VALUを始めたいから手始めにシャーマンとして申請を出してみた。

もしかしてシャーマン?自分で分かる7つの兆候。 | メタフィジックス通信

なんだこれ……。
シャーマンって想像してたより大変そうですね。

VALUという単語をこの土日でよく見かけるようになりました。

こういうのは土日の間で乗っかれないのは遅いんだ、と思いつつも、時間は巻き戻せません。
いまが一番若いんだ、という言い訳を心にしつつ、ここらで一つ登録してみるかと思ったら速攻で登録はできたので記事を書きました。

何の話よって人はこんなとこ来てないと思うんですけど、ざっくり言うとVALUというのは個人が株を発行して資金調達できるよ、ってサービスです。
詳しいことはググってください(

株なんで、資金調達として真っ先に思い浮かぶクラウドファンディングのように具体的なアクションに対して投資するものではありません。
そうではなく、『この会社が好き、この会社は何かをやってくれる』、といった動機で株を買うように、『この人が好き、この人は何かをやってくれる』というノリでお金を調達できる。
というのが一番のポイントですね。

期待感に投資するという法人レベルの資本主義の仕組みを、個人にも適用できるようになったってことなわけで。
これ、もしかしなくても資本主義の最終段階なんじゃないの?
なんて個人的には思ってます。
まあ、このさきもきっと僕程度では考えつかない仕組みが出現し続けるんでしょうけど。

よくわかんねえって人は、要するに『日本人全員から1円もらいたいなんて誰しも一度は考えたことのあるであろう夢物語が実現に近づいているよ』なんて理解で大丈夫です。
そういう理解しか出来ない人はVALUとは縁がないであろうという意味で。

登録。FBで一瞬。

登録自体はほんとうにすぐに終わりました。
Facebookのアカウントでログイン。
IDを入力。

alpaca。

あ、取れた。
なんの個性もないアルパカの誕生です。

で、ここからは使い方次第で行動が別れてきます。

VAを買うならビットコインを入金すればよし。
VAを発行するなら、もう少し手続きが必要みたいです。

VA発行申請。

してみました。

職業。

宗教家。
ないです。

シャーマンがありました。

これにしましょう。
(せめてブロガーにすべきだったかもしれない)

自己紹介。

アイドルは宗教。
こんなんでいいんでしょうか。
不安になってきました。

まあダメでもともとということで……そういうノリで登録してる人が2000人くらい並んでるみたいなんで申し訳ない限りなのですが……。

通貨の発行量。

次に通貨の発行量を決めます。
といって、まずさせられるのはfacebook、twitter、instagramのアカウント登録。
ほうほう。

それぞれのアカウントのフォロワー1人につき、0.001BTCが、自身の価格に加算されるようですね。
僕の内訳はこんな感じ。

  • facebook:22人(ほぼやってない)
  • twitter:1284人(無駄に長くやってるから無駄に多い)
  • instagram:1人(写真上げたことない)

で、合計1BTCちょい。
僕の価格は30万円ちょっとでした。
なあなあで済ませることばかりの日本社会において、なかなかこんな感じでバシッと自分の価値の低さを突きつけられるのは感慨深いものがあります。
見栄をはって、アカウントのなかで一番ヒョロワーが多いアカウントを登録してしまいましたので、実際はもっと低いんだろうなあ、ということを含めて。
発行量自体は勝手に決められてて、1000VAになっていました。
1VAが300円ちょっとということですね。

ところでこの連携アカウント、変えられないんでしょうか?
と思ったら、プロフィールで『連携済』のところをクリックすると連携するアカウントを解除できて、『Twitterと連携する』に表示が変わりますね。
もう一回連携しようとすると、ブラウザに保存されているアカウントをそのまま連携するようなので、必要に応じてアカウントを変更すればよさそうです。

できた。

え、これだけ?

どうやらこれだけで、できたはできたみたいです。
あくまで申請だけですが。

https://valu.is/alpaca

https://gyazo.com/5af3d58df669a19d97c657b0e39542ca

ちなみに、8時から23時6時から18時までしかページが開かなくなりました。
ホワイトウェブサービスですね。

宗教家がなかったのでシャーマンを選びました。

じゃないんだよ。
これは通りそうにない。

むすび:市場クロガネを思い出す。

というわけでひとまず目に入ったVALUなるサービスに登録・申請するところまでやってみました。
「こんな雑魚ブログ管理人が登録したって意味ないよな……」なんて脳内の弱音は聞こえません。
聞こえないんです。
もっと市場価値の高い僕以外の方々が『あのクソみたいな文章を垂れ流すしか能のないアルパカだってやってんだから自分もとりあえずやっておくか……』なんて思える礎の脇に転がる石ころくらいになれたらなと思います。

ところでこのサービスを見て、市場クロガネは稼ぎたいというマンガを思い出しました。
学校モノで部活動が会社のように運営されて金を稼いでいるという設定で、中には上場して株式を発行する部活動なんかもあったりして。
これはあくまで部活動で、VALUは個人レベルなんで、なんか漫画を一足飛びに超えた現実が来ちゃってるわけですが。

価値が個人に帰属するのはいいことですよね。
後発でも資産家に見初められれば大きく成長する可能性があるわけですし。
これは価値の高い人にとっては理想的な仕組みですね。

価値の高い人にとっては……。


完結してたー!


B! LINE