アニメ版の愛してるばんざーい!の話

アニメ版の愛してるばんざーい!


ふと以前に思いついたネタを形にしておく。
誰も言ってる人を見かけないし、何度か真姫推しに話を振ってみてもいるのだが乗ってくれた試しがないネタがある。
それは、愛してるばんざーい!の扱いについて。

既存曲ではさり気なくアニメで最初に使われたわけだが。
これをアニメ版を正史として素直に受け止めると、すごいことになると気付いたのだ。
周りの反応を見ると気のせいなのかもしれないのだが。


まず、アニメ版で真姫があいばんの弾き語りをしていたシーンは、真姫の加入前だ。
つまり、アニメ版が事実を元にエンタメ要素を取り入れたフィクション(だと僕は思っているのだが)ではないとするならば、これは作詞・作曲ともに、西木野真姫のはずである。
音楽の道は諦めつつも、手慰みに作曲を続けていたのだろうと推察でき、それはそれで切ない話だと思うがここでは置いておく。


で。
これが次に登場するのは、卒業式、穂乃果の送辞の場面だ。
さて、穂乃果がなぜ、この場面で、真姫作曲の歌を歌おうと思ったのか?
恐らくは、語られていない部分で、μ'sの曲として歌っていたのだろうと思う。
しれっと生徒全員がラララにせよ歌えていたあたりでも、そのことは伺える。
その時点でも、「最初に会ったときに、真姫ちゃんが音楽室で歌ってた曲って何?」から始まるやりとりがあったはずだ。

だが、卒業式である。
しかも送辞だ。
歌う場面ではない。
そもそも卒業式に歌う場面は校歌くらいしかない。
その卒業式で、真姫にピアノ伴奏を協力させるに至った経緯。

真姫が穂乃果に送辞の代わりに歌えと言うはずがないから、言い出したのは穂乃果で間違いないだろう。
皮肉半分冗談半分に、「そんなに悩むなら、いっそ歌っちゃったら?」なんてことは言ったかもしれないが。

しかし、いずれにしろ、もともとは自分の作ったであろう曲を、大好きな先輩たちに贈る歌として歌いたい。
だから伴奏よろしく。
そう言われた真姫の心境はどれほどのものだったか。
実際にそれを了承するまでに何があったか。



誰か気になってくれ頼む。
言い始めて20ヵ月経ってる。



ところで同じ話の中で、ヒフミが穂乃果に資料開示を求めていた。
恐らくはあいばん中に、ステージ以外にスポットを当てる部分で難航していたのだと思う。
ステージの照明やら、式典の進行は既に経験しているだろうから、新しい部分はそのくらいしか思いつかないのだ。
あるいは真姫が卒業生に気付かれずにピアノまで移動する方法かも知れないが。

とにかくそのいずれかの方法が、生徒会室に資料として残っている。
ということは以前にそんなイベントがあり、ヒフミはそれを知っていることになる。

その部分については何が起きていたのか、まったく妄想が浮かんでいない。
一体なにがあったのやら。

誰か気になってくれ頼む。
僕は文才がないんだ。

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