【ベーシックインカム】SwiftdemandがなんかICOするとか言い始めたのでWPを確認する【仮想通貨・暗号通貨】

SwiftDemand

ベーシックインカムを提唱するなんかよくわかんないサービスだったswiftdemand。

つい先日、不穏なメールが届きました。
曰く、

俺は暗号通貨になるぞぉおおおおお!

とのこと。

やっぱり暗号通貨じゃなかったんじゃねーか!

みたいな気持ちはありますが、織り込み済みでしょと言われればその通りなのでなんとも言えません。
それよりも、正確なところを読み解いておくべきだろう、というところで読んでみようと思います。

メールを見てみる

メール自体は大したこと書いてませんね。

利用者はめっちゃ増えてるよ!
すごいよ!

ベーシックインカム作るよ!
すごいよ!

みたいな感じ。
一応、紹介されてたフォームには登録してみましたがどうなるのかな。

Interest Formホワイトリストってわけじゃなさそうですね。
あくまで『興味があるよ!続報を教えて!』っていうのを伝えるだけのようです。

あと、ワンページャーとホワイトペーパーも紹介されてますね。
そっちを見てみることにします。

One Pager

こんな感じ。
enter image description here

なになに。

  • 概要
    Swiftはベーシックインカムの提供を実現する電子通貨(digital currency)です。
    メンバーは毎日100 Swift分のベーシックインカムを受け取ります。
    Swiftはマーケットプレイスで、商品やサービスと交換することができます。

  • ビジョン
    トランザクションを実現するために暗号通貨になります。
    全てのユーザーに、事実上のベーシックインカムを提供します。
    Swiftをサポートするプラットフォームを作ります。

  • 50,000 人が登録
    週ごとに10〜20%のペースで増加
    マーケットプレイスでは400を超える商品を提供
    現在までに1億2千万 Swiftが配布されている

  • メカニクス
    1000億枚発行時点で5%のインフレ
    ブロックチェーン用のDAOを構築して拡張性と信頼性を高める
    ユニークなアイデンティティプロバイダおよび委任されたノードのシステムにより、アイデンティティを検証し、堅牢な経済を作り出す

  • 機会
    日毎の自動収入に動機付けられたユーザーの増加
    ユーザーの増加に伴うマーケットバリューの向上
    暗号通貨の知識は不要

  • タイムライン

    • Q1 ホワイトペーパー公開、プレセール
    • Q2 ブロックチェーン開発、機内販売(Onboard Sellers、SwiftDemand内部で取引できると言うことか?)
    • Q3 ICO、暗号通貨リリース
    • Q4 iOS、Androidアプリリリース
    • Q1 分散化、実店舗展開?(Physical Sellers)

White Paper

SwiftDemandがどのような暗号通貨になるか、どのように運用していくか、というのが書かれてます。

ユーザレベルみたいなものが用意されて、投票で動いていくシステムになるみたいですね。
Wikipediaみたいな感じなのかな?

ユーザレベル

以下の4種類。

  • SC(Swift Citizen)
    通常のユーザー。
  • SE(Swift Entity)
    よくわからない。
  • DN(Delegated Node)
    ブロックチェーンの認証をする人。
  • IP(Identity Provider)
    SCの身元を認証する人。

SCが普通のユーザーで、DNが投票で決まる管理者。
IPが認証機関で現在のSwiftDemandそのものだけど、後の方に「他のIPと協力できない」とか書かれているので増えるものらしい。

SEは……なんだろう。
基底クラスとかそういうやつなのかな?

発行量とステージ

先ほども出てましたが、発行上限のようなものがあるようです。
1000億でしたか。
このうち800億がステージ1で配布されます。
その後はステージ2に移行するとのこと。

ステージ1で配布されるswiftもユーザ数に応じて調整されるようです。
計算式は (781250 / (5^(log10(users)))) ……?
ただし最大 100 で最小 1 と。

計算してみる

ユーザーが37万人を超えたあたりで100を割り込むようですね。
100万人の時点でちょうど50。

1億人時点でちょうど2になって、端数の扱いがどうなるかはわかりませんが2億7000万人に達するころには 1 を割り込むようです。

1日に配布されるSwiftは?

