんなことしてないではやくストーリー進めろという話なのですが。
それでもなんというか全体的に解説が足りてないというか、「わかるやろ?(CV:東條希)」みたいな慢心を感じるので引き続きわからないところに挑みかかっていきたいなとかなんとか。
この記事を読む頃にはすでにアンインストールしているだろう、という気はしないでもないですが。
楽しさが理解できてくると割と楽しいので、音ゲーだと思って挫折した人は音ゲーだと思わずに遊んでみてほしいなとか、まあそんな話です。