ロードバイクのヘルメットのWikipedia読んでたらなかなか面白かったんよ。
自転車のヘルメットの話。
https://t.co/fIswna0Ovt
— 怒り狂うアルパカ (@takoyaki_bot) 2017年4月24日
自転車ヘルメットの効果ってむしろ害悪なんて論争もあるのか……。「義務化した場合、面倒・かっこ悪いからという理由で自転車人口が減ることによる健康被害の影響の方が大きい」とか「これさえ被ってれば大丈夫という慢心が事故を誘発する」とか。
あと事故の種類によってはヘルメットがあることでむしろ被害が増大する。回転によって脳がねじれて、内部で欠陥や神経がちぎれる、みたいな被害に対してはヘルメットがあることで直径が増える→トルクが増す→威力がマッハ みたいな話。
— 怒り狂うアルパカ (@takoyaki_bot) 2017年4月24日
子供のヘルメットに関してだと、「ヘルメットがなかったら即死だった」という事故が起きる可能性(サンプル数が少ない上に判断が難しい)よりも「ヘルメットの紐がひっかかって窒息する」事故のほうが多いとか、なんとも言えない話が……。
— 怒り狂うアルパカ (@takoyaki_bot) 2017年4月24日
これで「ヘルメットかぶるのやめよう!」とは思わないけど、ヘルメット被ってれば安心、なんてふうに思うのはやめたいね とかそんなありきたりな結論になるのかね。
— 怒り狂うアルパカ (@takoyaki_bot) 2017年4月24日
デメリット(仮)もあるよ。
明確な効果があるかどうかはいまいち証明されていないし、デメリット(仮)が意外なほど多く挙げられています。
要するに、ヘルメットは被らない方が人間社会全体で考えると有益かもしれないってことですね。
ちなみに、Wikipediaにはこんなデメリット(仮)が羅列されてました。
もちろん、「ヘルメットには事故を防ぐ効果はない」という話とどっちが確かかもよくわかっていない状態です。
ただ、どれも「そういう面はあるよな」と思わせてくれます。
自転車人口の減少
ヘルメットを面倒がって自転車に乗る人が減ることによる人間全体への健康被害の方が、ヘルメットで防げる(かもしれない)事故件数よりも多いはず。自転車人口の減少による副作用
自転車人口が減ることによって自動車が「自転車がいるかも」という意識が低くなって危険。安全性の相殺
ヘルメットを被ることによって、危険への意識が下がる。自転車の整備を怠ったり、危険な運転をしてしまったり。また自動車の側でも、ヘルメットを被っている自転車の方が近くを走れるらしい。回転衝撃による頭部損傷
事故で発生する衝撃は単純な打撲よりもむしろ体が揺さぶられる回転の方が多い。ヘルメットを被ることで頭の直径が大きくなり回転の衝撃も大きくなる危険がある。あご紐による窒息
ヘルメットを被っていなければ死んでいたような事故に遭う幼児よりも、木などにヘルメットを引っ掛けて窒息してしまう幼児の方が多い。
むすび:被ってればOK、とは思わないようにしたい。
というわけで、ヘルメットを被るのが当然という風潮が目立つ世の中ではありますが、反対派なんてものが存在するんだね、という話を紹介してみました。
かくいう自分も、被ることで自転車に乗る安心感を得ている節はあるので、そこで思考停止に陥らないようにしたいなと思いました。
デメリットがあるとか、効果は眉唾であるとか、そんな論調ではありますが、個人的にはヘルメットは必要だと考えています。
安全性の相殺なんて言っても、特に乗り始めのうちは、「何が危険か?」をわかっていなかったりもしますしね。
それに、ヘルメットを被っていなかったとしても、最終的には慣れて、ヘルメットを被っているときと同じような集中力になるでしょう。
少なくともうっかりさんの自分はそうなる自信があります。
ただ周囲に与える影響というのは盲点でした。
確かに車に乗っているとき、ヘルメットを被っていない自転車を見かけるとヒヤヒヤします。
そういう影響があるんだとすると、自分が普通に気をつけているだけでは危なさそうですよね。
周囲の注意とか、基本的なことを定期的に自戒していかないといけないなと感じます。
なんていいながら折りたたみヘルメットを$50で購入してみる。
— 怒り狂うアルパカ (@takoyaki_bot) 2017年4月24日
という言い訳を元に、折りたたみヘルメットを買ってしまいました。
気を紛らわしきれませんでした。