coincheckがどうにも肌に合わないので使わなくなった話。
セキュリティに優れ、またアフィリエイト報酬がキャンペーン中で非常に魅力的なため、猫も杓子もという形容がぴったりな感じで薦める人の多いcoincheck。
ただ最近、どうにも使い勝手が悪いなあ……と感じるようになって、使わなくなりましたという話です。
理由としては2つあって、ひとつは『送金が遅い』、もうひとつは『アルトコインの値段を見たくない』というものです。
すげぇ身勝手な理由なんですけど。
やっぱりHYIPなんてやってる人間はセキュリティ意識が低いんだな、なんて思いながら読んでいただければ幸いです。
ちなみに取引所(コインと日本円を交換する場所)としては問題はまったくないです。
送金までの手続きが遅い
で、なにはなくともこれが一番の原因でした。
複数のHYIP間でビットコインをやり取りする関係上ちょこまかと送金する必要があるんですが、coincheckからの送金がzaifと比べるととにかく遅い。
何をしているのか知らないけど遅い。
遅い遅いと呟いていたら、似たような状態に見舞われている方からDMが飛んできたほど。
そういうのは心強くはありますが、「そうですか」としか返しようがないので若干心苦しさはあります。
ただ、単に遅いって言ってもいろいろあるだろという話はありますよね。
それはもっともです。
というわけで、何が遅いのかというところをもう少し詳しく見てみます。
送金の手順
送金の手順は、ざっくりとこんな感じです。
- アドレスと金額を指定して、送金ボタンを押す
- coincheck内部で処理される
- トランザクションがネットワークに発行される
- ブロックチェーンに承認される
- 送金が送金先に指定した口座に反映される
coincheck以外でも、基本的に同じ流れになるはずです。
で、coincheck。
こいつは、なんか2の内部の処理にめちゃくちゃ時間がかかるんです。
1日くらい待たされたこともありました。
原因はFAQに載ってた
で、これ。
公式のFAQを見たら載ってました。
coincheckではお客様から預かっているビットコインの95%以上をコールドウォレットに保管しています。
そのため、インターネットに接続され、簡単に送金ができるホットウォレットの残高がなくなると、コールドウォレットから補充するまで送金が行えません。このタイミングで人の手を介する必要があります。
coincheckではお客様の送金の95%は自動で送金されますが、5%の高額な送金の場合は、お時間をいただくことがあります。
セキュリティの高さを売りにしているcoincheck。
どういう仕組みなのかよく理解していなかったんですが、手動の部分があるんですね。
そりゃー遅いわ。
本当にそれで安全になるのか、というのは少々疑問が残るところではありますが……。
アルトコインの値段を見たくない。
そして理由の二つ目。
これに関しては、完全に身勝手な理由。
射幸心を煽られることなく心穏やかに過ごしたい、という理由です。
というのも、アルトコインの変動って結構激しいですよね。
ビットコインも激しいですけど、それ以上の値動きで、半分になったり倍になったりします。
そんなのを見ていると、いちいち『あの時買っておけば……!』なんて苦悩にとらわれるわけですよ。
買わないと決めているにも関わらず(心が弱いです)。
アルトコインで稼ぐには、資産と才能が必要になります。
資産がない人は、うまく買えたとしてもその利益はたかが知れています。
才能がない人もまぐれで1回くらいは勝てるかもしれませんが、勝ち続けることが難しいのは明らかです。
リップルで億万長者!
なんて話はよく聞きますが、よくよく話を聞いていると『リップルを10万円分買ったら1億円になっていた』とかそういう話なわけですよ。
冷静に考えてみてほしいんですけど、数年前に仮想通貨なんてものを知るチャンスがあったとして、それに10万円を払うという判断ができるでしょうか?
僕はその機会があったとしても、見送ってしまう自信があります。
なのに毎日毎日、買いもしない、買えもしないアルトコインが青くなったり赤くなったりするのに合わせて『売りどき!買いどき!』なんてはしゃぐ生活を強いられる。
一週間くらいは楽しかったんですけど、少々疲れてしまいました。
むすび:今は淡々と回したい。
というわけで、そんな理由でcoincheckから遠のきました。
まあ、そもそもウォレットとして取引所を使うなって話はあるんですけど。
いまはウォレットとしてはBitGoを利用しています。
しかしビットコイン、騒がしいですね。
8/1に暴落するか? なんて思ってしまったんですけど、なんかそんな気配はさっぱり遠のいてしまいました。
このあたり、自分の投機への適性のなさをしみじみと感じる部分です。
きっとHYIPの中の人たちは、先の暴落でもしっかり儲けてくれていることを願ってやみません。
その才能に対してお金を払っているわけですからね。
いまは穏やかにHYIPを回し続けます。
成績(というか途中経過)も公開しているので、よければあわせてご覧ください。