双眼鏡が神器すぎたのでライブの座席運が悪いヲタクには必携レベルでおすすめしたい

双眼鏡

先日のAqours 3rd 埼玉の感想は『鈴木愛奈と双眼鏡が神』という一言に集約されるわけなのですが。

それはさておき。

数万人収容規模のドーム会場で後方のスタンド席を引いて絶望しているときに、双眼鏡というのはどれほど救いをもたらすかということを実感したので、改めてまとめておこうと思います。

これはかっこいい双眼鏡

よいところ

ちゃんと見える

なんと言ってもちゃんとキャストが見れる、これに尽きます。

これがどれほど素晴らしいのかを語るためには、まずスタンド後方席がどれほど虚しいかを語らねばなりません。

スタンド席……特に数万人収容規模のドームにおけるスタンド席の後方ブロックは、正直なところステージに関しては何も見えません。

いや、見えないというのは言いすぎなんですけど。
心の目で見るのにも限度はあるというか、ぶっちゃけちょいちょい推しを見失うわけですよ。

そうなってくると、一万円払ってこれかよみたいな気分になるというかその。

LVでよかったじゃんみたいな気持ちになるというかえーと。

うまく取り繕う表現が見つからないんですが。

まあいいや。

心の汚い部分はそういう声を上げ始めるというのが正直なところなんですよね。

なら素直にスクリーンを見てろよというのは最もなのですが、そのスクリーンすらややぼやけて見づらいというのもまた悲しくなってくるポイントです。

画面に映った絵馬の文字が読めない程度には、はっきりと見れるわけではありません。

そこを行くと、双眼鏡というのは非常に優秀です。

スタンド後方からでもくっきりとキャストの表情が確認できます。

推しを追える

LVとは違って、自分の見たいところだけを見ることができるというのも見逃せません。

特に左側に推しがいる場合は強烈な利点なのではないでしょうか?
MCで、たぶん左側でなんかやってるんだろうなあ……ちょっとで良いから引きで見せてくれないかなあ……などと思ったヲタクは多いはずです。

また、トロッコ曲やステージ全体に広がる曲など、メンバーが離れる場面ではどうしてもそれぞれが画面に映る頻度は下がります。
そんなときでも1人だけを追い続けられるというのはとても良いです。

わるいところ

腕が疲れる

腕を微妙な位置で固定するので意外に疲れます。
疲れるというかだるくなります。
人間の体って、動かさないでいるほうが却ってつらかったりするんですよね。

棒を振るより大変などと言うつもりはありませんが、また違ったきつさがあるのは確かです。

で、腕が疲れると手ブレも酷くなります。
慣れないうちはけっこう見づらいかも……。

また、双眼鏡によっては片手で持つのが難しいサイズのものもあります。
その場合は、棒を振るのも断念する必要があるでしょう。

焦点の調節は慣れが必要

顕微鏡を思い出してもらえればわかると思うんですが。
あのレベルではないにしろ、双眼鏡も案外際どい調整が必要というわけではありませんが、ステージの奥から手前に移動しただけでもやや見づらくなります。

その一方でばっちり焦点でとらえたときはそれはもうくっきりと見えます。

これがけっこう曲者で、一度味わうと『もっと綺麗に見えるんじゃない?』とか考えてしまって焦点を永遠にいじり続けることになりかねません。

また、とっさに覗いたときに焦点があっていない場合、焦ってしまって焦点をあわせるのに時間がかかってしまうこともあります。

前項の腕が疲れるというのと合わせて、少しでも慣れるために焦点を合わせる練習をしておくと良さそうです。

身体を動かしづらい。

双眼鏡のレンズは小さいので、楽曲に合わせて身体を動かそうものならすぐに視点がずれてしまいます。

そうなれば当然何も見えなくなるので、双眼鏡を使っている間は基本的に棒立ちです。
そこから腕を振れるかどうかは、持っている双眼鏡のサイズで決まるでしょう。

僕の場合、双眼鏡はやや大きめで片手で持つのは無理があったため完全に足と手を止めてました。

自由な視点に倍額を払えるか?

そんなわけでライブで双眼鏡を使ったら素晴らしかったという話でした。

利点と欠点を考えてみたわけですが、感覚的には現地の遠い席で双眼鏡=視点が自由(ただし焦点をあわせるのが手間)なLVと言えそうです。
LVのチケ代を倍にすると自由にいろいろなところが見れる……というイメージですね。

単推しの人は悪くない選択肢なのでは。

ただ、身体の自由が極端に奪われるので、そのへんはだめな人はだめそうですね。

自分の場合は、見えないけど体を動かせるという状況より棒立ちでも見えてるほうがはるかに楽しかったので、悪くないどころかかなり良い選択肢でした。

棒立ちにはなるけれど……

地蔵をどうこう言う風潮は根強いですけども、正直なところ双眼鏡が必要なレベルで彼我が離れている状態で腕を振る必要はあるのかとか思ってしまうところがあります。

そりゃあ、「ちゃんと見えてるよー」だのと言ってもらえはしますけど。

こっちは見えてないですし。

そもそも見えてるのはピカピカヲタク棒だけですし……。

この辺どうなんでしょうね?

推しを見たいじゃなくて推しに見られたいと思うようになったら……なんて話もありますが、それはライブに限っては例外なんでしょうか?

どんなのが良いか

などと混ぜっ返しつつ。
僕も一回使っただけなので偉そうなことを言える状態ではないんですが。

ドーム球場でステージの反対側の席から、という状況だと10倍以上はほしいですね。

安いのだとこの辺とか……?

12x25って書いてありますが、倍率xレンズの口径です。
倍率12倍、レンズが25mmということですね。

しかしAmazonだとどれもこれも高い……。

やっぱこれに関してはヤフオク安定です。
15倍のやつが送料込み1000円くらいで手に入ります。

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