国木田花丸考。バレンタイン絵(眼鏡)。化粧しているように見えるが?

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スクールアイドルたちの化粧

ラブライブ!シリーズのイラストは、ステージ衣装では微妙に顔の作画が異なることがある。これはステージに出るにあたり、化粧をしているからだと一般には解釈されている。

主に見分ける決め手となるのは、唇、頬である。特に唇はパッと見でわかりやすく、肌色のときとピンクのときがはっきりと分かれている。

もちろん必ずというわけではなく、絵師によっても異なるし、同じ絵師(というか室田さん)においても徹底しているわけでもない。アップになったから、くらいしか理由の見つからないものも存在する。

個人的には、2015年11月号における一年生の衣装合わせのイラストで、ヨハネだけが唇がピンクなあたりに、意識の高さを感じる。

次ページの風呂に入る梨子の唇もピンクだが、これは化粧でなく、血行が良くなったためかな・・・。

バレンタインイラスト描いてる人は?

さて、その前提でいくとそもそも先に例にあげていたイラストは室田さんのものであるので、今回のバレンタインイラストに当てはめて考えるのは筋違いである。

で、このイラストを書いたのは、時折邪神感のある作画をしている鈴木勇氏だ。彼のイラストは今までに何点も掲載されているので、一覧にしてみた。

場面 化粧有無
201604 よーちゃん恋アク衣装、漁協前 有り
201605 ちかなんよしりこグーパーじゃんけん 無し
201606 波打ち際のAZALEA 有り
201606 雨の自撮りヨハネ 有り
201608 雨漏り vs ギルキス 無し
201609 二年生ダイダイ衣装 有り
201610 一年生夢で夜空を照らしたい衣装 有り
201611 三年生未熟dreamer衣装 有り
201612 ようちかなん旧冬服 無し
201612 梨子旧冬服 無し
201701 まるようまり旧冬服クリスマス 有り
201702 ちかりこなん初詣 有り
201703 一年生バレンタイン 有り

塗り方の考察

去年ははっきり分かれていた

去年の号までは、かなりはっきりと唇のピンクの有無が「日常風景」と「撮影用」で分かれている。

特に顕著なのが雨漏りのギルキスで、このなかでマリーはかなりアップで描かれているが、唇は肌色だった。

宗旨替えの疑い

だが、2017年1月号以降はすべて唇が塗られている。クリスマスの方はパーティだから化粧をする理由はあるとしても、初詣はどうなのだろう?

もしかすると、Aqoursの側での変化を表しているのかもしれない。たとえば、徐々に化粧にも慣れてきて、メンバー同士で顔をあわせる程度の用事でも化粧を欠かさないようになった、など。

しかしそうなると、バレンタインについては特に言うことがなくなってしまう。今後の経過に期待したい。

むすび:確かなことは言えないけど。

というわけで、バレンタインの買い物に来たのに伊達眼鏡だったり化粧をしているように見えたので、いままでのイラストがどうだったのかを調査した。

そしてその結果は、直近3回は日常風景に見えるものを含めて毎回唇がピンクなので、撮影する場面なのかどうかという点は判断できない、という残念な感じになってしまった。

いずれにしても、絵師の鈴木さんは、去年の段階ではその線引きをしっかりしている。ということは、バレンタインのイラストで唇がピンクなのは、塗り方を変えたというよりは、化粧によるものである可能性が高い。

ならば、次のどちらかが成り立つことになる。どちらの場合でも、いろいろと先が考えられる結果だ。

  1. 撮影ではなく日常風景。だが、それは彼女たちがごくごく自然に化粧をするようになったということを示している。

  2. 撮影のためにバレンタインのチョコを選んでいる。この場合は、撮影ではない、日常風景におけるバレンタインがどこかに存在していることになる。

この先はまた気が向いたら考える。

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