【VALU】どういうVAが欲しいか考えれば、そんなに難しい話じゃないのかも。
今更ながらVALUの仕組みが把握できてきて興味も出てきたため、いろいろ勉強しています。
この初動の遅さが一般人感出てますよね。
親近感湧かないですか。
湧きませんか。
まあいいですけど。
状況整理。
いろいろ考えてみてるんですけど、どうやら僕が考えてるよりも世間の皆様からお金をいただくというのは難しい、というのが実情のようです。
この辺、ちょっと自分の感覚が世間の標準からずれてるらしく、正直面倒だなあと思うんですけど。
どうやら『普通の人』というのはよくわからない自分の衝動に従って財布の紐を緩めたりしないものらしいですね。
要するに、『いいから黙って全部オレに投資しろ!!』と言っても投資してくれるわけではないと。
そもそもそのセリフ言った人も、それで投資してもらえたわけじゃないですしね。
考えてみる。……ほしいVAとは?
さて、じゃあもう少し保守的な自分というものを引っ張り出してみて、そんな自分ならどんなVAなら買いたいと思うか? を考えてみようと思います。
まず大前提として、『得をしたい』『損をしたくない』というのがあると思います。
ほんとに前提も前提ですよね。
情けは人のためならずという言葉の通り、人助けというのも、大局的な、あるいは長い目で見ればそれが自分にとって得だからするわけです。
本人の自覚的には得というよりは単純に自己満足なのかもしれませんが。
まあ、そこの違いはあまり重要ではなく、人は自分のしたいことしかできないものです。
故に、自身が得をする方向に動いていくのは変わりません。
特にこういう新興のサービスでは自分の直感を曲げてでも従うべきセオリーというものがそもそもありませんから、その傾向が強まります。
得をするVAとは?
じゃあ得をするVAってなんなのよ、ということを次に考えてみます。
ぱっと思いつくのは……値上がりによって得られる売買差益ですよね。
キャピタルゲインってやつですか。
それ以外に得できる要素を考えてみると、キャピタルゲインを含めてこんなところでしょうか。
- 売買利益(値上がりが期待できる)
- 優待(購入価格以上の価値がある)
- 応援(応援していることを表明できる)
実際にはこれらのどれかを満たしていれば自動的に他の要因もある程度満たす気はします。
値上がりが期待できるVA
有名どころのトッププレイヤー、イケハヤさんとか堀江さんとか、は何はなくとも売買利益が大きいですよね。
初期は特に、それを理由にして値段が上がったはずです。
現在はある程度値段が高くなってしまっているのでこの理由は弱くなっているでしょう。
ただ、少なくとも『今よりも価値が落ちることが考えにくい』というのはあります。
値上がりが期待できることの逆、値下がりが考えにくいというのも購入動機になりそうです。
優待がもらえるVA
優待で思いつくのはやはりハヤシはしるさんです。
高知のこだわりの”えいもん”を優待につけてます。
— 林 利生太(ハヤシはしる) (@dxxb1212) 2017年6月20日
結構人気で、驚き!^^
これがVALUの正しい使い方っすね
林 利生太 (ハヤシはしる)のVALU https://t.co/QBH29zBk3l #VALU #バリュ
いやまあ、僕が卵と酒目当てに5VAを購入したからなんですけど。
20000円くらい? いいんだよこまけぇこたぁ。
ただ彼の場合は、優待ありきではなく、他の要因も複合しています。
そもそも卵6個と酒1瓶ですから20000円もするわけないですし。
ふるさと納税10000円で2本ですから、まあ高くても1本2000円くらいでしょうか。
それでも15000円を支払った理由は、『あの』イケハヤさんと懇意であること、面白いことを手がけているためこれから価値が上がると期待できること、そしてそういう属性のあるハヤシさんを直に応援できること。
その辺の打算があって、購入しているわけです。
まあ一番の打算は、VAの価格は最悪でも下がることはないだろうから、最終的に同価格帯で売り抜ければ優待分がお得……ということですけど。
その考えが最悪だ。
まあ事実なんで仕方ないですね。
応援のためのVA……は、ないか?
