どうしてもローマ字入力より速くならないけど親指シフト奨励する記事を書くよ
以前に記事に書いた親指シフトの話です。
いまいち速度が伸びませんで、普通のローマ字入力に戻しました……っていうか2年前かよ!
2年頑張ってダメだったんで、まあ、うん、諦めるのが遅すぎましたね。
まあ、特にローマ字入力が衰えたわけでもないので問題ないんですが。
親指シフト
親指シフトというキーボード入力方法をご存知でしょうか。
日本語入力の亜種みたいな感じですね。
変わった日本語入力方法。
普通に日本語入力……というかカナ入力すると、「こんなところまで指届かねーよ!」みたいな配置になっていますよね。
どんだけ右の小指に仕事を押し付けてんだよみたいな。
とても現実的じゃないわけです。
せいぜい使えるのってホームポジションとその上下一列くらいで、実際にローマ字入力はそんな感じで配置されています。
親指シフトは、そのホームポジション+上下1列に50音を割り当てたキー配列です。
ただもちろん、そのままではキーの数が足りません。
この問題を解決するのが、名前である『親指シフト』という入力方法となります。
親指の有効活用。
タイピングでは、親指ってほぼ使わないですよね。
スペースくらい?
そこで、誰かがこう考えたわけです。
親指の位置にある『スペース』とか『変換』とか の何に使うかわかんないやつ をシフトキーに見立てたらいいんじゃね!?
これなら1つのキーに3種類(シフトなし、右親指シフト、左親指シフト)の入力を割り当てられるよ!!!1!
で、実際に作られたのが親指シフトになります。
例えば左手人差し指だと「け」、+右親指だと「げ」、+左親指だと「ゅ」とか、そんな感じ。
覚えられるの?
この入力方法、当然ながらキー配置がキーボードに書かれているわけでもないので、丸暗記することになります。
ただこれが面白いもので、毎日練習してると慣れてくるというか指が覚えてきます。
「この指は何?」って聞かれると困るんですけど、その文字を含む文章はすらすらと打てるという。
ローマ字と同じですね。
さっきの右手人差し指の例も、「ゅ」なんて単独で使わないのも相まって、出てくるのに数分かかりました。
どうやってたのか?
なんかよく誤解されるんですけど。
『特殊なキーボードが必要なんでしょ?』みたいな感じで。
こんなのとか、必要ないですからね。
変換ソフトを入れれば、ごくごく普通のキーボードで入力できます。
変換ソフトはWindowsだと「やまぶき」、Macだと「Karabiner」……あ、最近だと「Lacaille」ってのがあるんですね。
導入方法も解説されています。
【Windows】たった5分で!親指シフトを始める!必要なのはUSBメモリーだけ! やまぶきR 設定方法 - ものくろぼっくす
練習は、先の記事でも紹介しているこのサイト。
親指シフト的なホームポジションだけで入力できる例文がいろいろと載っていて、それを打ち込んでました。
キーボードとかも買ったりして。
なんかのブログで、これが打ちやすい!とか紹介されてたので。
実際打ちやすかったんですけど、Macメインになっちゃってるので使ってません……。
成績。
以下のサイトで何度か試したんですが、スコアがローマ字入力900文字くらいに対して親指シフト800文字くらいでした。
親指シフトばっかり打ってた時期でそれですからね。
この記事を書いている時点でローマ字入力に戻して数日経過していますが、ついさっきやった結果が冒頭のやつです。
ちゃんと基礎練を積めばもっと速くなるのかな?
と思いつつ、ローマ字が下手に打てる分あんまり身が入らなかったというのはありますね……。
やっぱり入力してて楽しいのは親指シフトなんで、そこまでローマ字入力に習熟していない人には親指シフトはオススメできます。
狙い目は年末年始!
親指シフトの習得のためにはまとまった時間が必要なんですが、そのためにはやっぱり厄介なのが仕事。
親指シフトの練習中は、できれば親指シフトだけで入力する方が習得は早いです。
集中して練習できなければ、習得には時間がかかってしまうのは当然ですよね。
でも、クソ忙しいなかで「このキーがここだから……」とかやってる暇はないわけで。
そうなると狙い目なのが年末年始というわけです。
気付けばそろそろ12月。
ローマ字入力に出戻りした僕がいうのもなんなんですが。
ローマ字入力が息をするようにできないという人はこの機会に親指シフトに切り替えてみてはいかがでしょうか。
あとなんか親指シフト速度向上にはこれを試せみたいなのあったら教えてくださると幸いです。