国木田花丸考。アニメじゃない方のよはまる、よしまるの関係について。
花丸から見た善子ってどんな感じなんだろう?って色々考えてたんだけど、個人的には「可愛い幼なじみ」推しなんだけど「イケメン王子様」ってのもアリな気がする�� pic.twitter.com/sIPfl9w8LS
— 七星なす��次は僕ラブ15 (@NAS_x) 2017年1月30日
上記ツイートを見て、幼馴染じゃないとしても、あるいはだからこそ、ヨハネと花丸さんの関係性について考える必要があるのではないかと思った。
この問題については、去年ごろに考えていたには考えているが、あくまで通常の付き合いだった。
実際に友達付き合いが始まり、やがてルビィに抱く以上の気持ちを抱いた場合。
二人はどのような関係になるのだろうか、と考えてみる。
資料上の関係
まず公式資料に当たる。
・・・と思ったのだが、G’sでは世間の流行とは関係なく淡々と記事が描かれている。このため関係も何も、この2人がセットになること自体があまりない。
あるのは2016年1月号のマルのヨンコマの図書室の話と、2016年7月号でのヨハネの勉強を見る花丸さんだけだ。
だが、これらのなかでも別に親密な関係性が描かれているわけではない。というかどちらもむしろ花丸さんは引き気味である。
資料は諦めた方が良さそうだ。
逆に考える
ここで少し考え方を変えてみる。花丸さんがヨハネを特別視しているとしたときに、果たしてその特別視に繋がるものはなんだろう?
そう考えると、まず、以前に考えていた「変な名前による親近感」は、この場合は的外れであることがわかる。
なぜならルビィもその枠に含まれるからだ。少なくともそれだけでは、ヨハネが特別視される理由にはならない。
また、花丸さんがヨハネを特別視したという状況においては、花丸さんは(ルビィではなく)ヨハネを(わざわざ!)選んでいることになる。
ということは、ルビィとヨハネの違いを考えると、答えに近付けるはずだ。
花丸さんの気持ちになるですよ
ルビィとヨハネの違いとはなんだろう。いかんあまり興味ない。
だが、いろいろ考えているうちに、最終的な結果は違うが、この二人、根っこの部分は似ているのではないか? という気がしてきた。
たとえば真っ先に思いついたのは自信の有無だった。だが、ヨハネの自信は虚勢の部分がある。実際は自信に溢れているわけではなく、自信がないことを隠している・・・とすれば、自信がないのはルビィと同じだ。
自分の好きなことにまっすぐ、というのも同じだ。ルビィだってアイドルへの好きを家族に対しては必死に隠しつつ、一途に思い続けている。
思いつくのがこれだけなのだけれど、そう考えると、なんとなく結論が見えてきた。
最初に引用させていただいたツイートの表現は、どちらも当てはまるのだろう。表面はルビィと違ってイケメンだが、その中身はルビィと同じように可愛い。どちらもヨハネの魅力である。
そんな風に、花丸さんはヨハネを見ているものと考える。
むすび:ヨハルビは花丸さんの翼になるべき
マクロスF的な意味で。
というわけで、花丸さんはヨハネをどのように見ているか? という疑問に、ルビィからヨハネへ乗り換える理由を考えることで答えてみた。
だが、ルビィではなくヨハネでなければならない理由があるのでは、と思ったときに、案外似ているのでは? という気付きを得た。
結論としては、カッコイイもカワイイも両方あるのだろう、というところに落ち着いた。
で。
要するに、花丸さんは自信がないとか好きなものに一途だとかの、『そういう要素』が好きなのだろう。
彼女が好きな成長物語の、成長前の主人公のような要素と見ることもできそうだ。
成長しない自分と同じ場所にいるから好きなのか、成長をこれから見ることができるであろうから好きなのかはわからない。
別にうがった見方をするつもりもない。
話を戻すが、ヨハネが好きというのも、ヨハネの持つ『そういう要素』に惹かれているのだろう。
言い方は悪すぎるが、ルビィの変化球として。
決してルビィに飽きてしまったわけではない。だが、今現在は、新しい主人公である、ヨハネに夢中になっている、というわけだ。
おそらく、高校を卒業する頃には、ヨハネへの熱中もひと段落するはず。
そのとき、ヨハネもルビィも、花丸さんにとってはかけがえのない、かつ比べようのない存在になっているだろう。
そこから、3人の幸せな家庭が築かれるという寸法で一つお願いしたい。