明日やろうは馬鹿野郎とは言うけれど今日やりすぎると犯罪者になるらしい
帰ります。
新年度。
今日やろうは犯罪者になる危険があるので帰れるうちに帰る。
例のルールができたおかげで、そんな心持ちで新年度から働けています。
そもそも現環境は、無限に仕事が湧き出てくる環境です。
やろうと思えば時間なんていくらでも使えます。
ってこの時間の使い方の本に書いてました。
この本いいですよ。
特に仕事を切り上げて早く帰るにはどうすればいいか?という命題の答えが素敵でした。
答えはこう。
仕事はどうせ終わらない。諦めて早く帰ろう。
これですよ。
確かに、誰からも求められていないだろこれ……という仕事に時間を取られることって多いんですよね。
少なくとも僕の観測できる範囲ではそうです。
会社間の体面を保つためなのか、稼働率という見かけだけの数字を保つためなのか。
よくわかりませんが、わざわざ効率の悪いやり方を採用する雇い主。
食い扶持を稼ぎ出してもらえるのはありがたい限りですけどね。
でもなぜか、仕事をしているというよりもアリバイ工作をしているような気分になることが多いです。
でもそれに付き合って、(やっぱり誰からも求められていない)締め切りが危ういからと毎日終電まで働く……。
そんな馬鹿なことを繰り返している現状です。
その悪循環をぶった切る可能性を秘めているのが今回の働き方改革なんちゃらですね。
残業時間の上限的なアレ
今までも法律的な云々はあったと思うんですけど、なんで今回に限ってそんな騒がれてるんでしょうね?
まったくわかりませんし成り立ちも興味はないですけど。
でも騒がれてるってことは意識している人が多いんでしょうね。
制限の内容は、年間360時間で月間45時間でしたっけ?
特例を除くという但し書きはありましたけど、そしていつものごとく万事が特例になるのだとばかり思っていたのですけど。
どうやらそうでもないらしく?、(僕の周りの)みんなが守ろうと言ってます。
意外に短い。
360時間とだけ聞くと途方も無い時間に感じますけど、計算してみると意外に短いんですよねこれ。
僕も職場で指摘されるまでは意識してなかったんですけど。
年間360時間ということは月平均は30時間。
とするとだいたい月の営業日は20日ですから、1日あたり1.5時間しか残業できないことになります。
これ、残業に慣れきった人にとっては「毎日早退していいよ」って言われてるようなレベルの時間なんですよね。
僕がそうでした。
定時って21時でしょ?
みたいな感じでしたから。
毎日1.5時間とすると、1週間なら7.5時間。
今日3時間残業したら、残りは4.5時間か……。
いやむしろこの先絶対発生する、もっとヤバい状況に備えて今のうちに残業時間を貯金しておかないと……。
そんな感じで、このルールにより残業時間をやりくりする意識が生まれた気がします。
大丈夫? 捕まるよ?
あくまで上記は僕の周りの話なのですが、ツイッターとかまで観測範囲を広げると相変わらず残業時間がマッハな人たちを見かけます。
僕の環境も大概で、だいぶ底辺だと思ってたんですけど。
それでもかなり雰囲気が変わったと感じているんですよね。
何が言いたいかというと、だから、このレベルにまで到達しないような職場って本当にやばいところなんだろうなあ……ということですよ。
まじで潰れた方がいいと思います。
ブーメランになるかもだけど。
とか言って数ヶ月後、なんなら今月後半にでも「残業きつい……まじ無理……自決しよ……」とかメンがヘラってる可能性は存分にありますが。
とはいえベーシックインカムさんに実現してほしいと願う程度には働きたくないので、この手の取れるマウントは取っておきたいなと思うわけです。
ああ働きたくない。
そのうえこれからは働きすぎると犯罪者扱いされるってんだから、これはもう帰るしかないですよね。
これは仕方のないことなのです。
どうみても早く帰るための大義名分がほしいだけです。
本当にありがとうございます。
でもほんと、もっと気軽に転職すべきだと思いますよ。
実際にやる側になったら、そりゃあ気が重いでしょうけど。
でもそれも、半分くらいは「転職はクビになった人がするもの」みたいな、平成特有の特に意味のない刷り込みのせいですからね。
たぶん。
そもそも出不精でサンドバッグばっか書き殴ってる僕みたいなやつは、月一くらいで自社以外の人と真面目な話をする機会を作る方がいい気もしますし。
有給も使わないといけませんし。
まとまりませんが。
意外と今回の残業規制は僕にとっては効果出てるよとかそんな話でした。
あとあれだ、僕程度で効果があるんだからまったく効果出てない職場ってどうなの? やばくね?
みたいな方向からも攻めてみました。
自浄作用が働いて、これからどんどんと会社が淘汰されていきますように。