自転車の盗難対策にもなるクイックリリースペダルが超優秀
自転車のペダルの話
自転車の話をしているので、関連してペダルのことについても書いてみます。
これは結構ナイスな選択をしたと自画自賛していて。
クイックリリース着脱ペダル(公式サイト)
こいつが輪行はもちろん、ふだん乗るときも非常に便利なので、紹介したい次第。
大丈夫? ドッペルギャンガーだよ?
取り外しができるということで、一番不安がられそうなのが耐久性ですよね。
なにかと評判のドッペル様のことですし。
でも、大体1年間で1500kmほど走ってますが、どうにかなる気配はありません。
普通だよ!
と言い切れるのも、実物を見ればわかるんですが、構造が実に単純で、安心感があります。
本来のペダル軸の径より少し細い鉄の棒を引っかけているだけなんですね。
ペダル軸は十分な安全マージンを確保した太さのはずなので、多少細かろうが問題ないということですね。
少なくとも、折りたたみタイプのペダルのように、構造的に弱いところがあるという心配はありません。
使っていても、ぐらつきとか、その手の不安感は一切感じませんね。
たまーに、外れない
一点だけ、注意点があります。
たまにがっちりロックがかかって、手では外せないときがあります。
でもそんなときも、マイナスドライバーとかでこじれば外せるので、心配はないです。
なんか中で変な風に噛み合っちゃうんですかね。
なんにせよ、携帯している工具にマイナスドライバーかなにかを用意しておくのがよさそうです。
輪行で便利!
さて、このペダルの役立ってるポイントの一つ目。
輪行です。
ペダルって案外、邪魔なんですよ。
輪行したことのない人でも、自転車を押して歩いたことはあると思います。
ペダルが足に当たって、邪魔になりませんでした?
狭い電車の中に、そのペダルを付けたままの自転車を運んだら、なおのことなわけです。
これを外すことで、多少は邪魔さが軽減できます。
邪魔なペダルがなくなることによる効果はもう一つあります。
小さい輪行袋にも入るようになることです。
この効果は大きくて、なんといっても、L-100に入るようになるんですよ。
L-100については詳しくは省きますが、わりとメジャーな部類の輪行袋です。
輪行についての記事を豊富にあげているワールドサイクルという自転車ショップでも、一番おすすめと言われています。
ただもしかすると、PKでけっこうぎりぎりだから、他の色だとはみ出ちゃうかも・・・?
(PKは女性用のため、フレームサイズが10cmほど短いです)
盗難対策になる!
お役立ちポイント二つ目、盗難対策。
これは数万円で買えるドッペルギャンガーを、ノーマルで使っている人ならではの利点なんですが。
このペダルを使うと、鍵がいらなくなります。
そもそも、自転車を盗む動機って、乗って移動したいか、転売したいか、どっちかなんですよね。
その対策として、一般的には、移動できないところにくくりつけたりしてるわけです。
では、ドッペルギャンガーの自転車が、乗れない状態で置いてあったらどうでしょう?
乗って移動したい人は、乗れないから盗まないですね。
転売したい人も、新品で4万円もしない自転車を盗むとは思えないです。
パーツをばらして転売したりもするようですが、残念ながらドッペルの自転車はミニ四駆でいうところのノーマルモーターレベルのパーツをかき集めてできていて、その意味では『むしろ割高』と評されることすらあるほどです・・・。
僕は、盗みなんてリスクを冒す人は、ちゃんと盗むものの市場価値を調べてくれていると信じてます。
ちなみにこの利点は、ドッペルでなくて、普通のママチャリでも発揮できますね。
ママチャリの場合はそれこそ市場価格なんて期待できませんから、乗れなければ盗まれないわけで。
ワンチャリツーロックなんてやらないでも、ワンチャリワンペダルなら誰も乗れませんし、盗まれませんよ。
ペダルを変えるだけなんで、お手軽です。
ただ、悪戯で鍵をかけられたり・・・は、ちょっと不安ですね。
かけられる鍵はかけた方がよさそうです。
むすび
クイックリリースペダルは便利。
特に827-PKと組み合わせると、L-100に入るようになってすごい。
ワンチャリワンペダルで盗難対策にもなる・・・自転車自体に価値がなければ。
というわけで、かなりオススメなペダルです。
ビンディングとか怖いんで・・・