スマホのOSを気軽に更新しちゃう人を見てると、PSのソフトがPS2で動かないと文句言ってた頃を思い出す。
OSアプデ問題。
OSアップデートでゲームの引き継ぎがどうこう・・・なんてことをよく耳にします。
これ、毎回毎回話題になって、お知らせなんかで告知されるのを目にするんですが、正直意味わからないんですよね。
ゲーム側が対応してないうちにOSでうまく動かない可能性があるなんて当たり前じゃないですか。
もしかして、この感覚の違いって、自分がプログラマとして、ブラウザのバージョン違いに泣かされてきたからかな?なんて気もします。
OSのバージョンアップではないですが、IEのバージョンとか、ChromeとIEの表示の差の違いでいつも苦労をしていましたし、IE6がまだ社会的に存命の頃は常に殺意を抱いていたものです。
でもですよ。
流石に、ハードが違うのに『動かない!』なんて文句を言う人はいないですよね?
OSのバージョンを変えるというのは、実際にはそれくらいの違いなんですよね。
というのも、OS側とアプリ側は完全に別の人たちが作っているわけで。
アプリを作っている人が、OSの機能をどんなふうに利用しているのかなんて、OSを作っている側の人には想像もできないわけです。
たとえばなし。
たとえば、ヲタクがシャンプーを飲むときのことを考えてみてください。
いや、そんな変な顔しないでくださいよ。飲むんですよ彼ら。シャンプー。
で、シャンプー作ってる会社が、飲むと体に悪影響がある成分を入れたとしますよね。
その人たちは、シャンプーを飲む人が存在するなんて思いもしないわけです。
もちろん注意書きとかはするでしょう。でもその程度です。
それでも、ヲタクは飲むじゃないですか。
ほか、彼ら頭おかしいんで、注意書きとか読まないんで。
で、社会貢献して体を壊して、シャンプーを作った会社に文句を言うじゃないですか。
彼ら、文句だけは主張するんで。
どう見ても頭おかしいですよね?
でも、そんなおかしい感じを、OSを勝手に更新して文句言ってる人たちから受けるんですよね。
(ところで、飲むと死ぬシャンプーって作ったら女性声優に売れると思うんですけどどうですかね?)
盛大に話がそれましたが、とにかく、ユーザーってのは作ってる側の想定を常に超えてくるわけなんですよ。
極端すぎますけど。
ハードの互換性。
じゃあ、例え話じゃなくて、実際のハードはどうだったっけ・・・と思い返すと、やはり印象に残っているのはPSとPS2の頃ですね。
・・・ってもう今時の若い人はわからないのかもしれませんが、あったじゃないですか。あったんですよ。
当時はカセットが主流でしたから、ファミコンとスーファミでソフトが使いまわせないなんて、見ればわかったんですよね。
でも、PSとPS2は同じ形をしていて。当時はCDとDVDという媒体の違いもまともに理解してませんでした。
なので、PS2にPSソフトを放り込んで、動くものと動かないものがあるという現象には、たいそう困惑したものです。
今から思うと、ああいうのが、互換性というものを強く意識するきっかけになっていた気がします。
とはいえ。
今でもPS~PS4まで出ているし、ハードが変わることの影響も理解しやすい土壌がある・・・と思うんですが・・・?
プレイステーション機種の互換性 - Yahoo!知恵袋
据え置き機を買うような経済的余裕がないってことなんですかね?
貧乏によって見識が狭くなっていくことの影響は、ゲームの互換性なんていう、まるで関係なさそうな分野にまで及ぶのだなあ、と思うと感慨深いですね。