【Blogger】StackEditが壊れたのでClasseurに乗り換えようとしてみる【ブログ記事エディタ】
StackEditは死んだ、もういない。
事の始まりは1/10。
StackEditを開いたら、なにやら**新バージョンが出るよ!**とのこと。
表示されているリンクからバックアップを取って、新バージョンでMenu > More... > Import workspace backup
してデータを移行してね!
とか書いてあるっぽかったので、ホイホイとやってみました。
しかし……
なんか違う……
更新してみたのがこちら。
慣れの問題だとは思いたいんですが……めっちゃ見づらい……!
しかもヘッダの部分、titleとかtagとかを埋め込んでStackEdit側で管理してたんですが、それがなんか効いていないっぽいです。
あと、なんかクッソ重いですね。
記事書きすぎたんだとは思いますが……jsonで全記事保存してるっぽいし。
でもせいぜい5〜600なんですけどね。
とかなんとかしてたら旧版が壊れた。
で、壊れました。
あまりに見づらいので、年月ごとにフォルダ作ってそれで……とかやろうとしたんですよ。
でも新バージョンだと重すぎるので、旧バージョンでフォルダ作って記事を移動させようとしたら反応がなくなり。
リロードしたらこんな感じで開かなくなりました……。
内部で変な感じで保存しちゃって、そのせいで読み取れなくなったんでしょうね。
新版も微妙……
幸いにしてバックアップは新版に移行したあとだったので問題ないといえばないです。
そもそもブログ記事にしか利用していないので大体は公開済みですからね。
吹き飛んだとしても、いくつかの下書きやメモくらいなものです。
とはいえ新版もなんか挙動がおかしいんですよね。
一回間違えて、バックアップ用のjsonをそのままインポートしてしまったんですよ。
(9MB超えの巨大テキストファイル)
その辺りからおかしくなり始めました。
はい、どう考えても悪いのは僕です。
しかし犯人がわかっても直らなければどうにもなりません。
メニューには『Reset application』という項目もあるのですが、悲しいことにこれもエラーを吐きます。
でかすぎるよと。
間違えてインポートしたjsonファイルをがんばって消しても直りません。
どうしようもない……。
Classeur
最初はGitHubにソース転がってるし、ローカルでStackEdit立てるか?
とか無謀な夢から始まりそうになってたんですが流石に無謀すぎました。
しかしそのなかでClasseurに乗り換えたという話を発見。
StackEditの挙動が心配なうえ、そもそもクソ重いという問題もあります。
というわけで、いい機会な上に年明けと時期もいいので、心機一転してみることにしました。
(長すぎる前置き)
Classeurって何?
フランス語でバインダーを意味し、読み方はあえてカタカナにすると『クラッセール』とか『クラッスル』とか『クラソル』とかを混ぜた感じ。
発音記号的にはklasœʁ……最後のRが逆さになってるのはなに?
ちょっとわかりかねますね。
>そっとしておこう
クラッセとかクラッスとかいまいち響きがかっこ悪いので、クラソルと表記することにします。
さて、Classeurの意味がわかったところで、早速使い方を見てみることにします。
ホーム画面
右側に表示されてるタブっぽいやつが、メニューとディレクトリを兼ねています。
一番上の時計アイコンのタブが最近使ったファイル。
オフラインでは直近25ファイルが使用可能、それより多いファイルはサインインすることで見られるようです。
なお、無料版のファイル上限は100とのこと。
月額$3のプレミアム版ならファイル数は無制限になります。
2番目の虫眼鏡アイコンのタブがファイルの検索になります。
3番目の+アイコンはディレクトリ(タブ)の追加です。
右上のNEW FILE +をクリックすると、新しいファイルを開きます。
ファイル名を入力した後、すぐに編集画面に切り替わります。
このとき、ファイルはディレクトリタブから作成すればそのディレクトリに作成されます。
時計タブ・虫眼鏡タブから作成すると、ルート的なところに作成されます。
ルート的なところに作成されたファイルは、この2つのタブからしか見ることができません。
StackEditはファイルがどうしても乱雑になってしまいましたが、これだとほぼ強制的になんらかのディレクトリに入れることになりますね。
それぞれのタブにおけるファイルの操作は共通です。
ファイルの左にある4本線のアイコンをドラッグ&ドロップすることで、ファイルを別のタブに移せます。
この辺の操作はわりとよくある感じで、 慣れてる人なら説明不要で使えそうです。