考えてみると、純粋な応援というのは動機としては弱いですね。
応援しようと思ったら、その人の活動を拡散するとか、他にいくらでもやりようはありますし。
それ以上に個人の資金には限界がありますし、個人が一人だけで何万円とか出したところで『で?』って話です。
そもそも売る側として、応援目的の購入しか来ないってかなり問題ですよね。
市場的に無価値なのかよと。
加えて、そんな応援だけで財布の紐が緩むような狂気的な人はそんなに多くないでしょう。
なんにしても、そこは目指すべき場所じゃなさそうです。
結局、カネかモノか。
そんな感じで色々考えていくと、お金を出すという判断を引き出すには、やはりリターンが見込めることが重要という結論になります……当たり前すぎますけど。
売買差益が確実に狙える。
優待を得つつあわよくば売買差益が狙える。
そういうVAが、得をするVAと言えそうです。
ついでに、そのVAを発行している人が好きな人だったら気分がいい。
そういう感じですね。
仕組みを理解してないのはリスク
上記に加えて、もう一つ。
「よくわからないけど始めました」って言ってる人のVAは売れないってツイートを見かけました。
これも『値下がりを起こさないことがVAを買う動機になる』ことを考えれば納得できるなと。
「よくわかってない」人は、ある日突然全てのVAを「よくわからずに」大安売りすることだって起こりうるわけですからね。
VAで大損したという失敗談が豊富に出てきている現在では、VAの発行者がVAを理解していないのは非常に大きなリスク……というわけですね。
自分のVAをその状態に……できるのか?
さて。
上記条件に自分のVAを持っていくにはどうすればいいでしょうか。
……無理じゃない?
というか人気と価格って完全に表裏一体というか、ループですよね。
人気があれば欲しい人が集まるから、価格は上がる。
価格が上がるなら売買差益を狙う人が集まるから、人気が上がる。
バブルとも言いますが。
ただ、そんなに絶望することはないのかもしれません。
安値から始めて、相応のところでループを作っていけばいいわけですから。
10万円のVAを1000人が狙うという状況は作り出すのは大変でしょうが、相応にスケールダウンすれば……例えば1000円のVAを100人が狙う程度なら、そこまで難しくはない、はず。
じゃあ、100円を10人が狙う状況なら?
……まあ、それでも一般人からすればなかなか難しいでしょうけど。
ただ極端な話、ファンが2人いればそれで競争は起きる条件は満たされますからね。
もちろんそれは極端過ぎますけど。
でもまずはそれくらいであっても、進まなければ話にならないわけなので、進むしかないのです。
なんて甘言を自分に言い聞かせて、犀の角のように進んでいくとしましょう。
むすび:信頼関係。結局そうなるのか。
というわけで、欲しくなるVAというのは何か?
ということを考えてみました。
- 購入動機はいろいろあるかもしれないけど、結局『ほしい!』ってなるVAって、金銭的なメリットが不可欠だよね。
- 人気と価格が表裏一体になってるから、一般人がお金を集めるのは難しいよね。
そんな感じの結論でした。
まあ、世間様からお金をもらうことを考えれば当然のことではありますね。
結局、世間で言われている評価は正しくて、『有名人限定の集金システム』なのでしょうね。
ただ正しかろうが的外れな意見というのは存在するもので。
確かにVALUは有名人以外は金を集められませんが、それは有名人が有名であることによって信頼関係構築の時間をすっ飛ばしてることに起因するものです。
一般人であろうと、段階を踏んで信頼関係を築くことができればお金を払ってくれる人は出てきます。
ですのでそのあたりは単純に時間の問題でしかありません。
別に特別な話じゃないですよね。
商売と一緒です。
やったことないですけど。
そんなわけで平日の9時から18時まで、アルパカさんのVAが買えますので、覗いてみてください。
仮想通貨に手をつけてない、って人はいい機会だと思って、(僕にお金を出すかどうかはともかくとして)始めてみるのがおすすめしておきます。
ZaifとかCoincheckとか見てみてくださいね。