国木田花丸の眼鏡の話の妄想
花丸の視線の先に一年生。花丸の視線(見えてない)に気付いて、軽く手を振って去る。(あまり交流はない。たまたま視線が合って、がんばってるね、がんばってね、くらいの感じ)
果南、花丸と一年生を交互に見る。
か「あれ、マルちゃんにじゃなかった?」
は「へ?」
か「や、へ? じゃなくってさ、いまの子」
は「いまのこ・・・?」
か「マルちゃん、あの子をじっと見てたんじゃないの?」
は「誰かいるなーとは思ったけど・・・」
か「せっかく手を振ってもらったんだから、なんか反応してあげればよかったのに」
は「オラに、手を? ・・・きっと、それは、かなちゃんにずら?」
か「や、三年生に向かってあんな気軽に手を振らないでしょ」 一年生っぽいし
は「・・・」 目を凝らす
か「・・・」 なんとなく花丸を眺める
は「失礼なことをしでかしてしまった・・・」
か「マルちゃん、目、悪いの?」
ダイヤが絡んでくる
だ「マルは、家とか、ウチに来るときはけっこう眼鏡かけてるわよね」
か「そーなんだ。学校ではかけないの?」
は「似合わないって言われちゃうし」
る「そんなことないよ! かっ・・・かわいいよ!」
は「という感じで、ルビィちゃんが気にしちゃうから」 かわいいはスルー
か「ふぅむ」
だ「というか、コンタクトにしてるものとばかり思っていたのだけれど」
は「ちっこいから席は前の方にしてもらえるし、ちっちゃい文字のときも、そのときだけかけたらいいから」
か「でもいまみたいなことがまたあると困るよね」
は「う」
か「今後マルちゃんにファンができて、その子が応援してくれたのを、無視しちゃったりなんかしたら・・・」
は「うう・・・」
だ「そんなの、コンタクトにすればいいだけでしょう? コンタクトが怖いなんて言いだすんじゃないでしょうね」
は「怖いずら?」
だ「そんなこと言ったって。スクールアイドルとして踊るんだし、眼鏡ってわけにもいかないでしょう?」
は「や、それはやってみてからでないとわからんずら?」 いそいそ
か「でもマルちゃん、初っ端に・・・」
♪~
わっしょい\かしゃ/
は「あ」
か「跳ぶよね」
だ「跳ぶものね」
は「割れました」
だ「一応学校の活動中の破損だし、保険は利くでしょ」
は「うう・・・明日は練習早引けしなきゃ・・・」
だ「それなら、帰りにウチのスペアもって行きなさい。作り直すのは、週末でいいでしょう」
は「あ、それがあったずら! さすがダイちゃん」
え? という顔をする果南
だ「どうしたの、変な顔して」
か「いや、なんでダイヤの家にマルちゃんの眼鏡があるのかなって。あ、わすれものとか?」
だ「ルビィならともかく、マルはそこまで抜けてないわ。第一、スペアって言ったでしょう?万一って時のためにね。作らせておいたの」 ルビィ「ひどい」
か「ちょっと言ってる意味がわからないかな?」
だ「マルが不便そうにしてたら、ルビィが悲しむでしょう?」
か「う、うん」
>そっとしておこう