国木田花丸考。旅してみたい場所の理由について考える。
2017年3月号に掲載された、メンバーへの『旅してみたい場所』というお題の回答結果。
様々な答えが並ぶなか、花丸さんの回答は『USJ、東北、四国(お遍路さん♡)』というものだった。
これについて、どのような意図が込められているのかについて、読み解こうと頑張ってみた。
USJ
個人的に一番の謎がこのUSJだ。
全くイメージがなくて、ひたすらに「ええ??」と首をひねってしまった。
ルビィと、『行ってみたいねー』なんて話をしていた可能性が考えられる?
旅してみたい場所、というだけなので特に特定の誰かと行きたい場所というわけではなく、可能性自体はありそうだ。
だがそもそもお題は『旅してみたい場所』。
僕の中ではこの施設はただの遊園地という認識なのだが、さすがにただの遊園地に対して旅をするという表現を使うとは考えにくい。
とすると、中に存在する施設やらに、花丸さんにとっては「旅」と表現するべき、何らかの要素が存在するということになる。
正直なところ、どのような設備があるのか以前に、著作権ネズミが牛耳ってる千葉東京ランドと何が違うのかをよくしらない。
困ったときのWikipemonに聞いてみよう。まだ課金してる。
ゲストの期待と想像を遥かに上回る興奮と感動のライドやショーのアトラクションによって、「ジョーズ」「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」などハリウッド映画の世界を余すところなく体験できるテーマパークとして2001年3月31日にオープンした。ユニバーサル映画で数多くの作品を手掛けたスティーヴン・スピルバーグがパークのクリエイティブ総監督を務めている。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン - Wikipedia
なるほどなるほど、ハリウッド映画的な世界観を体験できるというのがテーマと。
たぶん行かないとわからない類のやつだと思うので、わかったようなわからないようなだけど。
ただ、花丸さんはおそらくこの点について「旅」と表現したものと思われる。
映画で見たあの世界に旅立ちたい! と。
・・・花丸さん、映画見るのか。いや、書籍版とかかもしれないな。
もちろん、観たって不思議はないんだけども。
あと、そういえばSidで、幼稚園のときにDVDを見ていた話があったっけ。
そのとき見ていたのは著作権ネズミ関連の映画のDVDとかだったが。
あるいは映画という娯楽は、ルビィとの共通の思い出にもなっているのかもしれないな。
東北
これは、おそらくは花丸さんが敬愛するであろうお祖母様の故郷だからだろうかと感じた。
だがそれならば県名まで指定してしまっても良さそうなものだ(東北生まれ以上のことが設定されていない可能性はある)。
というわけで別の理由を考えてみたいが・・・特に思いつかない。
食べ物が美味しいとか、そういうこともありうるか?
やはりよくわからない。
四国(お遍路さん♡)
よくもここまで幅広い回答ができるものだと感心してしまう。
お遍路さん。四国に存在する、空海にゆかりのある八十八箇所の寺院を巡る遍路、およびそれを行う人への地元民の通称。
さっきまたWikipedia先生に教えてもらった。
他の巡礼地と異なり、四国八十八箇所を巡ることを特に遍路といい、地元の人々は巡礼者をお遍路さんと呼ぶ。また、霊場に参詣することを「打つ」と表現する。
(中略)
また、順番どおり廻るのを「順打ち」、逆に廻るのを「逆打ち」(ぎゃくうち、または、さかうち)という。近年は順序にこだわらず打つことを「乱れ打ち」といわれている。
四国八十八箇所 - Wikipedia
なんというか、非常にヲタクと通じるものを感じてしまうので別の呼び方にした方がいいんじゃ・・・みたいな謎の老婆心が湧いてきてしまう。
これは単純に、寺で生まれ育った娘としての純粋な寺院関連の文化への興味、と考えてよさそうだ。
♡を使っているあたりになんというか、なみなみならぬ、憧れのようなものを感じるが。
ご家族も一度くらいは行ってそうだし、いろいろと話を聞いているのかな。
むすび:USJを気にする理由はなんだろな。
というわけで、旅してみたい場所への回答である、『USJ、東北、四国(お遍路さん♡)』について詳しく考えてみた。
USJはおそらく花丸さんにとっての冒険心を満たすため、東北は祖母絡み、四国はお寺生まれというところに由来するものである、という結論を得た。
USJとかお遍路さんというものを本当によく知らなくて、最初に見たときには「?」となっていたのだが。
ちゃんと調べると、花丸さんの文脈にも十分あてはまるもののようで安心した。
少し気になるのは、花丸さんがどのようにハリウッド映画の知識を得ているのかだな。
映像ベースか、読書によってなのか・・・どっちだろう?
誰かが質問してくれていることを祈ろう。