内浦をヲタクタウンに変えてしまった責任。
小ネタです。
ふと思いついたこと。
僕らが内浦で幅を効かせる前にも、そこには確実に、内浦が好きで通っていた変人が少しくらいはいたはずじゃないか。
ふと、そんなことに思い至った。
たとえば。
週一でも月一でもなく、年一ですらなく。
「いいところだったねえ」「また行きたいねえ」なんて言って旅行の資金を貯めて、もしかしたら十何年、いや何十年ぶりかに来る。
そういう人だって、いたのかもしれない。
もちろんありえるかもわからない、希薄な可能性ではあるけれど、そういう、内浦が好きで、内浦に来るのが楽しみで来た人たちの思い描く内浦を。
気持ち悪いぬいぐるみを抱えた奇天烈な格好をする社会不適合者が練り歩く街——すなわち、ヲタクタウンに変貌させてしまったことへの責任は、各自考えておく必要があると思う。
僕らの責任。
金払いがいいからとか、地域の活性化に貢献してるからとか。
そんなクソみたいな理由で、そういう人を寄り付けなくしてしまった、そういうことは忘れてはいけないと思う。
もちろん、淘汰されてしまうことがいるのは仕方のないことで、それ自体に慈悲をかける必要はないし、変に卑屈になる必要も全くない。
でも、そういう人を無碍にしていいとは思わない。
なんて思ったんだけど、そういう人っているのかなあ?