Hash Rushのホワイトペーパー精読その3。ゲーム内でのRCの利用方法・獲得方法を確認。

WP精読 その3

冷静に考えてICO時点で読んでおけよという話はあるんですが、まあそれはそれとしてWPを読み込んでます。

2ヶ月半ぶりですけど。

PDF

https://www.hashrush.jp/Hash-Rush-Whitepaper-2.0.pdf

Rush Coin トークンと ICO(6P)

ICOのルールについては……まあいいですよね。
ERC-20に準拠して、ゲーム内の主要な通貨として用いられる。

主要な通貨ということは主要じゃない通貨もあるんでしょうか。
暗号通貨か、換金できないゲーム内通貨のどっちかですかね。

RCの最大供給量と配布内容の詳細

RCトークンは70M枚が発行上限。
価格は 1RC = 0.001 ETH。

分配について

約9割強が売り出され、残りの1割弱がキャンペーンやらゲーム内の報酬やらとして利用されるとのこと。
正確には8.5%で、その分配は以下の通り。

用途 配分
Marketing Campaign 1.5%
In game bonuses 4%
Miners using HR Pool 3%

項目別の説明では4つありますが、これは『ミッションを完了した〜』もゲーム内ボーナスに含まれるってことかな。
ということはゲームには、ミッションや勢力ごとの参稼報酬?的なものの他にもRCをもらえる要素があるってことですかね?
それとも無料ユーザ用の初期のコインなのかな。

あとHRマイニングプールを利用する個人マイナーはRCを獲得するみたいですね。
なんか以前そんな話を目にした気がするな……と遡ると、3ページにそんな記述がありました。

Hash Rush マイニングプールを利用しているマイナーは、マイニングプール用に割り当てられたトークン総数の内の 3%分から、Rush Coin の分け前を追加ボーナスとして獲得することができます

確かに3%ですね。
2.1M枚。
多いような気もしますが、これ有限ってことですかね?
そのうち無くなるのかな?

利用について

RCの利用方法についても記載されています。

施設のアップグレード、ミッションの解放、マイニング対象通貨の解放、ゲーム内アクティビティの時間短縮。

一般的な課金要素もあれば、普通にゲームでできそうなこともありますね。
見方によっては『え、そんなことまで金取るの!?』という感覚になりそう。
そこはなんというか、文化というか慣れの問題でしょうけどね。

獲得について

RCの獲得方法は、主に3つあります。

  • 買う
  • ゲーム内で獲得
  • マイニングプールで獲得

買う、はICOやら取引所やらですね。
ゲーム内ではミッション(マルチ・ソロ問わず)の報酬のほか、他プレイヤーにアイテムやキャラクターを売りつけることでも獲得できるようです。
マイニングプールは前述の通りですね。

残りのRC

セールで売られなかったRCは2018/12/1に開発チームが獲得するらしいです。

これを見る限りだとICOの価格は0.3ドル、ICOの売り上げは1.83Mドル。
ICOの売り上げについては確かにMediumなどの記事でもその通りに記載されてます。
RCの単価についても、当時はイーサが3万円くらいだった気がするので 0.001ETH なら30円になりますね。

とすると6.1M枚のRCが売れたということになるわけですが……え、全体の9%未満?

チーム

残りはチームの人物紹介だけなので、飛ばします。

だいたいそんな感じ

というわけでようやくWPを見終わりました。
コインの稼ぎ方や使い方については概ね想像通りって感じですかね。

しかし気になるのはコインの残りについて。
現在は全体の8割以上のコインが凍結されており、それは今年12月に開発チームが手にする。
ちょっと信じられませんがそういうことだと解釈できそうです。

ストックオプションってレベルじゃねーぞ。
なんか不安になってきました。

どうするどうなる。

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