ロードバイクというか自転車用の折りたたみヘルメットがぶっちゃけ必要ないんだけど欲しいから紹介して気を紛らわせる

初めてロードバイク(異論は認める)に乗ったときに感じたのが、『あ、これ頭守らないと死ぬわ』ということでした。

今でこそだいぶん安定しましたが、乗り方がまだまだ下手くそだったころはヘルメットに命を救われたことも何度かありました。
以前にみかん畑に転落したときもヘルメットが地面にぶつかってたらしく、端が割れていて肝を冷やしたものです。

邪魔なものは邪魔。

ただヘルメットって、そうは言っても、正直なところ……邪魔ですよね。

単純にかさばるし、カバンに入れようにもそのままじゃでかいし。
むき出しで持ち歩くのもなかなか抵抗がありますよね。

そこで出てくるのが、『邪魔なら畳めばいいじゃない』という考え方。

そう、折りたたみヘルメットです。

このタイプはいくつか種類があるので、物欲を紛らわせるために紹介してみようと思います。

ちなみに僕は、折りたたんで電車に乗る時は、外したペダルとかグローブとかをヘルメットの中に入れて運んでます。

なのでそもそも折りたたみヘルメットが必要ないんですよね……でもほしい……いらないけど……。

折りたたみ製品いろいろ。

折りたたみロードバイクなんてものを買ってしまった手前、いろいろと折りたたみのグッズに目が行ってしまうんですよね。
なので一時期、色々調べてました。
というわけで、それらをここで紹介してみます。

今回物欲が再燃して改めて調べてみたら、調べ方が足りなかったのか新しく出てきたのか種類が地味に増えてました。
ヘルメットが大事なのはわかるけど邪魔……と悩む人、やっぱり多いみたいですね。

ベロライン

クラファンで見かけたこの商品。
そのときはMORPHERって名前だった気がしますが。

これは縦に折りたためます。
ちょうちょみたいなイメージでってことで、かつてはMORPHERって名前だったのかな。
知りませんが。

Amazonレビューだと、若干耐久性に難ありみたいなことが書いてます。
が、よく読むと『8ヶ月ほぼ毎日、数回使っていたら壊れた』というスーパーヘビーユーザーの意見ですのでそれを考慮してやる必要があります。

実際どれくらい折りたたんだのでしょうか。
8ヶ月ということは240日。
特に書いていませんが行き帰りで往復すると考えます。
すると、毎回カバンにしまったとして、開いて閉じてを約500回繰り返すと壊れる計算になりますね。

これが多いか少ないかの感覚は人それぞれですね。
自転車に乗る頻度によって変わりそうです。

僕の場合は多くても週に1回なので、5年くらい。
それくらいなら問題なさそうです。

Closca Fuga

https://gyazo.com/4896eccf7e1b236632f9471c5c71afcf

Closca Fuga: Bike Helmet For The City | Double Safety Certification

100均で見かける、折りたためるじょうごみたいな感じで折りたためます。

折りたたむと、底の部分が真っ平らになっているのと相まって板っぽくなります。

カバンの中に入れるには少々分厚いですが、部屋の中に置いた時の安定感は一番ですね。
上に本とか載せられます。

PANGO

https://gyazo.com/9a4fcb449553159be552dc17c45ea918

Pango™ Folding Helmet | BioLogic Bicycle Accessories and Bike Gear

Tシャツかなにかのように折りたためます。
公式サイトで$80くらいのところが$40になって、日本への送料が$10。
だったんですが、久しぶりに見に行ったら値上がりしてました。

それでもアマゾンで正規輸入を唄ってるところの半値くらいで買えるので、輸送までの時間が許せば公式サイトで買うのがいいでしょうね。

OVERADE

これは以前にも見かけたことがありました。

折りたためるんですが……あまり小さくならないなあという印象です。
値段も変わらないので、これ買うならMORPHERだよなあって思ってます。

まあ、どっちも必要ないんですけど。

耐久性って大丈夫なの?

ところで折りたたみヘルメットと言われて一番気になるのって、やはり耐久性じゃないでしょうか。

折りたためて持ち運びしやすい! 便利!

なんていくら言われたところで、防御力が足りずに死んでしまったら笑い話にもなりません。
いや、笑い事じゃないですけども。

折りたたみロードバイクというパワーワード感溢れる商品ですら「いろいろと大丈夫なのか?」という気持ちになるのに、そのうえヘルメット。
心配になるという気持ちは非常にわかります。

商品の説明を見てみると、何かの試験には合格しているみたいなことはちゃんと書いてます。
正直なところそれがどの程度の事故を想定したものなのかはわかりませんが。

ただまあ、『折りたたみじゃなくて普通のヘルメットなら助かっていた』という事故に遭う時点でいろいろ詰んでいるという気がします。

細かいことを言い出すと……

この辺はいろいろ議論があって、むしろ『ヘルメットをつけることで慢心するからかえって事故が増える』というヘルメット反対派もいるらしいです。

ロードバイクのヘルメットのWikipedia読んでたらなかなか面白かったんよ。|アルパカのサンドバッグ

あと自転車事故はそもそも少ないので、ヘルメットの着用によって生存確率が上がるという事実はいまひとつ確認できていないとかいうぶっ飛んだ話もあったりします。

ともあれヘルメットに命を救われたことのある身としては、かぶらない方がいいとはとても言えません。
かぶっていなくても死ななかったかもしれませんが、かぶっていたから無傷で済んだというシーンは意外に多いです。

そんなわけで、ヘルメットを気軽に持ち運べる、ヘルメット着用のハードルを下げるという意味で、折りたたみヘルメットという選択肢はいかがでしょう?
みたいな話でした。

むすび:意外に良いかも?

というわけで折りたたみ自転車を買ったせいでいろいろと折りたたみ製品が気になる中でヘルメットを折りたたもうなんて考える人がいたんだなあという驚きとともに紹介してみました。

値段的にも1万円はザラな普通のヘルメットと比べると安めですし、案外良いのではないでしょうか。
折りたたみはデザイン的な制約も多いですが、ベロラインのように普通のヘルメットとあまり変わらないものもありますし。

ヘルメットを持っていない方はこの機会に買ってみてはいかがでしょうか?

B! LINE