ユーザーが37万人くらいまでは、ユーザー人数の100倍のSwiftが配られます。
当たり前ですが。

そして2億7000万人を超えるようになると、ユーザー数と同じだけのSwiftが毎日配られるようになるわけですね。
これも当たり前ですが。

中間の値を適当につまんでみるとこんな感じになります。

ユーザー Swift
100万 5000万
1000万 1億
1億 2億

ちなみにこのもらえるSwiftの5倍が紹介報酬になるみたいですね。
だからいまは500Swiftがもらえるのか、なるほど。

ステージ2ではいくらもらえるか投票で決まる

ステージ2ではインフレ率に応じた通貨が配布されるとのこと。
ワンページャーで言ってた「5% inflation」ってこれのことですかね?
最初は5%だけど変更される可能性もあるとかそういうことかな。

ただ、5%といえども800億だと40億とかになるわけで。
毎日増えていくんですかね?
細かいところはよくわからないですね……。

地域乗数?

国ごとの物価に応じて、もらえるSwiftが減ることがあるようです。
これは減ることはあっても増えることはない模様。
どこが一番高くなるんだろう。

というかSwiftって小数点以下はあるんですかね……?

DNの選出

DN(Delegated Node)とかいうのをSCの中から選出して、一定期間ステークに従事してもらうような仕組みがあるようです。

5年間は6ヶ月ごとに選挙を行うと。
DNになると一定の権限も与えられます。

  • IPの追加およびBAN
  • 72時間以内までチェーンを巻き戻す
  • DNのBAN
  • DNの交換
  • 地域乗数の選択
  • ステージ2において、インフレ率の選択
  • DNの給与額の投票
  • IPの給与乗数の投票
  • 資金提供の可決および否決

DNとIPの給与

Swiftを管理すると給料出るんですね。

ただし、受け取る金額は自身で申告すると。
DNは投票で決まるわけですから、あまり高い金額を申告すると外されるわけですね。

IPの給与は、自身が承認したSCがその日に取得したSwiftの合計に、DNが決定した給与乗数を掛けて算出されます。

暗号通貨としての性能

気になる性能も書かれてます。
トランザクションは3秒以内に行われる。
Visaの倍の処理が可能。
送金手数料は無料。
ただしIPが設定することも可能。

とかなんとかいろいろ書かれてます。

面白そうなのが、管理者がチェーンを巻き戻せるっぽいところですかね。
これによってユーザーを保護するとかどうとか。

なにそれ面白そう。
いろんな意味で実現してる世界を見てみたいですね。
いろんな意味で。

だいたいそんな感じ!

他にもいろいろ書いてありますけどめぼしいところはこれくらいでしょうか。
管理者付きのシステムがブロックチェーンで実現する……というと誇大表現ですかね。
それでもSFみたいでテンション上がります。

絶対の仕組みがあって、それに従って人間が運用していく……って書くと、なんかパラノイアを思い出します。
コンピュータ様コンピュータ様。

WPにもちらほらと、管理者のせいでユーザーに不利益が発生したとしても、それは管理者を選出したユーザーの責任であるとかいう表現が出てきますし。

このシステムがうまく回るのかどうか、開発側も首を傾げてるんじゃないかこれ。

たぶん大丈夫……なはず……。

みたいな。

早めに登録しておこう。

ともあれみんな大好きベーシックインカム制度の実現を目指すシステム。

働きたくない僕としては応援せざるを得ません。

現在のユーザーは70000人ほど。

enter image description here

総発行数は1億4000万なので、まだまだ始まったばかりです。
ステージ1は800億がゴールなので、1%も進んでません。

100swiftがもらえる期間は当分続きそうですし、今のうちに登録しておくと何かの助けになるかもしれません。

SwiftDemandに登録する

毎日100Swiftもらえます。
といっても毎日ログインする必要はなくて、1週間までは溜めこめます。

僕もこんな感じでまばらにログインしてます。

enter image description here

本格運用まではあと1年くらいあるみたいですし、いずれにしても早めの登録がおすすめです。

SwiftDemandに登録する

B! LINE