ロードバイクなどスポーツ用自転車に乗るなら覚えておきたい『おじぎ乗り』とその習得方法。
おじぎ乗り #とは
僕は自転車にあんまり興味がないので、そもそもの常識を知らないんですけど、従来の常識と異なる乗り方らしいですよ。
常識を知らない僕ではありますが、ロードバイクを買って、初めて乗ってみて思ったんですね。
「あ、これ、ママチャリと違う乗り物だ」と。
ということは、今までの常識とは異なるわけです。
なので、正しい乗り方を調べてみたんですね。
そしたら、なんか変だなー、となったわけです。
乗り方が2種類あった
というのも、正しい乗り方とされる定義が2つくらいあったんですね。
その2つは、サドルの座り方から違ってました。
いわく、骨盤を寝かせて背中を曲げる。
いわく、骨盤を立たせて背中を伸ばす。
こういう話って、どこの業界でもあるんですね。
以前、ドラムを習っていたときも似たような話を目にしたんですけど。
その時に学んだ教訓があります。
人間は、骨盤を寝かせて運動するようにはできてません。
そんなわけで、すぐに、楽なのは後者だとわかりました。
そしてその乗り方というのが、『おじぎ乗り』と呼ばれる乗り方だそうです。
どんな乗り方?
さて、名前はわかりましたけど。
どういう乗り方かがわからないと話になりませんね。
仕方ないので、さらにいろいろと調べました。
結論から言えば、人間の仕組みに基づいた、もっとも安全、かつ楽な乗り方、ということでした。
なるほどわからん!
そう思われた方、すみません。
具体的なことは書くつもりはありません。
少しだけ書くなら、その名の通り、『おじぎしたような姿勢で乗る』乗り方になります。
ただ、この言葉だけ見て試すようなことはやめてください。
あと、調べようと思えば前傾姿勢がどーのこーの、体幹がどーのこーのと書き綴ったブログがわんさか出てきます。
が、それらをアテにするのもあまりおすすめできません。
後述しますが、おじぎ乗りには教科書が存在します。
で、その教科書に書いてあるんですね。
『半端な知識で半端に広めるのはやめてください』って。
楽な乗り方。
『もっとも安全で、楽』と書きました。
ここでいう『楽』というのは、体の負荷を減らしつつそこそこの速度で走る、ということです。
間違った乗り方がたたって、膝を壊してしまうなんて自転車乗りの方も多いらしいです。
そういう意味で、楽な乗り方というのには価値があると考えています。
習得するには?
さて、実際におじぎ乗りを習得するにはどうすればいいのでしょうか?
以下の方法が考えられます。
おじぎ乗り関連の記事を読み漁る
ぶっちゃけおすすめしません。
合気柔術やモーラーのドラム奏法など、脱力する運動の経験がある場合は、正しく理解できるかもしれません。
動画を見る
多少は理解しやすいです。
学校や、セミナーなどの授業風景の動画が、無料で公開されています。
それを見るだけでも、ある程度は理解できると思います。
ただ、ちょっと見たくらいだとどうしようもないですね。
動画を見ながら実際にやってみれば、あるいは理解できるかも。
教科書を読む
やはりこれがおすすめです。
丁寧に読み込んで、イラストを参考に自分で試しながら読み進めると、いい感じのところまで習得できるはず。
僕は教科書を読んでから著者の指導を受けに長野に行きましたが、書かれている内容に関しては正確に理解できていたことが確認できました。
まあ、書けないことも教えてもらえるし、確信を得るためにも教室は行くのがおすすめなんですけどね。
教わりに行く
いきなり行っても、効果は薄いです。
まずは教科書の内容を一通り実践してからにしましょう。
授業料は7000円ほど。
東京からだと始発では間に合いません。
このため、宿泊する必要があります。
費用を削るなら、松本駅の近くにあるネムルというネカフェが安いです。
ネカフェでもちゃんと寝れる人じゃないとつらいでしょうけど。
松本から安曇野までは、自転車で3時間ほどで到着できます。
雄大な景色のなかを走れるのでめっちゃ気持ちいいです。
そこまで走りにくいところもありませんのでおすすめしたい。
僕の場合。
僕の場合は、上記の方法を上から順番にやっていきました。
ググって記事を読み漁り、動画を見てから教科書を読み。
今まで調べてきたおじぎ乗りの記事とは内容が違いすぎて、『嘘ばっかりじゃねーか!』とキレそうになり。
もちろん、それぞれの記事を書いた人は別に嘘をついたつもりはないでしょうけど。
で、教科書を読みながら実践して、「たぶんできてるはず」というところまで行ったのですが。
やっぱり不安だったので実際に教わりに行きました。
むすび:教科書読もう。教わりに行こう。
うだうだ書きましたけど。
要するに、教科書買いましょう。学校行きましょう。ってことです。
学校は勉強になるのはもちろんですが、普通に自転車遊びとして楽しいです。
学校には全国からさまざまな出自の自転車乗りが集まるので、社交性の高い方は、その辺でも面白いと思います。