ファイル画面
ファイルを編集するときはこんな画面になります。
メニューを開くとこんな感じ。
それぞれ機能を見ていきます。
Properties
SIMPLEとADVANCEDがあります。
SIMPLEの方は長いです。
いろんなブログに対応するためにいろんな変数がある模様。
ADVANCEDでは値をセットしたものだけが表示されます。
変数名がわかってる場合はここから設定してもいいかもしれません。
SIMPLEの方に対応する項目があれば、そちらにも反映されます。
Sharing
private、public read only、public read/writeの3種類の公開範囲を選び、URLをSNSなどに共有できます。
Publish
ブログと連携していない場合、まずブログと連携する必要があります。
詳しくはSettingsで解説します。
表示されているMANAGE BLOGのリンクでもSettings画面に飛べます。
ブログの連携をしていると、ブログが選択できるようになります。
連携したブログのニックネームを選択すると、さらにいろいろ設定できるようになります。
すでに存在する記事を更新する場合はPost IDを設定します。
テンプレートの設定とかもできるみたいですが、使っていないので何もしません。
少なくともBloggerにアップロードするなら、Plain HTMLのままで問題ないです。
ここでPOSTすると、BloggerではPropertiesで設定した項目が設定された上で記事が作成されます。
ちなみにPost IDの下にあるMORE PROPERTIES…をクリックすると、Bloggerで利用できる変数が表示されます。
(title、tags、published、dateの4つ)
ここで設定してもいいですね。
当然、変更した値はPropertiesにも反映されます。
一度ブログに連携すると、雲マークのタブが表示されるようになります。
これをクリックすることで、ブログにアップロードし直してくれます。
Export
エクスポートできます。
見ての通りです。
印刷できます。
見ての通りです。
Make a copy
コピーファイルを作成し、コピー側の編集画面に移動します。
Save asみたいな感じですね。
ファイルの名前が長いと、どっちがコピーかわからないのがやや不便です。
Settings
ファイルにリンクがありますが、システム共通設定です。
-
App
エディタの表示設定やエクスポート時の設定、ファイルのプロパティのデフォルトなどを設定できます。 -
User
サインインしているユーザ情報を確認できます。
有料プランへの変更もここからできます。 -
Blogs
連携するブログを追加できます。
ブログの種類、Classeur上の名前、URLを入力するだけです。 -
Trash
削除したファイルが一時的に保管されます。
保管期限などがあるかどうかは不明です。
Zoom以降
この辺はもうほんとに見ての通りですね。
いろいろいじってみればわかるはず。
Side PreviewをひらけばほぼStackEditそのままです。
太字が反映されないのですが、まあ許容範囲かな。
見てもわからないのはZen Modeくらいでしょうか。
入力し始めるとサイドバーとかその辺がだんだん白くなっていきます
禅モードってことですね(謎)。
なお、Side Previewとは併用できません。
違うところ
ほとんどStackEditですね。
publishedをfalseにするのがやや面倒になったくらいかな……?
ヘッダはシャープの後に半角スペースが必要。
StackEditだと『##あああああ』とするとh2タグに変換されてヘッダになっていました。
が、Classeurでは上記はそのまま表示されてしまいます。
##あああああ
こんな感じで。
共有Classeurが立てられる?
左上にあるフォルダっぽいアイコンをクリックすると、Classeurそのものを複数立てられることに気付きます。
↓
↓
初期はPrivateなClasseurなのでRenameしかできません。
2つ目以降にPublicなClasseurを作成すると、上記のようにSharingができるようになります。
Sharingで取得したURLを入力することで、作成時にClasseurをインポートすることもできるようです。
これによって、Classeurを共有できるっぽいです。
すごい。
TOCがない?
TOCが反応しません。
まじか。
検索したらそれっぽいのが出てきたんですがよくわからず断念。
見出しをたためる
ヘッダの行頭に表示される丸いマークをクリックすると、そのブロックをたためます。
↓
有能。