ラブライブ2期 5話 凛のコンプレックスの話。

世間では凛ちゃんが可愛いと評判になっている昨今。

皆様、ラブライブ2期の5話はご覧になりましたでしょうか。

いろいろと手のひら返しだ何だとトゥウィッターで騒がれていますが、この件に関しては140文字では到底表しきれませんので、ブログに書き殴って自分のストレス解消とします。

主張としてはいくつかあるんですが。

5話で描かれた凛ちゃんのコンプレックス、正しい意味での、の変化の様とか、
1期からの全員の関係性の変化とか、
1話から思い起こすと確かにちょこちょこ変わっているとか。

まずはコンプレックスからいこうかな。

大きな区切りとしては、一期四話と、今回の二期五話ですね。

コンプレックスが描かれる場面と、それが一時的に潜む期間と、そして凛にスポットが当たることで再び現れるコンプレックスと、その解消。

一時的に苦境に陥って、それを乗り越える姿というのはなんであっても美しいもの。

それが可愛い女の子ならなおのことです。

それ故に、いいね・・・よかったね二期五話・・・と思うわけです。



凛のコンプレックスとはなにかといえば、可愛い存在に対してのものです。

具体的に言ってしまえば、アイドル。

一般的にはコンプレックスと劣等感は混同されてしまっているようですが、凛の場合は正しくコンプレックスですね。

コンプレックスとは、相反する感情が入り混じったものです。

つまり、憧れているんだけど、劣等感を抱いている、という状態。



さて、まずは凛のコンプレックスが描かれる場面。

自分でも自覚していない、強い憧れが描写されてるのが、いいなあと思うのです。

一瞬だったり、声がなかったりするので、流し見だと気付けない部分なのかな。


いくつか挙げてみます。

一期一話で、UTX高校の前に花陽に引っ張られて駆けつけたシーン。
A-RISEをすごい眩しいけど、手が届かない、すごく遠いものを見るような目で見ている・・・と感じました。
つまらなさそう、興味なさそうに見ていると感じる向きもあるようなので、僕の妄想かもしれません。

一期三話で、初ライブを終えた3人に拍手を送るシーン。
憧れだったアイドルの形を、身近な、同じ高校の、ごく普通の生徒が体現している、というところに衝撃を受け、さらには希望を見出しているように感じます。
だいぶ盛ってます。
でも、隣で無邪気にはしゃぐ花陽とは異なる種類の衝撃を受けているのは感じ取れると思います。

一期四話は言わずもがなですね。

特に言及したいのは、幼少の頃にスカートを履いてからかわれたシーンでしょうか。
スカートだー!!と言われただけの描写なので、それを凛が気にしすぎてしまったのか、それ以外にもいろいろ言われていたのかはわかりません。
ただ、どちらにしても、凛が気にしてしまう、つまり似合わないと自分でも思っているけど試してみたい・・・という気持ちを指摘された(と受け取った)からこその、家に戻って着替えてくる、という行動だったはずです。

もっとレベルの高い方々は他にも見つけられるのでしょうが、僕が気になったのはこれくらいでした。

ことりちゃんの留学騒動の話でもありましたが、やはり思春期というか、自分の感情をあまり制御できていない時期の、自覚していない感情をうまく描写しているなあ、と。


で、次はコンプレックスが形を潜める期間。

すっかりその話は解決したものと思っていました。

花陽と同じで。

Sidでその話もあり、可愛らしい自分への劣等感はなくなっていたのかと思ったのですが。

皆と同じで、可愛い格好をするなら怖くない。

そうやって気にしないようにしていただけで、アニメ版ではまだ解消していなかったわけですね。

結局それが顕在化するのは、2期に入ってからとなるわけですが・・・


あれ、話したいことに辿りつけてない。