なんとなく退職したい人に伝えたい、なんとなく仕事を辞めた僕が学んだこと
こちらの企画用の記事となります。
ええと、すみません遅刻しました。
というか完全に登録したこと忘れてました。
ネタはいくらでもあるのでこの機会に書いてみようと思います。
10月に退職
自分は今年の10月に会社を辞めました。
やってたことは、いわゆるSE(とは名ばかりのプログラマなんですがそれはまあいいとして)なので、ちょいちょいデスマーチに巻き込まれてまして。
それで、「このままじゃ死ぬ!」とか「このままじゃハゲる!」みたいな恐怖に駆られて退職を考え始めました。
それが4年くらい前。
自分、コミュ障を地で行ってるたちで、上司に辞めますなんてなかなか言い出せなかったんですよね。
で、言い出せるまでに4年かかったという。
しかもメールでした。
3回くらい季節ごとにメール出したら辞めれました。
季刊退職願。
最後の方は脅迫に近かったですけどね。
焦燥感ついでに、10月以降の予定について意見を求めてきた上司にマジで『蒸発を視野に入れて退職を検討してます』ってメールを送ってしまいこの後話し合う流れになっているため大層情緒不安定です。
— 怒り狂うアルパカ a.k.a. 青木勇太 (@takoyaki_bot) 2017年8月3日
有給休暇が1ヶ月以上余ってましたが、そういうところがそういう会社じゃなければそもそも辞めたくなってないって話がありまして。
正直いまの経済状況を考えると、もらえるならもらっておきたかったですが、それもやっぱりそんな交渉力があればそもそも会社でうまく立ち回っていたわけで。
現状意外とお金に困窮しているのですが、なるべくしてなった感がありますね。
東京→高知→東京
会社を辞めたあとはなぜか高知で農業をしていました。
1ヶ月。
当時はまだまだ余裕があるような錯覚があったのですが、今から考えるとお前そんなことしてる余裕ないだろって気分になってきますが。
そのあとまた東京に戻ってきました。
ある意味そこからが僕の無職のスタートだったんですが、最初はけっこう精神に来てましたね。
こんな記事も書いてたりしました。
精神に来て、しばらくは何もすることのない時間が続きました。
重い腰を上げてハロワへ
そんなわけで僕がハロワに行ったのは、退職して高知に行って戻ってきて、そこからさらに数週間うだうだした後のことでした。
この時点では僕は知らなかったのです。
失業保険の罠を。
いや、罠というか、仕様を。
おそ松さんで失業保険のネタをやってましたけど、あそこまでひどくはないにせよ、割とあのレベルでした。
無知って怖い。
具体的にはこんな感じ。
×退職してから3ヶ月は失業保険をもらえない。
○退職した後にハローワークで手続きした日から7日間+3ヶ月は失業保険をもらえない。
行ってからなんですね……。
社会厳しい。
っていうか計画性のある人間しか想定してない社会怖い。
むしろ計画性のない人間のためのセーフティネットじゃないのかと。
って書いてから気付きましたがそういうやつはとっとと就職しろって話ですねわかります。
いずれにしても僕はそういうナメプをかましたせいで、失業保険が2ヶ月くらい想定とずれこむという憂き目自業自得に見舞われています。
会社に守られてた自分に気付いた
さて、そんなわけでちょろちょろとバイトを始めていますが。
すでになんというか、会社ってありがたかったんだなーと感じています。
そりゃ、正社員を雇いたがらないわけだよ。
会社からの給料を見ていると、ついつい手取りしかもらってないような気分になってきます。
いや、世間様はそうじゃなのかもしれませんけど、少なくとも僕はそんな気分になってしまってました。
でも、会社から外れてみると、いままで手取り以外の部分で出ていたお金が全部自分に降りかかってくるんですよね……。
そしてそれを自分で支払おうと思うと、あれ、案外きついっていうかオイオイオイ死ぬわアイツくらいの金額。
想像力が足らなかったといえばそれまでですが、なんとなくで会社を辞めた自分には手痛い現実でした。
バイトで良いじゃんなんて思ってたのですけど。
バイトなんかよりはるかに効率よく時間を切り売りできていたんですね……。
副業から始めよはガチ
よくある話に、独立したいならまずは副業から始めて、それを軌道に乗せてから……とかいうのがありますが。
あれはガチだなーと思います。
というのも、そのレベルのことでもできないと……無職になっても、やりませんね。
人間、やったことのないことはやっぱり億劫なもの。
無職の状態だとなおのこと、ただでさえ不安な状態で、さらに不安定なものを収入源にするのか?
そもそもその決意ができるか?
というと、やっぱり難しいわけです。
なぜなら時給という手っ取り早い方法を知ってしまっているから。
やりたいことなら無職になろうができる、なんて話はあるかもしれませんが。
やりたいことならなおのこと副業でもいいからとりあえず始めてみろよ、って話ですよね。
とはいえもう戻りたくない
というわけでまあ、なんとなく会社を辞めたけど結構大変だったよという話でした。
ハローワークにはとっとと行っておけという話かもしれません。
とはいえなんだかんだと言いつつ、また会社勤めに戻るか?
……と言われればだいぶ嫌なのも事実。
絶対嫌、と言い切れないあたり未練が隠せていません。
それでも現在の生活のストレスのなさは、今までの社畜勤めでどれだけ無理をしていたかを気付かせてくれました。
どうにかこうにか、今までとは違う方向で生きていける方法を探していきたいところです。
まだなにも見えてはいませんけども。