MetaMaskでMyEtherWallet認証を実施。トークン移動でガス代ケチると損するので注意!
MetaMask。
いや、以前からその名前は見かけてましたし、やらなきゃやらなきゃと思ってたんですがのびのびになってました。
ICOでは何かとお世話になるMEW(MyEtherWallet)。
そのセキュリティを強化できる?(よくわかってない)ツールだとか。
僕がICOに手を染めはじめた少し後……去年10月くらいから話題になってました。
どんだけ放置してんだよって話ですが。
ヒヤッとしたので慌てて導入
今回、EtherScanがエラーか何かで僕の資産を読み取れずに所有コインがゼロと表示されたのをきっかけに、あわてて導入するに至りました。
これ、ただのエラーだったからよかったものの、本当に盗まれてたら完全にギャグですよね……。
盗まれてから防犯意識するとか。
ともあれ、盗まれた状況というのをリアルに想像することができたので、あわてて設定しました。
ついつい、それなりに大きな額を扱っているということを忘れてしまうんですよね……。
気をつけようと思いました(なんて言っててもしばらくすると忘れるんですが)。
まだやってない人は間に合ううちに設定しておきましょう。
設定方法。
これはかなり簡単でした。
MetaMaskの設定(新しいWalletが作成されます)
CHROMEの拡張画面からMetaMaskをインストール。
画面の指示にしたがって設定。
- パスワードを入力。
- パスフレーズを適当なところにメモ。
こんだけ。
これで新しいMEWのアドレスが作成されます。
詳しい手順に関してはググるといくらでも出てきます。
まあ、見なくても雰囲気で作れるとは思いますが。
新Walletへの送金
さて、ウォレットを作成したあとは既存のWalletから送金する必要があります。
当然ですが。
もちろんその際には手数料がかかります……これも当然ですね。
いろいろとICOに参加してトークンが多くなっていると、どうしても手数料が高くなってしまうのですが……。
まあ、安全を買うと思って我慢しましょう。
手順としてはこんな感じ。
MetaMaskのメニューにあるCopy Address to clipboardで、アドレスをコピー。
あとはMEWの既存Walletで、
- 宛先アドレスにコピーしたアドレスを貼り付ける
- 送出数量のETHとなっているところを、送金したいトークンに変更(表示されない場合はShow All Tokensからトークンをロードしておく)
- 『残高を全て送出する』をクリック
- ガスリミットはデフォルトで大丈夫(だと思う。注意点として後述します)
- 『トランザクションを生成』をクリック
- あとは流れでお願いします
注意1、確認画面でアドレスが違う?
なんかトークンを送る場合は確認画面のTOに違うアドレスが表示されるってところですかね。
こんな感じで(適当に白で潰してます)。
赤線を引いた2つのアドレス、どちらも送金先っぽいんですが一致してません。
確認画面の下、『送金準備が〜〜(送るトークン)について、アドレス0x〜〜〜に対し完了。本当に送出してよろしいですか?』って方。
そちらに入力したアドレスが表示されているはずなのでそっちを確認してください。
不安なら一旦少額で送金してみるとよさそうです。
注意2:ガス欠で手数料が消える?
手数料をケチるとトークン送出に失敗します。
まあそれは当然として、なんかそのケチった分の手数料が消えます。
ETHを送る場合は戻ってくるとかいう話を見かけたんですが、トークン送出だと適用されないんですかね。
戻ってくる気配がありません。
時間が経てば戻ってくるかもですが、無駄に失敗する必要はないだろうということで一応注意として書いておきます。
むすび:めんどくさいは気のせい。
というわけでMetaMaskを導入してみたよという記事でした。
簡単に導入できたんで、面倒臭がらずにとっととやっておけばよかったです。
だいたいこの界隈のことってそんな感じですよね……AirDropもようやく勉強しはじめました。
遅い気がしています。
ところで今回、MEWの残高を切り詰めすぎたためにトークンを送れないという事態が発生しました。
zaifで(今のレートで!)ETHを用意して、高い手数料を払って送信し。
そこからようやくトークンを移動。
無駄に時間がかかってしまったので、手数料用にいくらかは入れておいた方がいいのかなあとか思いました。
でもそれはそれで死に金を増やすことになってしまうわけで……むーん。