【なろう系ラノベ】異世界農家が面白いのでおすすめしたい
行けよヤマダァ! 寄生虫が怖いのか!?
みたいな気分になる異世界 × 農業もののラノベの話をします。
異世界農家
ちょいちょい話題にしている農村JACKの首謀者であるスミタヒロキさんの書くラノベ。
長野に移住して三年目。俺はのどかな農村で農業をしていた。
天気も悪いし野菜の値段も安い中、一人でとうもろこしの収穫作業をしていたら、そこへ一匹のキツネが現れて俺のとうもろこしをかじり始めた。慌てて追い払おうとキツネを追いかけて行くとそこは……異世界!?
チートでも俺TUEEEくもないただの農家が、ファンタジー世界で美味しい日本食を求めて頑張る、よくある異世界ものの農業版。
それがこちらのサイトで読めます。
更新はよ!
とか思ってたんですが、なろうにありました。
情報感度が低すぎていけない……。
どんな話?
作品紹介そのままなんですが。
ほぼ著者の分身(たぶん)であるヤマダヒロキ(=ロキ)が、異世界にうっかり足を踏み入れちゃって帰れなくなる感じの話ですね。
現地の狐耳娘たちに言い寄られたりするけど童貞だから動けない!
やれることは農業くらいしかないので農業するしかない!
そうこうしてるうちに地元の種族間抗争がきな臭くなってきて……!?
ってのが一章の話の大筋です。
全三章で、現在は終了(打ち切り?)しています。
チート皆無。
内容はかなり地道な農業です。
なんか著者もご都合主義とかチートが蔓延している異世界農業事情に冷水を浴びせたいみたいなことをどっかで書いてた気がします。
まあねー。
囲碁とかテニスとか、どちらかと言えば一過性の部活とは違って農業は進路レベルの話ですからね。
気軽に選んじゃうといろいろ大変ですよね。
話を戻しまして。
とにかく、主人公はごくごく普通の人間です。
どれくらい普通かと言うと「え、もう少しなんかあるでしょ」と現地人に言われるレベル。
よく言われる『異世界転生したいとか言う人多いけど、俺らみたいな一般人が行っても奴隷にされたりゴブリンに瞬殺されるのがオチだぞ』というネタに近いところを行ってる感じがあります。
強いて主人公の特殊なところを挙げるとすると、農業・起業・地方移住・海外渡航などの分野の経験に裏付けされた知識があるところくらいでしょうか。
……うん、中央値的なジャップからすれば十分な特殊能力だわ。
とはいえ、知識は使えなければ意味がないのもまた事実。
使える知識が『農業に関すること』と、『地方移住の経験から頭の固い連中(=田舎の老人≒部族のお偉方)をどうにかする心得があること』くらいしかない状況で、ロキはどう立ち回るのか……!?
それはさておき狐娘たちが可愛い。
で、主人公以上に大切なことですが、ヒロインが可愛いです。
豪快な(二重の意味で)ルルガと、奥ゆかしい(二重の意味で)ミミナ。
イラストはないですがきっと可愛いと信じてます。
農業のほうはどうしても地味になりがちなのを気にしているのかどうなのか(いや、なろうではよくあることなのかもしれないですが)、ラッキースケベ的な展開も多いです。
いや、全力で逃げるんですけどね。
ヤマダ。
行けよヤマダ!
エキノコックスが怖いのか!?
とか思いながら読んでます。
狐娘というとどっかのVtuberおじさんを思い出してしまうのですが、どうにかしてどうにかなったりしないかなあと妄想しています。
打ち切りとは……?
気になるのが作品紹介のこの一文。
※打ち切りとなりました
作品が中途半端なところで終わっているのかはまだ50話くらいまでしか読んでいないのでわかりません(全100話)。
とりあえず今後更新されることはなさそうです。
タイトルを薄目開けて見た限りだと、それなりにちゃんと終わっている……?ようにも見えます。
打ち切りというのは『もう少し続けることもできるけどここで終わらせておきます』くらいの意味ですかね?
ともあれ残りも楽しく読んでいく所存。
おすすめです。