放置系ソシャゲ、放置少女を初めてみる……なるほどこの手軽さは癖になる。
ツイッター広告でよく見かけるやつ。
ちょっとやってみました。
放置少女
結論から言うと……流行る理由がわかるなーって感じ。
面白いです。
ゲームとしては、放置の名の通りクエスト部分がひたすら自動化されたソシャゲですね。
普通だったらアイテム収集とか経験値稼ぎとか、時間をかけてクエストを手動でこなす必要がありますよね。
このゲームでは、そういった面倒が全て自動化されているわけです。
延々と……ゲームを起動していない間すら延々と、ゲーム内のお金や経験値やアイテムを稼ぎ続けてくれます。
スクールガールストライカーズは完全なるポチポチゲーとして話題になりましたが、放置ゲーはその上位互換だな……と感じました。
それ楽しいの?
放置するだけでレベルアップ。
その説明を聞いた人はだいたいが思うはずです……楽しいの?と。
しかしこれが案外楽しいです。
そもそも考えてみてほしいのですが、最近のソシャゲにはオートモードが標準搭載されているものが多かったりします。
昔を考えても、レベルアップ作業を弟に押し付ける兄というのはよく見られた光景でした。
今も昔も、作業部分を敬遠する人は多いってことですね。
ちなみに、本当に何もしないわけではありません。
何ができるの?
メインの素材集めや経験値稼ぎが自動なだけで、それ以外のことはプレイヤーがやる必要があります。
自動部分のリソースは同じですから、それ以外にどれだけ手をかけられるかで差がつける必要があるわけですね。
例えばこんな要素があります。
ボスに挑む
自動でのバトルは、放っておくと同じ強さのクエストを周回し続けます。
ここでボスに挑んで勝利することで、少し強いクエストに挑めるようになります。
自分の強さに見合ったクエストを周回することで効率よく成長できるわけですね。
装備の鋳造
なんか理屈はわからないんですが、装備を集めると『鋳造』というのができます。
鋳潰して素材に戻す感じですかね。
これをやると倉庫の容量が圧縮できるとともに、鋳造値というのがもらえたり、少し良い装備がもらえたりします。
この鋳造値を使うことでより強い武器を鋳造することができます。
集めた装備を分解して圧縮するというのは地味に楽しいです。
なんか、美味しいところだけ持って行ってるような感じで。
ちなみに、装備した方がお得な強い装備を鋳潰しそうになるとちゃんと警告してくれます。
競技の参加
経験値稼ぎとアイテム集めは自動ですが、それ以外にも時間が指定されているイベントの『競技』なんてものがあります。
こちらもまめに参加することで、参加しない人との差が付いてくるわけですね。
始めたばかりで参加できるのは姫プレイというものなんですが、これがSMチックな道具でボスの性感帯を攻撃するとかいう考えたやつ出てこいと言いたくなる内容です。
内容としては時間内にボスを倒すという、ただのレイドイベントなんですが……。
他にも闘技場とか比較的まともそうなものもありますが、少女の調教とかいうもっとやばいのも見えます。
やれることがなさすぎて危険
おそらくこのゲームが成長できたポイントがここだと思うんですが。
自動で戦闘して、アイテムを集めて、強くなって……を眺めているのはいいんですが、だんだん待つのがだるくなってくるんですよね。
要するに、課金の誘惑が強いです。
ポチポチすらすることがないので、もはやプレイヤーの判断は『課金するかしないか?』にのみ存在すると言っても過言ではありません。
他にもいろいろ
魅力は他にもあります。
キャラ絵のレベルが高めだとか。
レアリティの高いキャラのイラストはいい感じに美麗かつレーティングを攻めたものになってます(訳:えっちです)。
あと題材が三国志ってのもいいですね。
このゲーム、クエスト部分が全自動なんでぶっちゃけストーリーとかあってないようなものなんですけど。
ベースが三国志だからそもそもストーリーとか気にならないところがあります。
そもそも三国志ベースのゲームなのにタイトルが放置少女ってのもよく考えると面白いですよね。
たぶん世界観はどうでもいいことなのでしょう。
遊んでみる価値はあり。
そんなわけで放置少女を始めてみたら案外楽しかったよという話でした。
放置ゲーという言葉だけ見るとどうなの?と思ってしまうかもしれませんが、その実態はポチポチゲーの完全上位互換です。
時間というリソースを平等にした上で、その配分と効率化をどこまで突き詰めるか。
そこに特化したゲームとも言えます。
効率化を考えるのが好きな人にはけっこうおすすめですね。
ただ一線を越えるためには課金しかないので、課金慣れしている人は危ないかもしれません。
メインでやってるソシャゲがあって、もうちょっと他のゲームにも手を伸ばしてみたい。
そんな人はちょうどよく楽しめそうです。