【ロードバイク】自転車の靴の中敷き、体重が偏ってる人はオーダーメイドすべき【インソール】
久方ぶりに自転車の話を。
インソールは大事だよー
って自転車の教科書の体の使い方編にも書いてました。
人間の体って重心がどっちかに偏ってるんで、そのままで自転車に乗るとどっちかの足が過負荷になる。
みたいな話です。
その結果が体を痛めてしまうのか全力を出せない程度で済むのかは……運次第でしょうね。
靴も大事だけど
えっと、弊サンドバッグで一番売上があるのが靴だったりするんですけど。
たぶんこの記事なのかな。
厚い底の靴がいいよという話。
この記事では触れなかったんですが、両足のバランスというのも同じくらいに大事だったりします。
インソールの効果
たぶんインソールの機能って、2つに分かれるんですよね。
ひとつは単純に足の負荷を分散させるとか、適切な場所に荷重をかけるとか、両足について補正するもの。
もうひとつは左右のバランスが偏っている場合に、角度をつけたり高さを変えるなどしてバランスを矯正するもの。
どちらも同じく故障率とか疲労を軽減するとか運動能力が向上するとかそんな感じの効果が得られるのでしょうけど。
出来合いのものって、このうちの前者に特化してるはずですよね。
足の長さがちょっと違う……という状態に、出来合いの製品は対応できませんから。
もちろん、姿勢が良くなった結果として左右のバランスが改善されるみたいなことはあるでしょうけど。
左右バランスを改善すべき人
でも、姿勢が良くなった程度ではバランスが変わらないと言うかバランスと言う言葉で片付けられないほど偏ってる人というのは一定数存在します。
たとえば僕の父は事故で脚を折り、ちょっと医者の腕がアレで曲がってくっついたせいで脚が数センチほど短いらしいです。
とか言ってる僕自身も高校時代に肩掛けのゴルフバッグを担いでたせいか、だいぶん体が曲がってます。
いや、両肩を使えという話なんですが。アフターカーニバルでした
そういう明らかに体のバランスが悪い人だと、出来合いのインソールではちょっと不安です。
実際ロードバイクで長距離を移動すると片方の脚の付け根が痛くなることもありました。
で、そうなると取れる選択肢はひとつ。
オーダーメイドということになります。
オーダーメイドのインソール
自転車の教科書の方には、ガチで専用のインソールを作ってくれるというお店に触れられてたりするんですけど。
調べてみると、普通に数万円とかするみたいです。
流石にそれはちょっと……ってなったので、もうちょっとお手軽な方法を使いました。
それがこちら。
カスタムバランス
カスタムバランスという商品です。
一部のスポーツショップで足型を図ることでその人に合わせたインソールを作成してくれます。
専用の機械に乗って、足を曲げたり伸ばしたりして、その形にインソールを合わせます。
左右のバランスが違う人だと出来上がりの形がだいぶ左右で異なります。
けっこう不安になります面白いです。
見た目はこんな感じ。
性能によっていくつか種類があります。
いずれにしてもAmazonで買っても意味ないような気はしますが……。
通販で買っちゃ駄目だよ。
気になったので問い合わせを投げてみましたが、持ち込みの類は認めてないとのことでした。
じゃあなんで出品してるの?っていうと、卸してる店が勝手に出品してるというのが真相のようです。
一応メーカー側も取り下げてもらうように働きかけるつもりはあるようですが後手に回ってるみたいですね。
まあ、そんな馬鹿な店に対応するコストは持ち合わせてないでしょうね……。
客が賢くなるしかないです。
さておき。
値段とか仕様とか
価格はだいたい1万円程度です。
たぶん靴より高いですよね。
それだけの価値はあるとは思いますけど。
サイズはいくつか種類があるので、大まかに合わせつつでかすぎる場合は適宜切って使うという感じ。
だいぶざっくりしてます。
あと、このインソールは寿命があります。
だいたい1年くらい。
足に合わせると言っても削ったりするわけではなく板を曲げて固めてるだけなので、使ってるとへたってくるんですよね。
あと単純に薄いので、削れたりもしてきますし。
とはいえ大体の形は保ってるので、僕のインソールは3年目に突入してるんですけど。
靴ごと診断してくれるお店も。
インソールだけじゃなくて、ゼビオってスポーツショップだと靴まで診断してくれたりもするみたいです。
確か僕もここでカスタムバランスのインソールだけ作りました。
アフィブログ的にアレなんですが
店頭で購入&診断する性格上、アフィリエイトはどうあがいても無理なんですよね。
いや、それで紹介してなかったわけじゃないんですけど……という言い訳は無理があるとは思いますが。
さておき、効果は確かです。
特に自転車を全力で漕ぐと片足だけ痛くなることがある人は導入を検討すべきです。
なんというか、ペダルに力がまっすぐ入るような感覚が得られます。
けっこう感動できるはず。