国木田花丸非公式イメージ酒「いいずら」。長野県と静岡県の「ずら」を比べてみる。
先日のStartup Weekend Numazuの懇親会で振る舞われまして、いただくことができました。
長野の地酒、いいずら。
どこのお酒なのか確認したのですが……長野県なんですね。
長野なのに、なんで「ずら」なんだろう?
と疑問に思ったので、すこし調べてみました。
純米吟醸とかどう考えても美味しいんですけど、それにしても美味しかったので2本注文してしまいました。
送料はクール便なので800円ですが通常520円でした。(1本だと470円)
長野の「いいずら」→「いいでしょう」
さて、適当に検索したところ、こんなサイトが見つかりました。
「いーずら」とは大町弁で「良いでしょう」という意味。
ふーむ。
普通に長野の方の方言、ということなんですね。
とはいえ、いろいろ疑問はありますので、一つずつ見ていきます。
大町 is どこ
位置的には自転車の学校のある安曇野の、さらに北の方みたいです。
大町弁 is なに
- 長野県 安曇野 安曇野市 松本 穂高 方言集
- 高山不動産ホームページ 松本市蟻ケ崎 松本市開智 松本市沢村 不動産 安曇野市 塩尻市 大町市 中古住宅 宅地 土地 建物 仲介 不動産相談 マンション アパート 駐車場 別荘地 売買 賃貸
なにやら不動産のサイトのようですが、方言一覧のようなものが出てきました。
タイムスタンプ的にごく最近のもの?
ずら・ずらい==・・・でしょう(語尾に付ける)
ここでも「でしょう」の意味のようです。
大町弁、ということでたぶん細かい地域差はあるのでしょうけれど、「ずら」に関しては長野松本の地域的なもののようですね。
静岡の「いいずら」→「いいですよね?」
さて一方で、静岡の「ずら」は推量の意味を持つ言葉です。
例えば「いいずら」はどちらかというと疑問系の使われ方をして、「いい(とあなたも思います)よね?」という意味になります。
英語で言うと、「It is ~~~, isn’t it?」みたいな感じです。
むすび:花丸さんは長野寄り……でもないか。
というわけで、この2つの地域における「ずら」は、似たような意味ではあるものの……
- 長野県:人に勧める表現。
- 静岡県:同意を求める表現。
このような違いがあることがわかりました。
疑問系でないので、花丸さんの使う「ずら」はもしかすると長野よりなのでは!?
なんて思ったんですが。
人に勧める表現というわけでもないですし、違うっぽいですね。
やはり東北から嫁に来たお祖母様が劣化コピーした「ずら」を完コピした、という線が強そうです。
……って記事を引用しようとしたんですけど、これ「TOUMEI県FUKUI市 Vol.2」で書いたネタでした。
なにがやはりだよ!
少し引用します。太字はこの記事にて修正。
2016年12月号で祖母譲りの方言という発言が飛び出したことで、別の見方をすることもできるようになったように思うので、その点について考えてみる。
(中略)花丸さんの方言、口調と抑揚と一人称と語尾、は東北生まれのお祖母様が使っていたものであり、すべてのツッコミどころは「そもそもコピー元であるお祖母様が間違っていた」と解釈すればすんなりと説明できる気がする。
お祖母様が間違っていた理由は、東北から嫁にやってきて、よく意味も分からぬままに真似をしてたらあんな感じになってしまった、というところだろうか。
TOUMEI県FUKUI市って何よ
って人はこちらをご覧ください。
Pixivにもお品書きをアップしてあります!よろしくお願いします!#C91 #C91お品書き#降幡愛
— トウメイキンギョ™️公式アカウント (@toxumeikixin) 28 December 2016
【C91】お品書き_TOUMEI県FUKUI市vol.02 |
https://t.co/cgRFvCs7Eb
唐突な降幡愛タグに噴かざるをえない。