第一回は10月まで。芹沢光治良記念館、人間の運命を読んだ人には面白い展示をやってます。
芹沢光治良記念館にて、6/15から開催されている展示を見にきました。人間の運命に登場している『林扶喜子』とのやりとりが、やっぱりだいたい実話だと言うことがわかります。その目線で見てるとなかなか面白いです。
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 16 June 2017
新宿に林芙美子記念館があるんですね。行ってみよう。 pic.twitter.com/V5OUyfxVgE
世間は海ステさんで賑わってますが個人的にいま一番熱いのは先週で展示テーマが変わり、林芙美子との関係に焦点を当てた内容になった芹沢光治良記念館です。人間の運命を読んでるとめっちゃ楽しめます。ちなみに今の展示が第1弾で、11月からは第2弾をやるとのことです。 pic.twitter.com/fiIoF0bX8Q
— 国木田花丸ート (@takoyaki_dead) 19 June 2017
光治良と林芙美子展。
芹沢光治良記念館の記事をなんか書いたつもりになっていたのであわてて書いています。
時代を共にした作家、林芙美子との交流をテーマとした展示の一回目を10月いっぱいまでやっています。
11月からは第2弾をやるんだとか。
なんでも、林芙美子の生家があるのが九州の方なので、そちらとも展示物を融通しているんだとか。
人間の運命を読んだ人には、なかなか面白い展示となっているので、非常におすすめですよ。
というのも、人間の運命の中盤から終盤にかけて、奇縁で繋がった(というか、縁がある奇妙な)女性が頻繁に物語に登場しているからです。
その女性の名前は林扶喜子。
もちろん、林芙美子女史がモデルとなっています。
人間の運命で描かれた、妙に生々しいやりとりであったり、風変わりな人物像。
それらは、芹沢光治良記念館で感じられる次郎=芹沢光治良であるということと同じくらいに、林芙美子=林扶喜子であることを感じさせてくれるはずです。
人間の運命はヘビィな作品ですが、非常に面白いですよ。
ちなみに。
2階の方でもなんかやるとかやらないとか……?
「沼津市芹沢光治良記念館」に行ってきました(^。^)。1Fの展示もさることながら、2Fには沼津の紹介も兼ねた展示があり見所ありでした。花丸愛も感じられますので、7/30までの期間でご都合がつきましたらどうぞいらして下さいね(^。^) pic.twitter.com/jVTX56nNb2
— はっぴ~ (@xbillyjoelz) 22 July 2017
まるで芹沢光治良先生がおまけのような言い草でどんな顔をしたものか悩ましいところではありますが、実際先立つものがなくて厳しいという話を聞くので、2階の展示目的であっても記念館に訪れてみてはいかがでしょうか。
ついでにこの機会に、最近復刻した芹沢先生の少女小説(今で言う所のラノベ)を読んで、芹沢文学の一端に触れてみるもよいかと思います。
人間の運命はさすがに……という人も、これはかなり気軽に読めるはず。